シカゴには、多様な文化施設の魅力を紹介する、目を見張るような展覧会が数多くありますが、中でも「シカゴ建築ビエンナーレ」 (Chicago Architecture Biennial)は、世界中から集められた最新のデザインと建築のアイデアを紹介する、シカゴ市全域で開催される建築展で、“建築の街”ならではの２０２５年の見逃せない展覧会の一つです。

シカゴで２年に一度開催される、北米最大の建築・デザイン展である「シカゴ建築ビエンナーレ」は、世界で最もアクセスしやすい公共建築イベントの一つです。
２０１５年から２０１６年にかけて第１回が開催され、今回で記念すべき第１０回を迎えます。
展覧会や公開プログラムには、約５０ヵ国から集まった建築家、アーティスト、デザイナーによる４００以上の独創的なプロジェクトが展示され、これまで２２０万人以上の来場者を魅了してきました。

「ＳＨＩＦＴ: 急激な変化の時代における建築」と題された今年のイベントは、劇的な変化の時代における社会の変化を、建築がどのように反映しているかを探ります。
今年のイベントは、シカゴ文化センター、グラハム財団、ストーニーアイランド・アーツバンク、グリフィン科学産業博物館の４つの主要会場を拠点とし、会場の活性化、ポップアップストア、ツアー、公開講座、教育活動などのプログラムが開催されます。
すべてのイベントは無料で一般公開されます。(会期: 2025年9月19日〜2026年2月28日)

※「シカゴ建築ビエンナーレ」公式サイト
　https://chicagoarchitecturebiennial.org/