ホーチミン市からメコンデルタへの日帰りツアーというとミトーが最も有名ですが、そこから30分だけ足を伸ばしたところにある街「カイベー」が、実はとっても面白いのです。
水上マーケット、古い民家、ホームステイ体験、そして観光客ずれしていない素朴な人たちなど、旅の楽しみがたくさん詰まっています。
何と言っても、カイベーの一番の見物は水上マーケット。ホーチミン市から日帰りで見られるのはここだけです。
ボートに乗って船着場から5分も経たないうちに、左手に運河が見えてきます。
その奥には100年以上前のフランス統治時代に立てられたという瀟洒なカトリック教会。船は竹ザオを立てているが、そこにぶら下げられているものが、その船で取り扱っている商品です。竹ザオにかぼちゃが吊るしてあればここはかぼちゃを売っていると分かります。
市が立つのは朝 5:00頃から夕方 17:00頃まで(時期によって変動あり)ですが、一番賑わうのはやはり早朝。6:00〜8:00頃がピークです。
(写真1: 水上マーケット)
水上マーケットと並んで、カイベーの見物としてお勧めなのが古民家。
中国の影響を受けたベトナム南部の伝統的な建築様式に、華麗なフランスの建築様式が取り込まれており、建物自体がメコン地域のそしてベトナム近世史を雄弁に物語っています。
中でも Kietさんのお宅は、日本の研究者とJICAが協力して、オリジナルの形を残しながら美しく修復されており必見。
また Cai Cuongさんのお宅は、外観は純フレンチコロニアルスタイル。しかし中に入ると先祖を祭る祭壇があってベトナム風になっています。
Manさんのお宅も、ベトナムとフランスが1つの建物の中に同居しているユニークなもの。
1800年代半ばに建てられた純ベトナム様式の建物に、1928年 フレンチコロニアル様 式の前屋を増築したものです。
ベトナム戦争時、この付近では激しい戦闘が繰り広げられ Manさん宅でも砲弾で欠けた柱、壁に残る弾痕など、当時の生々しい様子を見て取ることができます。
(写真2: 古民家)
カイベーには他にもライスペーパーを作っている農家、昔懐かしいポン菓子を作っている工房など、メコンならではの魅力がいっぱい。
それらをたっぷりと味わいたい人には「ホーム ステイ」がお勧めです。
カイベーとその対岸にあるヴィンロンとの間に浮かぶ島の中には、縦横無尽に水路が走っていて、メコン川と密着した生活をしている人たちが住んでいます。
そこに旅人を泊めてくれる家があるのです。
それぞれ特徴があって、養樹園の中に泊まる Quoc Namさん宅、フレンチコロニアル邸宅の Cai Cuongさん宅、ヴィンロン側にある An Binh公園のバンガローなど。
設備は非常に簡素ですが、シャワーやトイレは 備わっています。
(写真3: ホームステイ先のお宅)
水上マーケット、古い民家、ホームステイ体験、そして観光客ずれしていない素朴な人たちなど、旅の楽しみがたくさん詰まっています。
| 水上マーケット |
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何と言っても、カイベーの一番の見物は水上マーケット。ホーチミン市から日帰りで見られるのはここだけです。
ボートに乗って船着場から5分も経たないうちに、左手に運河が見えてきます。
その奥には100年以上前のフランス統治時代に立てられたという瀟洒なカトリック教会。船は竹ザオを立てているが、そこにぶら下げられているものが、その船で取り扱っている商品です。竹ザオにかぼちゃが吊るしてあればここはかぼちゃを売っていると分かります。
市が立つのは朝 5:00頃から夕方 17:00頃まで(時期によって変動あり)ですが、一番賑わうのはやはり早朝。6:00〜8:00頃がピークです。
(写真1: 水上マーケット)
| 日本の研究者が修復した古民家 |
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水上マーケットと並んで、カイベーの見物としてお勧めなのが古民家。
中国の影響を受けたベトナム南部の伝統的な建築様式に、華麗なフランスの建築様式が取り込まれており、建物自体がメコン地域のそしてベトナム近世史を雄弁に物語っています。
中でも Kietさんのお宅は、日本の研究者とJICAが協力して、オリジナルの形を残しながら美しく修復されており必見。
また Cai Cuongさんのお宅は、外観は純フレンチコロニアルスタイル。しかし中に入ると先祖を祭る祭壇があってベトナム風になっています。
Manさんのお宅も、ベトナムとフランスが1つの建物の中に同居しているユニークなもの。
1800年代半ばに建てられた純ベトナム様式の建物に、1928年 フレンチコロニアル様 式の前屋を増築したものです。
ベトナム戦争時、この付近では激しい戦闘が繰り広げられ Manさん宅でも砲弾で欠けた柱、壁に残る弾痕など、当時の生々しい様子を見て取ることができます。
(写真2: 古民家)
| もっとディープにホームステイ体験 |
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カイベーには他にもライスペーパーを作っている農家、昔懐かしいポン菓子を作っている工房など、メコンならではの魅力がいっぱい。
それらをたっぷりと味わいたい人には「ホーム ステイ」がお勧めです。
カイベーとその対岸にあるヴィンロンとの間に浮かぶ島の中には、縦横無尽に水路が走っていて、メコン川と密着した生活をしている人たちが住んでいます。
そこに旅人を泊めてくれる家があるのです。
それぞれ特徴があって、養樹園の中に泊まる Quoc Namさん宅、フレンチコロニアル邸宅の Cai Cuongさん宅、ヴィンロン側にある An Binh公園のバンガローなど。
設備は非常に簡素ですが、シャワーやトイレは 備わっています。
(写真3: ホームステイ先のお宅)

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