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【都市別安全情報(トラベルサポート)】- 東南アジア

クアラルンプール [ Kuala Lumpur ]

マレーシア [ Malaysia ]マレーシアの国旗

都市別安全情報

一般情報一般情報

●一般情報

◆ タクシー
個人タクシーはなく、タクシー会社に属している。
タクシーには大きく分けてプレミアタクシー(中〜高級車利用)とバジェットタクシー(大衆車を利用)の2種類があり、料金も異なるが、安全面を考えるとプレミアタクシーの利用が無難。
基本的には料金はメーター制だが、短距離、渋滞が発生場所を通過する場合など勝手に割増料金を要求されることがある。サービスはドライバーによるが、短距離、渋滞区域には行きたがらない。乗車拒否されることも多く、慣れない旅行者には利用しづらい。
安全のために、流しのタクシーの利用は控え、タクシー会社に連絡してタクシーを呼び出して利用することをお勧めする。

◎空港から市内に向かう場合には、料金が固定されている。(2021年2月現在、MYR110〜MYR130)
乗車時に空港内にあるタクシーカウンターにて目的地を告げてチケットを購入し乗車する。
24:00〜06:00の間は深夜料金として運賃が5割増となる。
空港には無許可の白タクもいるので、注意すること。

〔代表的なタクシー会社〕
* 空港タクシー: AIRPORT LIMO (M) SDN BHD --- TEL: 1300-88-8989 (ホットライン)
* 一般タクシー: COMFORT RADIO TAXI SERVICE --- TEL: 03-8024-2727、03-8024-0507

◆ 特殊な交通規制等
特になし。交通規則(右ハンドル・左側通行等)は日本とほぼ同じ

◆ 公衆電話のかけ方
コイン式:10¢、20¢、50¢。1通話の基本料金=10¢。ただしホテル、レストランなどでは20¢、30¢かかる場合が多い。
テレフォンカードの種類:2$、5$、10$。テレフォンカードはコンビニエンスストア、ガソリンスタンド、ショッピングセンターなどで購入できる。
マレーシアの公衆電話は都市部とその他では運営会社が異なるため互換性がなく注意が必要。空港には一部クレジットカード公衆電話もある。
※近年、携帯電話の普及に伴い公衆電話の需要が少なくなり、公衆電話が容易に見つからない場合がある。

◆ 旅行者立ち入り禁止区域
軍関連施設へは立ち入り不可。宗教施設等の中には、立ち入りが禁止されているところがある。
事前に確認すること。

◆ 写真撮影禁止・規制場所
軍関連施設、空港のイミグレーション等の撮影は禁止されている。
美術館や博物館、宗教施設内での撮影は、事前に確認すること。
ゲンティン・ハイランドのカジノ内も写真撮影を禁止している。
地元の一般市民(特にイスラム教徒の女性)を撮影する場合は、事前に本人の了解を得ること。

◆ 歓楽街での注意点
知らない人に声をかけられても、ついていかないこと。
スリや置き引き、ひったくりには、注意する。

◆ 治安の悪い地域
CHINA TOWN(夜間)
ショッピングセンターなど、人の集まる場所にはスリが多いので、注意する。

◆ 注意すべき慣習等
* イスラム教の国なので、アルコール類・豚肉類の飲食は禁止されているが、旅行者はその限りではない。
 ただし、マレー系のレストランや屋台では、豚肉・酒類は提供していないので、利用時は注意すること。
* マレー系の正月前(旧暦に従い、毎年時期が変動する)は断食にあたり、太陽が出ている時間帯は食べたり、飲んだり、煙草を吸ったりすることが禁じられているが、旅行者はその限りではない。
 尚、断食中、マレー系の店は殆ど閉まるが、中国系・インド系の店は通常通り営業している。
* 左手は不浄とされているので、握手や物の受渡しは右手を使う。
* 人差し指で人や物を指すことは失礼とされている。
* 頭は身体の神聖な部分とされているため、子供の頭をなでたりしない。
* 婦人に対しては、こちらから握手を求めない。
* モスク見学の際には長袖・長ズボンを着用するなどして肌の露出を避ける。

◆ 一般人(旅行者を含む)に罰金が科せられるような条例等
* 煙草の投げ捨て=M$500、立小便=M$100の罰金がある。
* 外国人はパスポートの携行が義務付けられている。
* 麻薬関係の違反者は厳しく処罰されるので、絶対に手を出さない。
* 銃器の持ち込みも厳しく規制されており、モデルガン類の持ち込みも罰せられることがある。
* 賭博や売買春行為は厳禁。

