現在シンガポール空港では、ＳＡＲＳの防止策として、ＳＡＲＳが発生した地域からの便を利用しシンガポールへ入国する旅客に対し、感染のチェックが行われております。

感染の疑いがある旅客には、看護士同行のもと、他の乗客とは別の出口から直接病院へ移送されるいう様な手配が、シンガポール政府の指導のもとに行われております。

又、上記地域からシンガポールへ入国する旅客とあわせ、シンガポールから同地域に向け出国する旅客に対し、搭乗前に下記の様な質問が行われております。
(ＷＨＯからのＳＡＲＳ症状を確かめるための質問です)

〔質問内容〕
　１. 高熱又は３８度以上の熱がありますか？
　２. 咳、息切れ、呼吸困難を含む急性肺炎の症状が１つ又はそれ以上ありますか？
　３. 最近、急性肺炎と診断された人と接しましたか？
　　　又は、急性肺炎が確認された地域を訪れましたか？

上記以外の旅客に対しても、上記の様な症状がみられる、又、心配と思われる場合には、一度医者へ行く様、シンガポール政府では呼び掛けています。


以上、最近の旅行者向けの急性肺炎に対するシンガポールの対応を報告いたします。