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タイ / スマトラ島沖地震による影響について

掲載日時:2004年12月27日

情報提供:エーペックスインターナショナル株式会社

インドネシア西部のスマトラ島沖で発生した地震、及び大規模津波の影響について、現地から入りました情報をお知らせいたします。


■ 被害の状況
今回の地震・津波による被害はかなりひどく、プーケットやパンガー、クラビー等、タイを代表するビーチリゾートを初めトラン、ラノンなど南タイはまだまだ混乱が続いている状態です。
プーケットのほぼ全てのビーチが被害を受けており、遊泳など出来る状態ではありません。


■ 現地ホテルの状況
ホテルに関してはロケーションにより明暗が分かれております。
プーケット島の「ヒルトンアルカディア」の様に全く被害がなく、通常通りに営業出来るところもあれば、「クラブアンダマン」の様に少しだけの被害で営業には差し支えのないホテルもあります。その一方、プールやロビー、ホテルの1階客室部分が津波の影響で使用出来ないホテルも出ています。
尚、津波の影響により、パトンビーチホテルの営業一時停止が決定いたしました。

ピピ島では島全体が壊滅的被害を受けておりますが、それ以上の被害を受けているのはプーケット空港から北に72km、車で約60分の場所に位置するカオラックという場所になります。


■ 道路の状況
海岸沿いでは閉鎖されている道路もありますが、それ以外の道路は通常通りで、市内の観光に関しては問題ありません。(島のツアー等、船を使うものは不可)
又、プーケット、クラビの空港は今現在、平常通り運行しているものの、スケジュールが乱れております。


■ その他
タイでは、今回の様な地震・津波による自然災害は初めての経験の様で、現地では拡大する被害報告が朝からテレビで流れ続けています。
今回の死亡者の中には、国王の第一王妃のご子息も含まれており(プーケットでダイビング中、津波にさらわれ死亡)、政府としては特に用がない限りタイ南部へは行かない様呼びかけています。
又、被害者・死亡者のほとんどが、海岸で遊泳中・日光浴中の外国人観光客だった模様です。

タイ南部の被害地域では、医者や看護婦、医療品が不足している状況です。又、車や飛行機で避難する人のための混雑が続き、平常に戻るにはまだ時間がかかる模様です。

現地のツアーに関しても、ガイド不足・車不足(不明になっているお客様を探すため)の状況から、通常通りの手配は難しい状況です。

尚、今回の地震・津波の影響はパタヤ、サムイ島などには一切出ておりません。


以上、取り急ぎ現在の状況をお知らせいたします。
又、新しい情報が入りましたらご報告いたします。

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