２０２５年９月１１日(木)、チリでは１９７３年９月１１日に発生した陸海空軍と警察による軍事クーデターの５２周年にあたるこの日、クーデター後に誕生した独裁政権によって殺害された市民を追悼する式や人権保護活動、民主主義を祝うイベントなど、様々な関連行事が行われます。

９月１１日の午前中には、サンチアゴ区大統領府前憲法広場の銅像前にて公式追悼行事が行われるため、広場周辺で交通規制が敷かれます。また同日の午後には、市内数ヵ所にて学生による平和行進が行われるため、部分的に渋滞が発生することが予想されます。
当日、サンチアゴへのご旅行をご予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。

また、週末にあたる９月０６日(土)・０７日(日)には、多くの市民があらゆる平和行進、平和集会などに参加することが予想されていることから、特に渋滞・交通規制が発生する可能性があります。
なお現時点では、具体的なスケジュール等は発表されておりません。

チリの歴史にとって大きな節目に当たる上記期間には、平和を願う市民たちによる様々な運動が行われますが、学生団体と警察との間で衝突が発生したり、一部では現政権に対する不満により暴動化する恐れもありますので、同時期にサンチアゴへのご旅行をご予定の方は、興味本位で集会などに近づいたりすることのないよう、くれぐれもご注意ください。