◆ 日常会話におけるタブー等
宗教に関する話題は避けるのが無難。
その他は特になし。常識の範囲の言動を心がけていれば問題ない。

◆ 警察の信頼度と日本人への対応
全体として市警察への信頼性は低い。
パスポートや現金を紛失した場合のポリスレポート作成時には、「どうせ見つからない」という先入観を持っていることもあり、非協力的である。

◆ 鉄道・バス・飛行機等の発着時刻等の正確さ
鉄道は、風雨に弱く、数時間遅れることもしばしばある。
飛行機は、長距離便は遅れることがままある。(特に冬期)
バスはミニバスが中心で、時刻表通りには運行していない。
クアラルンプール市内は渋滞がひどく、予定時間に遅れることが頻繁に発生する。
発着時刻の正確性にはかなりのバラつきがあるため、常に時間に余裕を持って行動した方がよい。

◆ 日本語対応可能な窓口 (大使館・領事館、旅行会社・ツアーオペレーター以外)
クアランプール日本人会、日本語学校等の組織はあるが、旅行者のための組織はない。
尚、これらの組織には、むやみに連絡しないこと。


【 禁制品 】
◆ 国外持ち出し禁止品・規制品
ピストルなどの武器や麻薬類、ブランド商品のコピー品、肉・肉の加工品、植物・フルーツ、わいせつビデオ・本、ワシントン条約に違反する製品
※基本的にマレーシアは麻薬=死刑であるが、持ち出し禁止というより、見つかった時点で死刑になる。

◆ 現地通貨の持ち出し規制
M$1,000、またはUS$10,000相当以上の外貨を持ち出す場合は、予め中央銀行に許可を得る必要がある。

◆ マレーシアへの持ち込み規制
酒類1本(約1L)、紙巻タバコ200本(またはタバコ225g)まで持ち込み可。
US$10,000(約100万円)の現金、または相当品を持ち込む際には税関に申告すること。


【 電子タバコ関連情報 】
1) 入国時に電子タバコ/加熱式タバコの持ち込みは可能ですか?
〔回答〕
◎ 本体について
 持ち込み可能

◎ タバコの葉の部分について
 持ち込み可能

2) 制限や条件を無視して、また持ち込み不可にもかかわらず、電子タバコ/加熱式タバコを持ち込んでしまった場合、罰金や没収などのペナルティはありますか?
〔回答〕
 特になし

3) その他、電子タバコ/加熱式タバコに関しての注意点等
〔回答〕

◆ タバコ事情(紙巻タバコ、電子/加熱式タバコ共)
2020年1月1日からすべての飲食店での喫煙が禁止され、飲食店から半径3メートル周辺も対象区域です。
禁煙区域での喫煙が発覚すると、1回目と2回目はMYR250の罰金が科せられます。3回目以降、罰金はMYR350になります。


★ その他情報
* 日本円から現地通貨への両替、キャッシュレス決済等について
空港、銀行、モールの両替所などで両替が可能です。
また、基本的に全ての銀行ATMで海外クレジットカードのキャッシングが可能です。ただし、銀行によって手数料が異なります。
マレーシアの人はTouch ‘n Go、Boast、Grab Pay、Ali Pay等といったEウォレット(キャッシュレス決済)を使うことも多いですが、旅行者が利用可能な決済手段はクレジットカード。

* バイクに乗ったひったくりに注意
近年、バイクに乗ったひったくりによる被害が多数報告されている。荷物をひったくられた際にバイクに引きずられケガをしたケース報告されているので十分注意する。
対策として、進行方向と逆の車線側を歩き正面から車が向かって来るのが見えるようにする、車道とは反対側の手に荷物を持つ、速度を落として後をつけてくる等の不審なバイクに気をつける等、常に外国にいる意識を持って注意深く行動すること。

* トイレ
街中のトイレではトイレットペーパーを備え付けていない所も多いので、常にトイレットペーパーを携帯するよう心がける。
公衆トイレはチップ式が多い。トイレの入口の受付人にチップを渡し、トイレットペーパーを受け取り、用を足す仕組みになっている。外出時には予め小銭を用意しておくこと。(1回の利用で約20〜50sen)

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