台北市東区の百貨店「遠東ＳＯＧＯ台北敦化館」が、２０２５年１２月１４日をもって営業を終了しました。最終日には多くの常連客が詰めかけ、３１年にわたる歴史を惜しむ声が聞かれました。

１９９４年に開業した同館は、台湾初の高級品専門百貨店として知られ、「東区の宝石箱」とも称されてきました。今回は賃貸契約の満了に伴う閉店となりました。

同社は来年２０２６年３月、台北ドーム園区内に大型ショッピングセンター「遠東Garden City」を開業する予定です。敦化館で培った経験を生かし、新施設や既存のＳＯＧＯ台北忠孝館・復興館を通じて、今後も顧客とのつながりを深めていきたいとしています。