◆ タクシー
メーター制。屋根の上に「TAXI」の表示がある。タクシー会社により車体の色・車種はまちまち。
基本的に運転手の信頼性は高いが、注意は必要。
空港ではチケットを購入してから乗る。
街中では流しのタクシーには乗らず、ホテル等に立ち寄り、そこでメータータクシーを呼んでもらうのがよい。

〔料金のめやす〕※2021年2月現在
　最初の1kmまで9,000ルピア、以降1kmにつき1,500ルピアが加算される。
　電話でタクシーを呼んだ場合20,000ルピアが発生する。
　なお夜間はメーターではなく、ドライバーと料金を予め決めてタクシーへ乗り込む場合が多い。
◎新国際空港〜市内: 約350,000ルピア

〔代表的なタクシー会社〕
* RAJAWALI TAXI OFFICE --- TEL: 0274-561459、0274-512976
* CENTRIS TAXI　--- TEL: 0274-711111
* JAS TAXI　--- TEL: 0274-373737

◆ 特殊な交通規制等
イスラム教の祝日（特に断食明け、イスラム暦新年）には、市内を行列が練り歩くため、王宮（クラトン）中心とした区域は道路が封鎖される。
※イスラム教の祝日は毎年日付が変わる。

◆ 公衆電話のかけ方
コイン式の他、テレフォンカード式のものがあるが、近年、携帯電話の普及に伴い、コイン式・カード式とも、公衆電話はあまり見かけない。

◆ 旅行者立ち入り禁止区域
軍等の政府関係施設。
王宮内の王族のプライベートスペース。
王宮、ボロブドゥールの一部。
ジョクジャ南方イモギリ地区にある王族の墓所の一部。
モスク（イスラム教寺院）の一部はイスラム教徒でなければ入場不可。

◆ 写真撮影禁止・規制場所
* 軍関連施設や国境、港、空港等。
* 王宮内の王族のプライベートスペースおよびバティック博物館
* ジョクジャ南方イモギリ地区にある王族の墓所の一部
* 博物館や美術館等で一部内部撮影を禁止している

◆ 歓楽街での注意点
安宿街等では、ホテルの紹介を装った不当なコミッション請求等に遭う可能性もあるので注意する。
旅行者を狙ったスリやひったくりも多いので、身の回りのものには注意を払うこと。

◆ 治安の悪い地域
* トゥグ駅など鉄道駅やバスターミナル周辺には、スリやひったくり物乞い等が多いので注意する。
* 地域に関わらず、夜間帯に出歩く際は荷物を最小限にしたほうがよい。また、女性同士での夜間行動は控えたほうがよい。

◆ 注意すべき慣習等
* イスラム教主体の国のため、左手は不浄とされる。左手を使っての物を受け渡しは、避けること。
* インドネシア人の頭をさわるのは、インドネシア人にとって最大の屈辱である。
* 椅子に座った際に足の裏が見えるような足の組み方をする、子供の頭をなでる等は、相手に不快感を与える場合があるので注意する。
* 宗教上の理由により、アルコール類を置いているレストランはほとんどありません。
　コンビニエンスストアやスーパーマーケットでもアルコール類を販売しておりません。

◆ 一般人(旅行者を含む)に罰金が科せられるような条例等
* 空港、鉄道・バス駅、商業モール、病院の一部で禁煙地区が広がっており、喫煙は罰金などの対象となる。
* 麻薬取り締まりに対するインドネシアの姿勢は厳しく、重刑の対象になっているので、絶対に麻薬には関与しないこと。
* 身分証明書（短期滞在者はパスポート）の常時携帯が義務付けられている。パスポートの盗難には細心の注意を払うこと。

◆ 日常会話におけるタブー等
宗教的な話題は避けたほうがよい。
相手を人前で怒ったり軽蔑するような態度を取ることは、日本では考えられないほどの恨みを買うことになるので、絶対に避けること。

◆ 警察の信頼度と日本人への対応
警察の信頼度は決して高いものとは言えない。人間関係、又は金銭で動く場合がある。
日本人に対して特に悪い感情は現在のところないが、外国人である以上、何かあった場合の立場は決して強いものとは言えない。

◆ 鉄道・バス・飛行機等の発着時刻等の正確さ
鉄道、バス、飛行機も以前よりは正確になってきた。

◆ 日本語対応可能な窓口 (大使館・領事館、旅行会社・ツアーオペレーター以外)
なし。
但し、英語が通じるツーリスト・インフォメーションはある。
* ツーリスト・インフォメーション (City Tourist Information Center)
　TEL: 0274-588025
　住所: Jl. Suroto 11, Yogyakarta
　営業時間: 08:00〜19:00
　英語: 可

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【 禁制品 】
◆ 国外持ち出し禁止品・規制品
土産品店で売っているべっこう製品。(ワシントン条約で輸出入が禁止されている)
熱帯魚(アロワナ)等の野生動物。

◆ 現地通貨の持ち出し規制
100,000,000ルピア以上の現地通貨。外貨については制限なし。

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【 電子タバコ関連情報 】
1) 入国時に電子タバコ/加熱式タバコの持ち込みは可能ですか？
〔回答〕
◎ 本体について
　持ち込み可能。

◎ タバコの葉の部分について
　成人1人につき200本以内まで可能。

2) 制限や条件を無視して、また持ち込み不可にもかかわらず、電子タバコ/加熱式タバコを持ち込んでしまった場合、罰金や没収などのペナルティはありますか？
〔回答〕
　規定量以上を持ち込んだ場合は没収。
　状況により罰金が科されることもある。

3) その他、電子タバコ/加熱式タバコに関しての注意点等
〔回答〕
　禁煙区域を設けている施設(ホテル、レストラン、ショッピングセンターなど)は多くあるが、一般的に喫煙に関するマナーは整っていないといえる。

◆ タバコ事情（紙巻タバコ、電子/加熱式タバコ共）
ホテル施設内での喫煙は年々厳しくなっています。
バルコニーでの喫煙はまだ広く認められていますが、全面禁煙のホテルも多くなり始めています。
レストランでも屋内での喫煙は年々厳しくなってますが、屋外席の喫煙はまだ広く認められています。

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★ その他情報
* 街中には両替所が多数あり、日本円からの両替が可能です。
但し悪質な所もある為、宿泊ホテル内の両替所もしくはホテルがお勧めする最寄りの両替所の利用をお勧めします。

* 2003年以前に発行されたUSドル紙幣は、インドネシア国内での使用及び一部両替所で両替ができないので、注意が必要。

* 王宮・水の宮殿等は、宗教行事等により終日または半日閉館となる場合があります。
　訪問の際は、スケジュール等を事前に確認することをお勧めします。