「エリザベート」、「モーツァルト！」、「レベッカ」など数々のミュージカルを大ヒットをさせてきたウィーン劇場協会が新作品「マリア・テレジア ‐ ザ・ミュージカル」を今秋から初演します。

今ではマリア・テレジアは歴史上の人物の中でも特にパワフルな女性として知られていますが、１８世紀には男性優位の欧州諸国とのオーストリア継承戦争を経て、オーストリア女大公、ハンガリー女王、ボヘミア女王、神聖ローマ皇后の地位を確立するまでは並大抵のことではなかったでしょう。国を治め、政治的洞察力で強力な国々に対抗し、近代化への戦略ビジョンを練り、そして１６人の子供の母となりました。
ミュージカルでは彼女の人生と実績を語り、権力、情熱、歴史的変化をめぐる人となりを鮮やかに描きます。時代を超えたストーリーが現代的な演出とダイナミックな音楽、心に響く歌詞で現代の私達に力強いメッセージを投げかけます。
父カール６世、夫フランツ・シュテファン・フォン・ロートリンゲン、息子ヨーゼフなどとのやり取りが、公私それぞれの立場でどうなっているのか注目です。

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※本ミュージカルのショート動画
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