この夏、ルイジアナ州、ミシシッピ−州を中心に蚊を媒介して感染する西ナイル脳炎の患者が増加し全米に感染者が拡大している。
当所が管轄する中西部でもイリノイ州で9名、インディアナ州で1名の感染が確認されている。(8月19日現在)
訪米日本人旅行者も以下を参考に同脳炎の予防に留意することが必要である。
1. 症状等
感染すると頭痛や体の痛みを伴う発熱が見られる。
感染しても特に症状が見られない場合もあるが、症状が重い場合には高熱を発し、脳炎に至るおそれがある。
脳炎を発症する可能性は感染者150人当たり1人程度となっているが、高齢者や免疫が弱い人は重症に至る危険性が高くなる。
なお、特別な治療法やワクチンは今のところない。
2. 予防策
米国内の各州の保健当局では、感染予防のため以下の基本的予防策を励行するよう呼びかけている。
(1) 早朝、夕暮れ時は外出をできるだけ控える。
この時間帯に外出する場合には、靴、靴下、長ズボン、長袖シャツを着用すること。
ゆったりした服装や、明るい色の衣服が好ましい。
実際に当所職員が体験したことであるが、夜間、庭に出ていた8名の内、半袖を着用していた者だけが蚊に何ヵ所もさされている。
(2) 外出の際、防虫剤を露出した肌や衣類に塗布すると効果がある。
ただし、小さな子供に使用するときは医師に相談すること。
このほか、ホテル等に宿泊する際に蚊の入り込みそうな隙間がある部屋はなるべく避けた方がよい。
また、蚊の繁殖していそうな池や花壇の付近においては、蚊に刺されぬよう特に注意する必要がある。
※本記事は「国際観光振興会 海外旅行情報」より転載致しました。
当所が管轄する中西部でもイリノイ州で9名、インディアナ州で1名の感染が確認されている。(8月19日現在)
訪米日本人旅行者も以下を参考に同脳炎の予防に留意することが必要である。
1. 症状等
感染すると頭痛や体の痛みを伴う発熱が見られる。
感染しても特に症状が見られない場合もあるが、症状が重い場合には高熱を発し、脳炎に至るおそれがある。
脳炎を発症する可能性は感染者150人当たり1人程度となっているが、高齢者や免疫が弱い人は重症に至る危険性が高くなる。
なお、特別な治療法やワクチンは今のところない。
2. 予防策
米国内の各州の保健当局では、感染予防のため以下の基本的予防策を励行するよう呼びかけている。
(1) 早朝、夕暮れ時は外出をできるだけ控える。
この時間帯に外出する場合には、靴、靴下、長ズボン、長袖シャツを着用すること。
ゆったりした服装や、明るい色の衣服が好ましい。
実際に当所職員が体験したことであるが、夜間、庭に出ていた8名の内、半袖を着用していた者だけが蚊に何ヵ所もさされている。
(2) 外出の際、防虫剤を露出した肌や衣類に塗布すると効果がある。
ただし、小さな子供に使用するときは医師に相談すること。
このほか、ホテル等に宿泊する際に蚊の入り込みそうな隙間がある部屋はなるべく避けた方がよい。
また、蚊の繁殖していそうな池や花壇の付近においては、蚊に刺されぬよう特に注意する必要がある。
※本記事は「国際観光振興会 海外旅行情報」より転載致しました。
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