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【都市別安全情報(トラベルサポート)】- 東南アジア

ヤンゴン [ Yangon ]

ミャンマー [ Republic of the Union of Myanmar ]ミャンマーの国旗

都市別安全情報

一般情報一般情報

●一般情報

◆ タクシー
タクシーは、ヤンゴン市内と、マンダレーの限られた一部地域にしかありません。
他の地域では、貸し切りの専用車(ハイヤー)のみ利用可能です。
料金はすべて交渉制なので、初乗り料金はまちまちです。
ほとんどのタクシーにエアコンは付いていません。
ここ数年、タクシー会社も誕生していますが、まだまだ多くは個人タクシー。

〔料金のめやす〕※2021年2月現在
 ヤンゴン空港〜ヤンゴン市内: 8,000〜10,000チャット
 ヤンゴン市内間の移動: 2,000〜5,000チャット

〔代表的なタクシー会社〕
* Hello Cabs --- TEL: 09-782098973
* Oway Ride --- TEL: 09-2318900

上記以外に、ヤンゴンでは配車アプリGrab Taxiが最もポピュラーです。
https://www.grab.com/mm/en/transport/taxi/

◆ 特殊な交通規制等
日本的な感覚で歩いていると、車優先のように感じると思われます。
運転手及び歩行者のマナー、又、車両自体の整備も十分でなく、交通事故が多発しています。
ヤンゴン市内中心部での歩行には、十分注意が必要です。

◆ 公衆電話のかけ方
携帯電話の普及に伴い、現在、ヤンゴン市内で公衆電話を見かけることはほとんどありません。

◆ 旅行者立ち入り禁止区域
その時々の情勢によって変わるので、その都度確認が必要です。
バガン、マンダレー、インレー湖の様な有名な観光地はそれほどでもありませんが、それ以外のあまり一般的でない訪問先へ行く場合には、必ず確認することをお勧めします。
又、国境地域は治安上の理由等から、外国人の立入制限区域が設けられています。

◆ 写真撮影禁止・規制場所
* 空港、港湾、橋梁、軍・警察関連施設、政府庁舎、刑務所等は、撮影が禁止されている。
* 水浴び中の女性にカメラを向けてはならない。

◆ 歓楽街での注意点
歓楽街が多くあるわけではないので、特に注意することはありません。
酔っ払い同士の喧嘩などを見かけたら、トラブルに巻き込まれないためにもその場を早く立ち去ることをお勧めします。

◆ 治安の悪い地域
全般的に治安は良く、特に注意する必要はありません。
但し他国同様、スリやひったくりには、十分ご注意ください。

◆ 注意すべき慣習等
* パゴダや寺院では、タンクトップやショートパンツなど肌の露出の多い服装は礼儀に反するので、避ける。
* パゴダでは、靴や靴下等を全て脱ぎ、裸足で入場する。
 また、シュエダゴンパゴダやゴールデンロック等では、一部に女人禁制のエリアがあるので注意。
* 仏像および僧侶に対し、足を向けて座ってはならない。
* 目上の人の頭を触ってはならない。目上の人には左手で物を渡してはならない。

◆ 一般人(旅行者を含む)に罰金が科せられるような条例等
* 麻薬の輸入・所持や使用は違法であり、違反者に対しては死刑もありえます。
 麻薬類には一切関わらないように。
* ヤミ両替は違法のため、行わないこと。罰せられることもある。
 現地通貨への両替は銀行、政府公認両替所及び主要ホテルのみで行うこと。
* 賭博行為はミャンマー国内では違法行為。誘われても絶対に断ること。
* 売買春は違法。
* 交通違反(規則は日本とほぼ同じ)には、罰金が発生する。
* 仏像やパゴダのタトゥーが下半身に入っている場合、入国できなかったり、入国できても国内で発見されれば強制退去となることもある。そのような場合には、長ズボンなどで隠す必要あり。
* 人前でキスをしないこと。欧米人が逮捕されたケースもある。

