ルカニア(バジリカータの古代名)の歴史的中心地の石灰の白い色は、しばしば実用的な必要性から生まれてきました。何世紀にもわたり、石灰は家屋を湿気から守り、狭い通りでは光を反射し、疫病後の家屋を消毒するために使われてきました。この習慣は時を経て、実際の都市景観の構築に貢献してきました。
このイタリア南部のバジリカータ州から、4つの白い街をご紹介します。
◎ ピスティッチ (Pisticci)
ピスティッチの街はバセント(Basento)渓谷を見下ろす尾根に広がっています。
街の歴史的な中心地であるディルポ(Dirupo)地区では、傾斜した屋根と赤い瓦を持つ白く塗られた家々が密集し連なっています。この地区の現在の形は、いわゆる「サンタポロニアの夜(Notte di Sant’Apollonia)」と呼ばれる1688年の地滑りの後の再建によって形成されています。
連なった家屋「カセッデ(casedde)」は耐力壁を共有し、メタポント平原とイオニア海を見下ろす連続した都市構造を形成しています。
周辺地域はルカニアの渓谷の風景や、ターヴォレ・パラティーネ(Tavole Palatine 紀元前6世紀後半のドーリア式神殿の遺跡)のあるメタポント(Metaponto)のような重要な考古学遺跡が特徴的です。
◎ マテーラ (Matera)
マテーラでは、白色が渓谷の明るい石と交じり合っています。
サッシ(Sassi 石灰岩に掘られた古い地区)では、建築は家屋、洞窟、貯水槽、階段状の地で構成されています。市の象徴的な場所には、13世紀のチヴィタの大聖堂、多数の岩窟教会、ドメニコ・リドラ国立博物館(Museo Nazionale Domenico Ridola)やランフランキ宮(Palazzo Lanfranchi)などの博物館があります。
ムルジャ・マテラーナ公園(Parco della Murgia Materana)からは、夕暮れ時に輝く石の暖かな色合いに染まるサッシの都市構造全体を眺めることができます。
◎ ヴェノーサ (Venosa)
ヴェノーサには、幾層に築かれた歴史的な中心地があります。
ローマ時代の植民地であり、ラテン詩人ホラティウスの生誕地であるこの街は、中世の路地、彫刻のある扉口、そしてヴルトゥレ(Vulture)高原の光を反射して輝くファサードのある建物を保存しています。
サンティッシマ・トリニタ修道院(Abbazia della Santissima Trinita)の複合建築には、屋根のないまま残る有名な未完成の大聖堂があり、南イタリアにおける中世建築の最も印象的な例の1つです。
また、ピッロ・デル・バルツォのアラゴン城(Castello Aragonese Pirro del Balzo 国立考古学博物館の所在地)、そして岩地に掘られたユダヤ人のカタコンベ(地下墓地)もあります。
◎ イルシーナ (Irsina)
イルシーナは マテーラのムルジャ地方を見渡す台地に位置しています。
歴史的中心部は、白いしっくいが塗られたファサードと石壁が交互に配置されることで、柔らかい明るさを保っています。
路地はサンタ・マリア・アッスンタ大聖堂(Cattedrare di Santa Maria Assunta)へと続き、そこにはアンドレア・マンテーニャ(Andrea Mantegna)作と考えられる聖エウフェミア(Santa Eufemia)の彫刻が保管されています。
市内には、1950年代の土地改革時に誕生し、現在はほとんど無人の農業集落であるボルゴ・タッコーネ(Borgo Taccone)もあります。
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歴史と景観が異なる4つの都市―ピスティッチの尾根、マテーラの岩、ヴルトゥレ山地のローマ時代のヴェノーサ、そしてイルシーナの高原―が共通の要素で結ばれています。それは石灰の白で、何世紀にもわたり日常的な習慣をルカニア建築の特徴へと変えてきました。
★ バジリカータ州の情報はこちら
* イタリア観光省公式サイト https://www.italia.it/en/basilicata
* バジリカータ州観光局公式サイト https://www.basilicataturistica.it/ja
このイタリア南部のバジリカータ州から、4つの白い街をご紹介します。
◎ ピスティッチ (Pisticci)
ピスティッチの街はバセント(Basento)渓谷を見下ろす尾根に広がっています。
街の歴史的な中心地であるディルポ(Dirupo)地区では、傾斜した屋根と赤い瓦を持つ白く塗られた家々が密集し連なっています。この地区の現在の形は、いわゆる「サンタポロニアの夜(Notte di Sant’Apollonia)」と呼ばれる1688年の地滑りの後の再建によって形成されています。
連なった家屋「カセッデ(casedde)」は耐力壁を共有し、メタポント平原とイオニア海を見下ろす連続した都市構造を形成しています。
周辺地域はルカニアの渓谷の風景や、ターヴォレ・パラティーネ(Tavole Palatine 紀元前6世紀後半のドーリア式神殿の遺跡)のあるメタポント(Metaponto)のような重要な考古学遺跡が特徴的です。
◎ マテーラ (Matera)
マテーラでは、白色が渓谷の明るい石と交じり合っています。
サッシ(Sassi 石灰岩に掘られた古い地区)では、建築は家屋、洞窟、貯水槽、階段状の地で構成されています。市の象徴的な場所には、13世紀のチヴィタの大聖堂、多数の岩窟教会、ドメニコ・リドラ国立博物館(Museo Nazionale Domenico Ridola)やランフランキ宮(Palazzo Lanfranchi)などの博物館があります。
ムルジャ・マテラーナ公園(Parco della Murgia Materana)からは、夕暮れ時に輝く石の暖かな色合いに染まるサッシの都市構造全体を眺めることができます。
◎ ヴェノーサ (Venosa)
ヴェノーサには、幾層に築かれた歴史的な中心地があります。
ローマ時代の植民地であり、ラテン詩人ホラティウスの生誕地であるこの街は、中世の路地、彫刻のある扉口、そしてヴルトゥレ(Vulture)高原の光を反射して輝くファサードのある建物を保存しています。
サンティッシマ・トリニタ修道院(Abbazia della Santissima Trinita)の複合建築には、屋根のないまま残る有名な未完成の大聖堂があり、南イタリアにおける中世建築の最も印象的な例の1つです。
また、ピッロ・デル・バルツォのアラゴン城(Castello Aragonese Pirro del Balzo 国立考古学博物館の所在地)、そして岩地に掘られたユダヤ人のカタコンベ(地下墓地)もあります。
◎ イルシーナ (Irsina)
イルシーナは マテーラのムルジャ地方を見渡す台地に位置しています。
歴史的中心部は、白いしっくいが塗られたファサードと石壁が交互に配置されることで、柔らかい明るさを保っています。
路地はサンタ・マリア・アッスンタ大聖堂(Cattedrare di Santa Maria Assunta)へと続き、そこにはアンドレア・マンテーニャ(Andrea Mantegna)作と考えられる聖エウフェミア(Santa Eufemia)の彫刻が保管されています。
市内には、1950年代の土地改革時に誕生し、現在はほとんど無人の農業集落であるボルゴ・タッコーネ(Borgo Taccone)もあります。
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歴史と景観が異なる4つの都市―ピスティッチの尾根、マテーラの岩、ヴルトゥレ山地のローマ時代のヴェノーサ、そしてイルシーナの高原―が共通の要素で結ばれています。それは石灰の白で、何世紀にもわたり日常的な習慣をルカニア建築の特徴へと変えてきました。
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