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メキシコ / 次の休暇に訪れたい注目の観光地 〜メキシコで「死者の日」を体験する旅へ Part3〜

掲載日時:2025年10月10日

情報提供:株式会社メキシコ観光

毎年10月末から11月初旬にかけてメキシコ各地で祝われる「死者の日」(Dia de Muertos)は、季節の移ろいとともにメキシコの伝統に触れることができる特別な旅の機会ではないでしょうか。
街を彩るマリーゴールドや華やかな祭壇、無数のろうそくの灯りに包まれるこの時期は、街全体がカラフルに彩られ、メキシコならではの文化や人々の想いを肌で感じることができる時期になっています。

今回は、死者の日の伝統を色濃く感じられる街「ミチョアカン州」(Michoacan)に焦点を当ててご紹介いたします。

■ ミチョアカン州(Michoacan)とは?
メキシコ西部に位置するミチョアカン州は、美しい湖や山々に囲まれた自然豊かな地域で、伝統文化や手工芸も色濃く残る州です。州都モレリア(Morelia)は歴史地区がユネスコ世界遺産に登録されており、植民地時代のコロニアル建築が並ぶ街並みは、訪れる人々を引きつけるのではないでしょうか。

ミチョアカンは「死者の日の聖地」としても知られ、特にパツクアロ湖(Lago de Patzcuaro)周辺の小さな町々では、祭りの伝統が今も大切に守られています。湖上や街を彩る祭壇やろうそく、先祖を偲ぶ家族の姿など、ここでしか体験できない幻想的な光景が広がります。まるでディズニー映画の「リメンバー・ミー」で描かれる世界が現実になったかのような雰囲気です。

■ ミチョアカンの死者の日の魅力
死者の日(Dia de Muertos)の時期には、州全体が鮮やかな色彩と光に包まれ、訪れる人々を魅了します。
マリーゴールド(センパスチル: Cempasuchil)やオフレンダ(祭壇)が街を彩り、カラベラ(ガイコツ)メイクをした人々や伝統衣装を身にまとった住民が町を行き交う様子は、大変幻想的で神秘的な雰囲気です。

1. パツクアロ湖と湖上のオフレンダ
パツクアロ湖では、島々や湖畔に伝統的な祭壇が設置され、夜になるとろうそくの灯りが湖面に映り、幻想的な光景を作り出します。湖上のボートに灯されたろうそくは、まるで天と地を結ぶ光の橋のようです。
地元の人々が亡き家族を偲ぶ姿をそっと見守りながら、この独特な祭りの雰囲気を体感できます。

2. 小さな町々のオフレンダ巡り
湖周辺の小さな町々、たとえばTzintzuntzan(ツィンツンツァン)やSanta Clara del Cobre(サンタ・クララ・デル・コブレ)などに足を運んでみるのもおすすめです。
町のあちこちで見られるオフレンダや色とりどりの花、ろうそく、伝統的なPan de Muerto(パン・デ・ムエルト)や砂糖菓子のカラベラは、昼間は鮮やかな色彩を、夜にはろうそくの灯りに照らされた神秘的な空間を演出します。昼と夜で変わる表情を楽しみながら、祭りの空気を存分に感じてみてください。

3. 伝統音楽と踊り
祭りの期間中、ミチョアカンでは伝統音楽やダンスのパフォーマンスがあちこちで行われます。
湖畔や町の広場では、地元の人々によるマリアッチや民族舞踊の演奏が楽しめ、訪れる人も一緒に踊りに加わることができます。

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次回は「死者の日」をさらに深く体感できるもう一つの都市、メキシコシティについてご紹介いたします。
どうぞお楽しみに。

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