◆ タクシー
タクシー利用時は、乗車の際に目的地を伝え、事前に料金を確認する必要がある。
チップとして料金の10%程度渡すのが一般的。
外国人旅行者向けタクシー(車体は黄色で全国統一されている)と、主に地元の人が利用する乗り合いルートタクシー(多くは旧式のアメ車などが利用されている)がある。
タクシーには、車体にTAXIの表示と会社名・電話番号が書かれている。
市内には流しのタクシーもあるが、ホテルなどから呼び出してもらうのが良い。
旅行者向け観光用タクシーは、危険もなく安心して利用できる。
〔代表的なタクシー会社〕
* CUBATAXI --- TEL: 07-855-5555
その他、ハバナ市内には黄色いココナッツ型をした旅行者向けのバイクタクシー「Coco Taxi」も運行しており、こちらも安心して利用できる。料金は区間によって異なる。
◆ 特殊な交通規制等
左ハンドル、車両右側通行。
交通マナーは極端に悪くないものの、無免許運転や居眠り運転、酒酔い運転等による交通事故が多発している。
また、自動車の老朽化等から運転制御不能による事故も発生しているため、交通事故に対する十分な注意が必要。
◆ 公衆電話のかけ方
ほとんどがテレホンカード式。カードは街中にある国営通信会社エテクサ(Etecsa)にて購入できる。かけ方は日本と同じ。
カード式のほかにプリペイド式の公衆電話もある。
※近年、携帯電話の普及に伴い公衆電話の需要が少なくなり、公衆電話が容易に見つからない場合がある。
◆ 旅行者立ち入り禁止区域
軍関連施設、政府関係官庁等。
「カサ・パルティクラル」と呼ばれる民宿は、キューバ政府から許可を得た施設でなければ外国人を宿泊させることはできないため、民宿に宿泊する場合には許可を得ている施設かどうかを事前に確認すること。(一般のホテルについては、特に問題なし)
◆ 写真撮影禁止・規制場所
軍関連施設、政府関係施設(警察・消防署を含む)、ショッピング店内、駅、空港施設内、港湾施設内。
主要幹線道路や橋脚等の中には、撮影が禁止されている場所もあるので注意する。
◆ 歓楽街での注意点
観光客は街頭等を自由に歩くことができ、また写真撮影等も問題ない。
但し、置き引き、スリ、ひったくり等の窃盗犯罪が多いので注意すること。
又、偽物の葉巻などを売りつけられないように注意する。
◆ 治安の悪い地域
セントロハバナ地区。特に夜間の一人歩きはできるだけ避ける。
◆ 注意すべき慣習等
社会主義国であることを念頭に置いて行動すること。
社会主義体制維持のため革命防衛委員会(CDR)という隣組組織があり、相互に監視するシステムがとられている。各人の行動は常に監視状態にあると考えた方がよく、滞在中に軽率な行動を取らないようにくれぐれも注意すること。
◆ 一般人(旅行者を含む)に罰金が科せられるような条例等
外国人の政治活動及び出版は、キューバ政府の許可が必要。
また、国益に反する行為(不正両替、ヤミ取引、禁制品売買等)や反革命的行為、公序良俗に反する行為(売春、賭博等)は、厳しく規制されている。
◆ 日常会話におけるタブー等
特になし。常識の範囲内の言動を心がけていれば問題ない。
◆ 警察の信頼度と日本人への対応
陽気で親切。まあ信頼してよい。
◆ 鉄道・バス・飛行機等の発着時刻等の正確さ
* 鉄道: ほとんど定刻には発車されない。
* バス(VIAZUL): ほぼ定刻に発車。
* 飛行機
国内線: 何らかの理由により時刻が乱れるときは、かなり長時間の遅延も見られる。
国際線: ほぼ定刻。
◆ 日本語対応可能な窓口 (大使館・領事館、旅行会社・ツアーオペレーター以外)
なし
【 禁制品 】
◆ 国内持ち込み禁止・規制品
麻薬類、果物、生鮮食料品、酪農製品や生皮、家電製品(湯沸しポットやDVDプレーヤーなど)、その他。
◆ 現地通貨の持ち込み規制
US$5,000以上の通貨を持ち込む際は、申告が必要。
◆ 国外持ち出し禁止・規制品
* 葉巻: 50本以内は規制なし。50本以上持ち出す際は、正規国営葉巻販売店発行の領収書の提示が必要。
→空港で荷物をチェックインした後も、税関からのアナウンスには十分注意が必要。
(特に葉巻を持ち出す方は、要注意)
* 本: 50年以上前にキューバで発行された本、またはポスターなどの印刷物は持ち出し規制対象品。
* 美術作品: 絵画などは販売元から出される規定の書類(収入印紙含む)の提示が必要。
◆ 現地通貨の持ち出し規制
キューバペソ(CUP)は、持ち出し禁止。
【 電子タバコ関連情報 】
1) 入国時に電子タバコ/加熱式タバコの持ち込みは可能ですか?
