ローバイン大学からのベルギー考古学隊がエル・ミニヤの南４０ｋｍ、デル・アル・アブラシャで共同墓地を発見しました。
ファルーク・ホスニ文化大臣は、ベルギー考古学隊が完全な状態の二つの墓と他二つの遺物を発見した、と述べました。

最高考古庁・事務局長ザヒ・ハワス博士は、中王国時代(紀元前２０４０〜１７８５)にまで遡る墓と、それらのいくつかは第２中間期(紀元前１７８５〜１５５０)にまで遡る時代に使われていたもの、と述べています。
このチームは陶器で出来た生贄の道具類、黄金で覆われた石のマスクの一部、アラバスター製のヘッドサポートを発見していると、ハワス博士は述べています。

チームリーダーによると先端技術を利用して発見が行われているとのことですが、デル・アル・アブラシャの地域では、２０世紀にいくつか発掘が行われています。
一組の発掘隊がワディ・エル・ナクラの河口の崖で、中王国時代の謎を解き明かしています。

墓で発見された遺物はエジプト考古学博物館、ルーブル美術館、大英博物館に展示されています。