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フランス パリ / 4月より、観光バス乗入れ規制開始

掲載日時:2003年02月18日

情報提供:クオニイジャパン株式会社

弊社パリオフィスによれば、パリ市役所は、観光バスの市内中心部での通行に関して最終的な規制ルールを今月初旬に決定しました。
来たる4月02日から適用する予定ですが、規制内容は大きく2つあります。

1点目は、ノートルダム寺院を観光する際、寺院があるシテ島や隣のサン・ルイ島では、観光バスは一切通行・駐車が禁じられ、エッフェル塔(サフラン港)か、または、ベルシーから発着するボートに乗ってシテ島・ノートルダム寺院へ訪問する形となります。

ボートは予約制で、ボート会社は2社あり、いずれも朝9時頃から夕方6時まで25〜45分おきに船を出しており、料金は1人片道5〜10ユーロです。
なお、観光バスは後述する指定の各有料駐車場か、エッフェル塔そばサフラン港(Port de Suffren)に隣接する駐車場に駐車することになります。
セーヌ川が増水しボートが運行できない場合は、例外的にシテ島内での観光バスの降車・乗車が認められます。
但し、その場合でも1回につき15分以上停車することはできません。


2点目は、“観光客ゾーン(Tourist Zones)”におけるバスの停車・駐車の原則禁止です。

“観光客ゾーン”は以下の計12地区が指定されました。

1.リュクサンブール宮 (Jardin du Luxembourg)
2.パンテオン (Pantheon)
3.シャン・ド・マルス公園 (Champ de Mars)
4.トロカデロ (Trocadero)
5.モンマルトル (Montmatre)
6.シャンゼリゼー (Champs Elysee)
7.アンヴァリッド (Invalides)
8.サンジェルマン (Saint Germain)
9.ポンピドゥセンター (Centre Pompidou)
10.ベルシー (Bercy)
11.マドレーヌ教会 (Madeleine)
12.オペラ座 (Opera)

観光バスは各ゾーン内の指定の場所で、乗客の下車・乗車を行わなければなりません。また指定の有料駐車場を事前に予約し、駐車する必要があります。
なお、駐車代は値上がりし、バス1台につき半日=20ユーロ、1日=30ユーロ、24時間=50ユーロになる予定です。
指定された場所以外での、停車・駐車はその場で135ユーロの罰金が課せられ、2度目の違反でバスは市当局により徹去されます。

また、ホテル前での乗降車、及び荷物の積み降ろしは、15分以内に限って認められていますが、その間バスの運転手はエンジンを切らなくてはなりません。


以上、予めご承知置き下さいませ。


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