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ドミニカ共和国 サントドミンゴ / ガイドブックに載らないマイナー世界遺産紀行 その7

掲載日時:2005年07月21日

情報提供:株式会社メキシコ観光

メキシコ・中米各地は世界遺産の宝庫!メジャーな遺跡や遺産関係はいろんなところですでに紹介されてますので、そういうところは措いといて・・・
マイナーだけど、是非訪れて欲しい、お勧めの世界遺産を一つずつ紹介していきます。

第7回「ドミニカ共和国 サントドミンゴの植民都市」
 
今回はメキシコを離れて、カリブ海に浮かぶリゾート国、ドミニカ共和国の首都、サントドミンゴの植民都市跡を紹介します。


1492年8月3日、クリストファー・コロンブスが率いる3艘の帆船はスペインを旅立ち、彼と90名の乗務員は未だ見ぬ黄金の国「ジパング」を目指して未知の大西洋に船出した。
この歴史的な第1回の航海でバハマ諸島、キューバを経てイスパニョーラ島(現ドミニカ共和国とハイチ共和国)に辿り着く。
4年後の1496年にコロンブスの弟のバルトロメオがヌエバ・イサベラと命名し街を造ったのが始まり。
いわゆる「新大陸」で造られた最初の街である。

1502年には「サント・ドミンゴ」と改名された。
スペインはもとよりヨーロッパ最初の「植民都市」は新大陸交通の起点港として繁栄。
当時この街が有していた政治的重要性は16世紀初頭に後期ゴシック様式の建物が建設された旧市街のたたずまいの中に今もしのぶことができる。
自然災害、海賊の襲撃、大火災などを乗り越えて、アメリカ大陸征服の初期の様子をとどめる世界で唯一の貴重な「建築遺産」が残されている。

旧市街の見所はコロンブスの息子ディエゴが建設した、城のように堅固な風情をたたえる私邸アルカサル(現コロンブス博物館)、1492〜1821年まで総督の公邸だったラス・カサス・レアル(王宮)博物館など。
コロンブスのサンタ・マリア号の模型や航海の資料、当時の街の模様が展示されている。
その他海賊の襲撃に備えたオサマ砦と忠誠の塔、1753年に造られた新大陸で最も古い日時計、パンテオン(国立霊廟)、1541年完成の新大陸最初の大聖堂サンタ・マリア・ラ・メノール大聖堂など。
ここにはかってコロンブスの遺骨が葬られていたが1992年に「コロンブス記念灯台」に移された。

尚 ドミニカ共和国の首都であるサント・ドミンゴは、現在約200万人が暮らすカリブ海諸国有数の大都市である。


*国 --- ドミニカ共和国
*登録年 --- 1990年    
*分類 --- 歴史地区
*建造時期 --- 1496年
*建設者 --- バルトロメオ (スペイン人、コロンブスの弟)
*アクセス都市、空港 --- サント・ドミンゴ/SANTO DOMINGO(SDQ)
  日本からはマイアミまたはニューヨーク経由(要 前後泊)、マイアミから約2時間、ニューヨークから約4時間
*ベスト・シーズン --- 1年を通じで観光は可能。
  毎年8月〜10月にかけてハリケーンが多数襲うので、その時期は避けたほうがBEST   

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