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パリ特集

掲載日時:0000年00月00日

情報提供:JNTO パリ事務所

"▼不快でも 犯人追うな 怪我のもと

 当地の免税店で聞いた話だが、韓国人観光客のグループの一人が店の前でスリの被害に遭ったことに気付き、仲間の人たちと犯人を追い掛けたところ、犯人が隠し持った刃物で反抗し、刺されて怪我を負うという事件があったそうである。

スリは犯罪であり、犯人を捕まえることは犯罪抑止上の観点からも重要ではあるが、窮鼠猫を噛むの讐えもあり、正義感や悔しさの余り深追いしずぎて怪我をしたり命を落としたりしては、せつかくの旅行も台無しである。

犯罪統計上はヨーロッパの大都市は銃器を使用した重犯罪こそ少ないが、窃盗などの犯罪はアメリカなどより発生率が高いことを肝に銘じて行動するようにしたい。

▼手を放せ 命は何より大切だ

 当地の日系運送会社の関係者によれば、過日、日本人観光客が路上でバイクのひったくりに遭い、ひったくられた荷物を手放さなかったために、そのまま引きずられて転倒し頭を強打して亡くなるという痛ましい事故があったという。

当地の警察からも注意の呼び掛けがあったとのことであるが、楽しかるべき旅行中に犯罪に遭うということは極めて不快なことであり、事前に極力避け得るように用心するのがベストではあるが、不幸にして万一犯罪に巻き込まれてしまったときには「旅にはトラブルは付きもの」と観念して、必要以上に抵抗して命まで落とさないようにするのが無難と言わざるを得ない。

これは甚だ残念な実態ではあるが、トラベルの語源はトラブルであることに思いを致していただきたい。中世の旅人は、宿に泊まっていても、宿屋の主人に有り金を狙われて命を取られな
いかとびくびくものだったというが、ある意味では中世を旅しているくらいの心づもりで、気持ちを切り換えることが必要な場合があるのが現代の旅の実態なのかも知れない。

▼常に鍵 その心掛けが 事故防ぐ

 ホテル・メリディアンでのトラブル例であるが、同ホテルのエントランスで、トランクから荷物を降ろしている間に、自動車を乗り逃げされるという事件があった。

ホテル・メリディアン級の高級ホテルともなれば、当然ドア・ボーイやベル・ボーイがいて、悪党が付け入る隙はなさそうなものであるが、ちょうど団体客が大型バスで乗りつけて、ボーイたちもそちらの対応に追われて警戒が手薄になった一瞬の隙を狙われたようである。

先日も地下駐車場の入口で、ドアを開けている間に車を乗り逃げされた事例を紹介したが、車を降りて離れる際は、いかなる場合も面倒がらずにその都度施錠することを忘れないようにしなければならない。"

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