ファルゥーク・ホスニ文化大臣は、最高考古学庁の一行がサッカラで紀元前１５００年の新王国時代の蜂蜜収集の監督者であるエピに属する墓を発見したと、発表しました。

最高考古庁のザヒ・ハワス博士は、この重要な墓は第６王朝のペピ２世の母、クイト女王の葬祭殿の南側に砂を取り去っている時、発見されたと話しています。

ハワス博士は、その墓は泥レンガで造られ、神へ奉納している様子を描いたレリーフがあるチャペルなどが、北側の壁に保存状態良く発見されたと話しています。
また、奉納物が載っているテーブルの横にエピと妻のシクマットが座っているレリーフは、墓の西側の壁で発見された、とも述べています。

そのレリーフは、シクマットが夫の肩に手を置いて、ロータスの花のにおいをかいでいる様子が描かれています。墓の所有者の家族の固い絆が象徴されています。