既にご案内の通り、マチュピチュ村〜マチュピチュ遺跡間のシャトルバスを運行する「CONSETTUR社」(マチュピチュ村組合)は、ウルバンバ郡政府の契約満了に伴い、現地時間 ２０２５年９月０５日より運行を停止いたしました。

同日からは同社に代わり、新シャトルバス会社が運行を行う予定のところバス会社の決定が遅れたため、臨時措置として「SAN ANTONIO社」(ウルバンバ郡組合)がバスを運行すると報じられておりましたが、SAN ANTONIO社のバス車両がマチュピチュ村に移送されて来ないため、国立公園保護区管理局が発行する運送許可が得られない状況となっております。また同社は、マチュピチュ村での駐車場、整備場、燃料供給所などの設備も有していないため、まずはこれらの問題の解決が必要とされています。
そのため当地では臨時措置として、先日契約満了となった「CONSETTUR社」が引き続きマチュピチュ村〜マチュピチュ遺跡間のシャトルバスの運行を行っております。

なお、現地ではCONSETTUR社の運行を求めるマチュピチュ村の人々と、SAN ANTONIO社の運行を求めるウルバンバ郡の人々との間で対立が発生しており、一部でデモ抗議も行われております。
既にマチュピチュ村には警察部隊が入っているため安全は確保されておりますが、日付や時間帯によってはトラブルが発生する可能性も否定できず、その場合、マチュピチュのシャトルバスの台数が減便されることもあります。

また、現地の報道によりますと、現地時間 ９月１１日(木)より４８時間のデモ抗議・ストライキがマチュピチュ村で実施される予定です。現時点では、現地時間９月１１日(木)・１２日(金)に運行予定の列車・シャトルバス、遺跡への影響は不明ですが、注意が必要です。
近日中にマチュピチュ遺跡を訪問予定の方は、引き続き最新情報に十分ご注意ください。