アイユーブ朝の栄光を伝える遺跡として名高い、カイロのシタデル(城壁)内にある、「ヨセフの井戸」の修復作業がまもなく終了し、公開されます。
数年前に閉鎖されていたこの井戸は、元ローマ時代の未完の墳墓でした。
サラディーン時代の政府だったバハ・ディーン(1138−1139)はこの井戸を埋めるよう命令を受けました。プロペット・ヨセフはこの井戸に身を投げたと伝えられています。
しかしながらサラディーンの死後、井戸は本名のヨセフ・イブン・マハムードと名付けられました。
最高考古庁のザヒ・ハワス博士は、復旧作業視察の折、これらの修復作業にかかる費用は文化開発基金から供出され、イスラムとコプト関係者による共同修復であると述べました。
博士によると、このシタデル地区では6つの修復計画があり、このヨセフの井戸修復計画はそのうちの一つです。その他の計画としては、軍刑務所内の博物館、美術館の開館、宝飾博物館や時計塔の修復、シタデルの内側、外側からのライトアップ施設の完備などがあげられています。
ムハンマド・アリ・モスクの中庭にある時計塔は、ムハンマド・アリがフランスへ贈ったオベリスク(現在はフランスのコンコルド広場にある)のお返しとしてルイ・フィリップ皇帝から贈られたものです。この時計塔も100万エジプトポンド(約2,600万円)を投じて修復されます。
ハワス博士によると、時計はフランス政府の申し出により、古代エジプト人が創案した太陽時計の考えを生かして、ソーラー時計になるとのことです。
(注=サラーフ・エル・ディーンは文中では通称のサラディーンとしました)
数年前に閉鎖されていたこの井戸は、元ローマ時代の未完の墳墓でした。
サラディーン時代の政府だったバハ・ディーン(1138−1139)はこの井戸を埋めるよう命令を受けました。プロペット・ヨセフはこの井戸に身を投げたと伝えられています。
しかしながらサラディーンの死後、井戸は本名のヨセフ・イブン・マハムードと名付けられました。
最高考古庁のザヒ・ハワス博士は、復旧作業視察の折、これらの修復作業にかかる費用は文化開発基金から供出され、イスラムとコプト関係者による共同修復であると述べました。
博士によると、このシタデル地区では6つの修復計画があり、このヨセフの井戸修復計画はそのうちの一つです。その他の計画としては、軍刑務所内の博物館、美術館の開館、宝飾博物館や時計塔の修復、シタデルの内側、外側からのライトアップ施設の完備などがあげられています。
ムハンマド・アリ・モスクの中庭にある時計塔は、ムハンマド・アリがフランスへ贈ったオベリスク(現在はフランスのコンコルド広場にある)のお返しとしてルイ・フィリップ皇帝から贈られたものです。この時計塔も100万エジプトポンド(約2,600万円)を投じて修復されます。
ハワス博士によると、時計はフランス政府の申し出により、古代エジプト人が創案した太陽時計の考えを生かして、ソーラー時計になるとのことです。
(注=サラーフ・エル・ディーンは文中では通称のサラディーンとしました)
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