---

海外旅行情報はOTOA[ 一般社団法人 日本海外ツアーオペレーター協会 ]


【海外旅行現地情報】ツアーオペレーターが配信する海外の新着情報を掲載。

台湾 台北 / 台北西門の「紅楼」劇場再オープン

掲載日時:2002年09月03日

情報提供:アイティオージャパン株式会社

 昔、台北市に住んだことのある方なら、西門市場とか、八角堂の名前を聞けば懐かしい思い出が甦ることでしょう。
 1908(明治41)年、台北の西門市場は西門町に建てられ、その玄関口に八角形の建物で「八角堂」として台北市民に親しまれた建物が、最近「紅楼」劇場として再オープンしました。
 
 この95年の歴史を有する建物は、1997年政府から三級古蹟として指定され、日本統治時代、最初は市場として、その後デパートとして、また1935(昭和10)年には博覧会々場としてその足跡を残し、終戦後は劇場や映画館として活躍しました。
95年間、幾度かの大地震に遭遇しましたが、びくともしなかった同建物が如何に堅固であるかを物語っています。
 
 しかし、2000年7月後側の建物が火災を起こし、消防員の懸命な消火活動により、同建物そのものには波及しなかったものの付近の環境が壊され、火の消えたようなわびしい2年間となりましたが、最近、台北市政府文化局と民間の有志者によって、昔の原貌を残しつつ、冷房装置を取り替え、壁の装飾を新たにし、「紅楼」劇場として再スタートをきりました。

 同建物は2階建ての建物で各階120坪あり、現在1階は茶室(コーヒーショップ)として営業し、2階は劇場として営業しています。
 1階茶室の壁には現代の文化人及び世界的著名な人物、例えば英国の
故ダイアナ妃やマリリン モンローなどの大型写真が、そして付近の商店や住民から集められた昔の懐かしい写真や営業証明書などが陳列棚に納められています。

 1階の茶室は毎日11:30〜23:00まで年中無休で営業してるが、2階の劇場は毎週木曜から土曜までは20:00〜22:00、日曜は主に子供達を相手にした催しがあり、10:30と15:00の2回挙行されます。
 ショーの内容は、台湾芝居、人形芝居、客家人の劇や日本の落語、漫才に相当する台湾版のもので、入場料は演出の内容によって若干異りますが、大体1人当たりN.T400元〜600元。

 「紅楼」劇場の管理と経営は、現在(財)紙風車文教基金会(PAPER WIND MILLCULTURAL FOUNDATION)に委託されています。

 交通は便利で、MRT「板南線」に乗って「西門」駅で下車、NO.1の出口から出ればその向いが同劇場です。

 *紅楼劇場
 台北市成都路10号
 TEL 2311−9380
 

当サイトに掲載されている記事・写真の無断転写・複製を禁じます。すべての著作権は、OTOAまたは情報提供者に帰属します。
弊会では、当サイトの掲載情報に関するお問合せ・ご質問、又、個人的なご質問やご相談は一切受け付け ておりません。あらかじめご了承下さい。


【メールニュース】メールニュースの詳細・ご登録はこちら

旅行業界で働いている皆様へ
OTOAでは、旅行業界で働いている皆様に「メールニュース」の配信を行っております。(無料)

【OTOAモバイル】OTOAモバイルの詳細はこちら

携帯からもOTOAにアクセス!
OTOAサイトの豊富な情報がいつでもどこでも見られます。
OTOAモバイル QRコード携帯電話(フィーチャーフォン)でQRコードを読み取るか、URLを送信してアクセスしてください!

海外への渡航の際は、こちらもあわせてご確認を。

外務省提供
観光庁提供
厚生労働省 検疫所情報
国土交通省航空局 提供
  • 機内持込・お預け手荷物における危険物について」