現地時間２３日朝８時現在、スイス上空の大雨の雲は過ぎ去り、晴れつつありますが、今後は河川の増水・洪水の被害が懸念され、引き続き注意が必要な状況です。

スイス中部のベルナーオーバーランド地方は状況が悪く、この方面への移動・旅行は控えざるを得ない状況です。アーレ(Aare)川および、トゥーン湖・ブリエンツ湖の氾濫・洪水の危険があるためで、グリンデルワルド、トゥーンなどの町では停電も起こっています。
観光地のグリンデルワルドは、道路が寸断され、滞在中のグループは町の外に出られない状態です。
インターラーケンは、トゥーン方面に続く西側の道路を通り、現在のところ町の外に出ることができますが、町は部分的に洪水のため冠水しています。
ベルン、チューリッヒ、シャモニー、ツェルマット、ジュネーブの各町へは移動が可能ですが、状況が刻々と変わっていますので、別の町などに移動しないよう、今滞在中の町で待機が必要です。
ルツェルンは、週末からの大雨で最もひどく打撃を受けた町で、鉄道の駅も洪水のため閉鎖しています。
又、ユングフラウ鉄道によれば、現在も全線ストップしており、いつ再開するかの見込みはたっておりません。

以上、ご注意下さい。