◆ 日常会話におけるタブー等
* 仏教を侮辱するような会話や行為はタブー。状況によっては逮捕・懲役刑の可能性もある。宗教および政治に関する話は避けたほうが良い。
* パゴダなどで瞑想中の人に話しかけてはならない。

◆ 警察の信頼度と日本人への対応
日本語対応等は、全く期待できないとお考えください。
日本人に限らず、外国人に対する態度は、一般的に礼儀正しく親切です。

◆ 鉄道・バス・飛行機等の発着時刻等の正確さ
* 鉄道、バスの到着時間は、余りあてになりません。時間には十分余裕を持ってスケジュールを組むことをお勧めいたします。
* 国内線は、かなり正確に運航するようになってきましたが、30分程度の遅延は日常的。
 また、霧の発生する時期には運航スケジュールが不安定になることもあるのでご注意ください。

◆ 日本語対応可能な窓口 (大使館・領事館、旅行会社・ツアーオペレーター以外)
JETROヤンゴン事務所などはあるが、旅行者のための組織はない。
尚、これらの組織には、むやみに連絡しないこと。


【 電子タバコ関連情報 】
1) 入国時に電子タバコ/加熱式タバコの持ち込みは可能ですか?
〔回答〕
◎ 本体について
 持ち込み可能

◎ タバコの葉の部分について
 持ち込み可能

2) 制限や条件を無視して、また持ち込み不可にもかかわらず、電子タバコ/加熱式タバコを持ち込んでしまった場合、罰金や没収などのペナルティはありますか?
〔回答〕
 特になし

3) その他、電子タバコ/加熱式タバコに関しての注意点等
〔回答〕
 特になし

◆ タバコ事情(紙巻タバコ、電子/加熱式タバコ共)
喫煙に対しての制限はかなり緩やかですが、多くのホテルやレストランでは、禁煙が一般的になりました。


【 禁制品 】
◆ 国外持ち出し禁止品・規制品
* 宝石関係は、政府公認の宝石店で購入し、公式の領収書を発行してもらわないと、国外持ち出しができません。宝石は信頼の置ける、しっかりしたお店での購入をお勧めいたします。
* 仏教関係の骨董品は、持ち出しの規制対象となっております。購入に際してはご注意ください。
* 金・銀、象牙、指定の野生動植物についても無断持ち出しが禁止されています。

◆ 現地通貨の持ち出し規制
ミャンマーチャットは、国外への持ち出しは禁止されています。
10,000 USドル相当以上の外貨を持ち込む場合は、ミャンマー入国時に申告が必要です。入国時に申告していれば、その申告した金額以下の外貨は持ち出しが可能です。一方申告が無い場合、10,000 USドル以上の外貨持ち出しはできませんので、ご注意ください。


【 その他情報 】
◎日本円から現地通貨への両替について
ヤンゴン市内の一部の両替商で、日本円からミャンマーチャットへの両替が可能です。
ヤンゴン以外の地方では両替は困難です。基本は、USドルが最も利便性が高いです。

日本の各種クレジットカードを利用し、ミャンマーのATMでミャンマーチャットを引き出すことも可能となりました。事前に、どの会社のATMであれば利用できるのかを確認しておけば、ヤンゴン市内各地にあるATMで、現金引き出しが可能です。
ただし、旅行中にATMの場所を探すのは大変です。また、ごくごくまれに、カードがATM内に吸い込まれて、出てこないという事例も発生しています。いったん吸い込まれると、回収には想像を絶する時間と手間がかかります。短期の旅行の場合は、あらかじめご理解の上、ご利用ください。

クレジットカードは、ミャンマー国内でもかなり使用できるようになりました。ただし、回線の不具合により読み取りができない等の事例も時々耳にしますので、カードが使えなかった場合の代案は、想定しておいてください。

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