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メキシコ / ガイドブックに載らないマイナー世界遺産紀行 その1

掲載日時:2005年01月27日

情報提供:株式会社メキシコ観光

メキシコ・中米各地は世界遺産の宝庫!メジャーな遺跡や遺産関係はいろんなところで既に紹介されてますので、そういうところは置いといて・・・
マイナーだけど、是非訪れて欲しい、お勧めの世界遺産を一つずつ紹介していきます。

記念すべき第1回目は、指定ほやほやの世界遺産「ルイス・バラガン邸」

いまや世界的に有名と言っても過言ではない、メキシコが生んだ近代建築の師、ルイスバラガン。
その彼の設計した建築物が、2004年7月に正式に世界遺産に登録されました。
この謎めいた建築家ルイス・バラガンの信奉者は建築家、インテリアデザイナーは言うに及ばずファッション界にも多いのです。
日本人建築家、安藤忠雄氏が日本ではじめて紹介したことでも有名です。

【ルイス・バラガンって誰?】
1902年3月9日、メキシコ第2の都市グアダラハラに大農園の子として生まれる。
大学で土木技師の資格を取得、卒業後はヨーロッパ旅行へ。
そこでフランスの造園家フェルディナン・バックの本に出会い影響を受け、グアダラハラに戻り建築を始める。
その後、数々の作品を発表し、その独自のスタイルが評価を得て、メキシコを代表する建築家となる。
近年、彼の建築物は「20世紀の世界を代表する作品」として絶賛されている。
1988年11月22日逝去。


【バラガン邸 (CASA BARRAGAN)】
この家にバラガン本人は40年間暮らし、病床にあった最期まで住み続けました。
中に入るとピンク色の同じ形のドアが4つあり、扉から部屋、また扉と、同じ建物の中で自分の居る空間が変化していきます。
道に面している部屋は来客待合室。この部屋には唯一道に面して窓があるのですが、その窓も非常に高いところに位置していて外を見ることが
できません。
何故かというと、天(空)から部屋に入ることができるのは太陽と神のみという意味があり、神聖なる場所でお客様をお迎えしようという気持ちから作られたそうです。
他にもお客様用の部屋の窓はカーテンではなく木の扉がカーテンがわりであり、4つに分かれている扉をすこしだけ閉めてみると隙間から十字架の光が壁にあたるという細かい設計がされています。

庭も普通のパティオのようですが、草むらの奥を見ると芝生がつながっています。
「あの奥の林にはどうやっていくんだろう?」と思って見ると、はしに道があるのでそれならばと行ってみると行き止まり、とこの家は訪れた者を飽きさせない作りになっています。
小さな敷地ですが、全て見終わるまで約1時間近くかかります。

注:内部見学には事前の許可申請が必要です。ご注意ください。


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