ウィーンの新年の幕開けといえばウィーンフィルの「ニューイヤーコンサート」です。毎年楽友協会大ホールで開催され、世界中に放映されるこのニューイヤーコンサートですが、最近では小澤征爾氏が２００２年１月１日に指揮を振り、話題を呼びました。

「ニューイヤー・コンサート」は、１９４０年頃 クレメンス・クラウスによって新年行事として創始されました。
以来、カラヤン、マゼール、ボスコフスキー、クライバー、ムーティなどの名指揮者が指揮を振うようになり、ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートの指揮者は名実共に世界最高の指揮者となりました。
そして世界中の音楽ファンは毎年誰が何を振るかに注目をしているのです。

２００４年の指揮者はリッカルド・ムーティです。
１月１日にテレビでも放映されますので、是非ご覧下さい。