10月1日16：00現在、キューバ共和国西部に上陸したハリケーン「リリー(LILY)はそのままメキシコ湾へ向けて移動を続けております。

進路は西北に時速15マイルのスピードで移動しております。

今後の予想進路は西北に進み10月3日の昼頃、アメリカ合衆国南部に上陸するとの見解が出ております。

確認の取れた被害状況は下記の通りです。

【キューバ】
■ハバナ
　街路樹が倒れ、一部建物の窓ガラスが割れるなどの被害が出ているとの事です　がハリケーンが離れるに従い、雨・風共に弱まっているとの事です。

■トリニダー
　ハバナ〜トリニダーへ向かう途中の橋が各所で破損しているとの事です。
　復旧されるまで迂回ルートでの案内となります。
　そのため、通常５時間程度で陸路移動が可能ですが迂回ルート利用の為大幅に移動時間が掛かるとの事です。


【メキシコ】
■カンクン
　「リリー(LILY)」による直接の被害報告はございません。
　前に通過した「アイシドール(ISIDOLE)」による被害の復旧工事は進んでいるとの事です。
　但し海が荒れている為、マリンスポーツのオプショナルツアー、クルーズなど　は10月3日までキャンセルになっているとの事です。

■メリダ
　「リリー(LILY)」による直接の被害報告はございません。
　前に通過した「アイシドール(ISIDOLE)」による被害の復旧工事は進んでいる　との事ですが、メリダ市内への電力供給がまだ不安定なため、エアコン使用や　客室での電球利用の制限が続いております。

■ユカタン半島観光地（遺跡）
　「リリー(LILY)」による直接の被害報告はございません。
　前に通過した「アイシドール(ISIDOLE)」の影響で休園していた遺跡に関しましては　再オープン致しております。
　但し、エズナ遺跡につきましては遺跡への道路が復旧されておらず観光できません。