一口に「大学の町」と言ってもドイツにはたくさんありますが、テュービンゲンはその中で最も「大学が町を占拠」していると言えます。
人口の３割にもあたる約２万５千人が学生や教員、職員といった大学関係者。まるで古い貴族の館かと思える美しい建物が学生寮だったり、学生が経営する居酒屋があったり・・・まさに大学で成り立っている町なのです。

ネッカー川沿いに立つ美しい家並みと静かに流れる川に浮かぶ竿船が印象的で、絵葉書から飛び出してきたかのようなところ・・・
そんな雰囲気の町で、熱心に議論する学生や、日当たりのいいオープンカフェでくつろぐ人たち、川岸で遊ぶ子供たちを見ながらゆったりお散歩してはいかがですか？

小さいながらも町の魅力は盛りだくさんです。
詩人の名から取ったヘルダーリン塔（竿船の発着所）、ゴチック様式のシュティフト教会、その横にはヘルマン・ヘッセが４年間勤務した本屋、自動車・おもちゃ博物館など、気の向くままに訪れてみましょう。また黒い森へのハイキングやサイクリングもおすすめです。シュヴァーベン・アルプスやシェーンブッフ自然公園なら気軽に歩けますし、少し足を延ばせば、ホーエンツォレルン城、リヒテンシュタイン城もあります。

※テュービンゲンの詳細はこちら：
　http://www.visit-germany.jp/default.asp?ID=353 (日本語)