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アメリカ / SARS関連情報 (主要都市の状況) (4/28)

掲載日時:2003年04月28日

情報提供:株式会社ヴァレンタインツアーズ

アメリカ主要都市における「重症急性呼吸器症候群」(SARS)の対応について、下記にお知らせ申し上げます。


■ ロサンゼルス

アメリカ合衆国でのSARS感染報告は、まだ40人以下という事、又、死者が未だ出ていないという事もあり、人々の中ではまだまだ関心が無い人が多い様です。
もちろんニュースでは、毎日中国やカナダの情報を流しています。
ただ危険注意報等が出されていないためか、日常の生活面では、通常と何ら変わりなく普通です。

又、アジア人客を拒否するようなホテル、サービス店も現在の所、特にはありません。
ただ各都市のチャイナタウンだけは、人の出入りが極端に少なくなっている様ですが、それ以外は普段と変わらない印象です。

日本人に対する現地の人の感情ですが、現在は全く通常だと思われます。
今後、感染者がロサンゼルス内で多く発見され、重病者や死者を出す結果が出た場合、アジア人に対しての見る目や感情が変化して来る可能性も無いとは言えません。



■ サンフランシスコ

他の都市同様、サンフランシスコにおいてもSARSの話題はニュース等では取り上げられておりますが、あくまでも感染者が発生している地域を注意しているという感じで、当地ではそれ程、危機感はありません。
ただ中華街の人気は落ちている様で、レストランもガラガラに空いているといった程度の話題です。

現在、アジア系の人に対して悪い感情を抱きだしている様子は全く見られません。
特にサンフランシスコは観光とビジネスの街であるためか、旅行者に対しても「SARS等気にしないでどんどん来て欲しい」という感覚の方が強い様です。



■ ラスベガス

他の都市同様、ラスベガスにおいてもSARSの話題は連日ニュースで報道されておりますが、この発生を深刻な事態として受け止める、と言ったネガティブなものでは無く、SARSの影響による航空便の減少の話題等、経済に不安を与えると言った話題の方が多い様な感じがあります。

SARS患者が現在一人も発生していない事もあり、ラスベガスのホテルでは宿泊拒否等一切発生しておりません。
ホテル内のカジノディーラーやレストランにはアジア人の従業員が多く、ホテル従業員内から患者が出ない限り、日本人に対する現地の人の感情は通常通りと思われます。

日本人旅行者はもちろんの事、ラスベガスを訪れるアジア地区最大マーケットである中国人旅行者が激減している事実があります。
尚、ラスベガスには小さなチャイナタウンが存在しますが、SARSの話題が連日ニュースで報道されている影響から、客入りが激減しているとの事です。
一部のレストランではSARSのデマを流され、お客様が全く来なくなったりと中国人マーケットが縮小に追い込まれているとの事です。

逆に韓国人旅行者の数は全く変わっておりません。
テロ、イラク戦争に続き、相変わらず関係無く旅行を楽しんでいる様な感じです。



■ シカゴ

イリノイ州では、中国からの帰国した旅行者 1名が感染の疑いから、現在病院に隔離されておりますが、それ以外は、全く何の問題もありません。
シカゴは全く平常通りです。

先般 4月24日 15:00にシカゴ・オヘア国際空港に行って参りました。
ユナイテッド航空の香港〜シカゴ便(東京経由)、アメリカン航空の東京〜シカゴ便が空港に到着し、見るからに中国人とわかる旅客もおりましたが、別段、特別な対応・反応は無く、他の乗客と一緒に空港内移動モノレール乗車しておりました。



■ オーランド

オーランド空港では、現在、特に変わった事はございません。
市内も平常通りです。


以上、ご注意ください。
尚、最新情報が入りましたら、改めてご連絡いたします。

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  • 機内持込・お預け手荷物における危険物について」