"　アメリカ人女性2人がサンフランシスコ・ダウンタウンの中心、ユニオンスクエアから2ブロックしか離れていない通りで5月某日に夜中2時半頃、売春婦らしい3人組に襲われました。幸いに被害者は軽傷ですんだようですが、財布や時計、ネックレスなどを盗られました。

　この事件は、被害者には気の毒には思いますが、起こった時間が時間だけに被害に遭うのも止むを得ないと思われます。現場はゲイリーストリートとメイソンストリートの交差点付近で、昼間なら観光客の大勢行き交うところですが、夜中の2時過ぎとなれば安全と言われるユニオンスクエアの近くとはいえ、観光客の散策する時間帯とは言えません。

　加えて危険と言われるテンダーロイン地区にも近いのです。暗くなったらそれ相応の注意が必要になるのは当たり前といえるでしょう。

　このニュースは現地のラジオ、新聞等で大きく報道されました。サンフランシスコではこのような事件は珍しいということの証拠とも考えられます。しかし、以前にも市内の閑静な高級住宅街ロシアンヒルでアメリカ人旅行者が暴漢に襲われ命を落としています。

　日本の大方の街の状態とは違い、外国の都市では昼夜により安全性が極端に異なるということを、日本人旅行者は肝に銘じて行動しましょう。"