グリム兄弟が暮らしたカッセルの見どころの一つ、ヴィルヘルムスヘーエ宮殿公園は、ヨーロッパ有数の規模を持つ丘陵公園で、５月から９月の限定曜日に「水の芸術」が披露されています。
舞台となるのは、町を一望する丘の上にある巨大なカスカーデン(全長２５０ｍ、幅１２ｍの人工滝)。頂点にあるヘラクレス像の足元から定時に流れ出た水は、水量を増しながら階段状の水路を下り、最下の池へと流れこみます。観客は、カスカーデンの両サイドにある階段を下へ移動しながらそれを楽しむ事もできます。

しかし「水の芸術」はこれだけでは終わりません。
カスカーデンを下った水は、さらに２つの水路に入り、途中「悪魔の橋」、「小さな滝」等の景勝スポットを経て移動します。その流れの圧力により、最後の池では５０メートルを超える噴水が上がりフィナーレを迎えます。

ヴィルヘルムスヘーエ宮殿公園の「水の芸術」は、人が造り出した水の流れの美しさを味わえるパフォーマンスです。
６月から９月までの第一土曜日には、６〜７月 ２２:００、８〜９月 ２１:００よりライトアップした幻想的な水の芸術を見ることも出来ます。

^{■ 「水の芸術」データ}
＊２００５年開催期間： ５月０５日〜１０月０３日の日・水・祝祭日　１４:３０〜１５:４５
＊入場料： 無料
＊所要時間： 約１時間

※詳細はこちら
　ＵＲＬ　http://www.visit-germany.jp/default.asp?ID=408 (日本語)


(下記写真は、水の芸術の舞台カスケード)