スーザン・ムバラク大統領夫人は、ギザのピラミッドから２ｋｍ程の１１７エーカーにおよぶ広大な敷地に建てられる新しいエジプト・グランド博物館のベストデザイン賞の表彰式に参列しました。

新しいエジプト・グランド博物館建設にあたり二人のアイルランド人建築家によって描かれたデザインが第１位に選ばれ、賞金２５万ドル、２位には二人のオーストリア人建築家が選ばれ、賞金１５万ドル、３位にはイタリア人建築家が選ばれて賞金１０万ドルが授与されました。

文化大臣は記者会見において、この大計画の総費用は３億５千万ドルに達し、外国からの補助金と最高考古庁からの資金調達により実現したと述べました。

大臣はさらに、この博物館にはツタンカーメンの財宝を含む、エジプトのファラオの重要な品々が展示される世界最大の博物館になると述べています。
この博物館にはカイロの中心地にある１００年の歴史を持つエジプト考古学博物館から一部移転展示されるものを含めて合計１０万点が展示されます。
着工は来年始まり、２００７年に完成する予定です。