２００５年５月０７日から６月１９日に開催される「ウィーン芸術週間」の最新情報です。
芸術週間のハイライトのひとつは、ニコラス・アンノンクール指揮のモーツァルトのオペラ「ルチオ・シルラ」です。モーツァルトが１６歳の時に作曲したといわれているこのオペラは、５月１２日にアン・デア・ウィーン劇場で上演されます。
２００６年はモーツァルト生誕２５０周年にちなみ、ウィーンではますますモーツァルトに注目した演目が増えそうです。

また、芸術週間の一環として、コンツェルトハウスで開催される第３２回国際音楽祭では、サイモン・ラトル率いるベルリン・フィルが初めて登場し、５月０６日にベートヴェンの交響曲第４番を演奏します。
さらに、ハイライトは翌７日のラトル指揮によるベルリン・フィル＆ウィーン・フィル合同コンサートです。マーラーの交響曲第６番「悲劇的」が演奏されます。５月２３日にはリッカルド・シャイーがヴェルディのレクイエムの指揮を振ります。

その他、６月０４日と０５日はダニエル・バレンボイムがシェーンベルクのピアノ協奏曲をピエール・ブーレ指揮でウィーン・フィルと共演。６月０７日は独奏会でバッハを弾きます。６月１２日にはトーマス・ハンプソンがマスネのオペラ「タイス」に出演するなど、音楽ファンの方は来年のカレンダーに書き込んで、ぜひおでかけください。


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　ＵＲＬ　http://www.festwochen.at/ (ドイツ語、英語)