ゴールドコーストの植物の紋章である「ワラムバンクシア」(Wallum Banksia)は、低木で夏の終わりから秋に花が咲きます。
「ワラム」(Wallum)とは、アボリジニの名前で木が育つ自然環境の事を意味しておりますが、海岸線に沿った砂地、又は砂丘で構成されるのがこの自然環境です。
この低木に咲く花から蜂蜜を採取していた事で、アボリジニの人々が良く知られているのも事実です。

ゴールドコースト地区は、オーストラリアでは生物学的に見て最も変化に富んだ地域の１つであり、そこには３４種類の水陸両性動物、３２３種類の鳥、７２種類の哺乳動物、７１種類の爬虫類の動物、２５種類以上の魚が生息しているという調査結果が報告されています。