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メキシコ / 日本人と出会わないところに行ってみよう! その1 〜チアバス〜

掲載日時:2004年05月28日

情報提供:株式会社メキシコ観光

最近はどこへ行っても日本人に会っちゃいますよね。
メキシコでさえ、カンクンやメキシコシティあたりでは日本人を見かけずに一日過ごす、なんてことはありません。
「日本を完全に忘れてリフレッシュしたい!」と思っている貴方に、ココなら日本人に会うことは無いだろう、というお薦めの場所を紹介していきます。

第一弾は、『チアパス・ボナンパック遺跡、ヤシュチラン遺跡〜』

チアパス州はオアハカ州と並び先住民が多い地域で、ここにはマヤ系インディヘナのツェルタル族、ツォツィル族などが住んでいます。
マヤの遺跡も数多く残るこの地域には、スペイン人による侵略、そしてその後の西洋化の中から自己のアイデンティティに目覚め、独自の生活を営む彼らの姿を垣間見ることができます。

まずは密林の中に残るマヤの遺跡へ。有名なパレンケ遺跡から南東約150km。
グアテマラ国境沿いのオスマシンタ川に沿って広がる熱帯雨林地帯にある「ボナンパック」と「ヤシュチラン」という遺跡です。
サンクリストバルからもツアーが出ていますが、今回はパレンケ村から出発しました。


【ボナンパック遺跡】

パレンケ村を朝7時に出発。ひたすらに山間の道を進み、途中いくつかの村を通りぬけます。
彼らの家はいわゆる掘建て小屋、といっては失礼かもしれませんが、家の中が少し見えるとハンモックがぶら下がっている程度であとは殆ど何もない部屋。
熱帯雨林地帯では、ベットよりもハンモック、なのでしょう。
子供達は元気に車に向かって手を振り、牛や鶏がのんびりと道を横断して道がふさがれてしまう、のどかな道が続きます。
2時間程走ればボナンパック遺跡へ到着します。
遺跡の登り口と広場には巨大な石碑があり、それには立派な彫刻が施されています。
遺跡自体はさほど大きくはないのですが、紀元800年頃に描かれたといわれている建物内の壁画が必見。鮮やかな色で描かれた物語のような壁画をみることができます。


【ヤシュチラン遺跡】

ボナンパックを出発し、また密林のなかを1時間程走ります。
車が停車したので到着したのかと思えば、目の前には川があり、ここからは船で行くとのこと。
10人程度が無理矢理乗れるボートに乗りこみ、また1時間程進みます。
この川がメキシコとグアテマラの国境となっているウスマシンタ川です。
川は濁っていて底など見えませんが、小さなワニが川辺に何匹か現れました。

遺跡があるのはボナンパックよりもさらに密林の中でした。
蚊が多くかなり暑いのですが、鳥やホエザルの鳴き声が鳴り響く密林に入ってしまうと薄暗く、ひんやりとしていて少し怖く感じるくらいです。
敷地がとても広く、まだ整備が行き届いていない建物が数多く残っており、草や苔がびっしりと生えたままです。
崩れたままの遺跡なのか山なのかわからないまま頂上をめざして登りつめると、祭壇があった場所なのか、広い空間があるが今は草が生い茂ってしまっています。
人々はここで何をしていたのか。崩れたままというのが、なぜか探検している気分にさせられてしまう。
復元されてしまえば、それはそれで想像力を挟む余地がなくなってしまうからかもしれません。




でも、これを見て行く人が増えて、日本人に会っちゃったら、そのときは。。。。。許してくださいね。


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