〔回答〕
◎ 本体について
明確な規定なし
◎ タバコの葉の部分について
明確な規定なし
2) その他、電子タバコ/加熱式タバコに関しての注意点等
キューバ国内では、「電子タバコ」は販売されておりません。
一般的な認知度は、非常に低いのが現状です。
紙巻タバコとの区別はあまりなく、禁煙ゾーンで電子タバコで煙をふかしている場合、禁煙ゾーンなので吸わないでください、といわれるのが容易に想像されます。
【 その他情報 】
◆ キューバの通貨について
* 以前は兌換ペソ(CUC)とキューバペソ(CUP)の2種類の通貨が流通していましたが、2021年1月1日より兌換ペソは廃止されました。キューバ国内において米ドルをキューバペソ(CUP)へ両替する際に10%の課徴金を徴収されますが、ほぼすべての両替所で両替することができます。他の主要な通貨(ユーロ、カナダドル等)には課徴金は課せられません。
日本円も両替可能ですが、両替できる場所は限られています。
* ヤミ両替は利用者側も違反となり、もし被害にあったとしても警察は被害届を受け付けてくれないので絶対に利用しないこと。
* 出国時に余ってしまった現地通貨CUPを再び外貨へ両替する場合は、空港の両替所のみで可能。
一人上限300USD相当までが許可される。ただし取り扱い件数の少ない日本円のストックはほぼないので、米ドル、カナダドル、ユーロなどへの両替となる可能性が高い。その際には本人のIDと搭乗券の提示が必要。
◆ クレジットカードについて
* キューバ国内で使用可能なクレジットカードは、ビザまたはマスターカードのみ、かつ米国の金融機関以外で決済されるカードに限られているので注意が必要。
日本国内で発行されたカードであっても、米国系銀行が決済銀行となっている場合には使用できないので十分に注意すること。
* 2021年からの通過統一に際し、外貨をMLC(Moneda Libremente Convertible)と表示する。その基軸は米ドル。輸入商品が主な扱い商品のスーパーマーケット(Mercado MLC)や、生活必需品以外(靴・洋服・化粧品・家具などの輸入品)を扱うショップ、ホテル、ホテル内のレストラン、ホテル内の土産物店などでは、支払いがクレジットカードのみとなっている。
◆ その他注意事項
* 現金のみならず、デジタルカメラや携帯電話などのひったくりも多いので、注意する。
* 滞在中は、パスポートのコピー等を携帯するのが望ましい。
タクシー利用時は、乗車の際に目的地を伝え、事前に料金を確認する必要がある。
チップとして料金の10%程度渡すのが一般的。
外国人旅行者向けタクシー(車体は黄色で全国統一されている)と、主に地元の人が利用する乗り合いルートタクシー(多くは旧式のアメ車などが利用されている)がある。
タクシーには、車体にTAXIの表示と会社名・電話番号が書かれている。
市内には流しのタクシーもあるが、ホテルなどから呼び出してもらうのが良い。
旅行者向け観光用タクシーは、危険もなく安心して利用できる。
〔代表的なタクシー会社〕
* CUBATAXI --- TEL: 07-855-5555
その他、ハバナ市内には黄色いココナッツ型をした旅行者向けのバイクタクシー「Coco Taxi」も運行しており、こちらも安心して利用できる。料金は区間によって異なる。
◆ 特殊な交通規制等
左ハンドル、車両右側通行。
交通マナーは極端に悪くないものの、無免許運転や居眠り運転、酒酔い運転等による交通事故が多発している。
また、自動車の老朽化等から運転制御不能による事故も発生しているため、交通事故に対する十分な注意が必要。
◆ 公衆電話のかけ方
ほとんどがテレホンカード式。カードは街中にある国営通信会社エテクサ(Etecsa)にて購入できる。かけ方は日本と同じ。
カード式のほかにプリペイド式の公衆電話もある。
※近年、携帯電話の普及に伴い公衆電話の需要が少なくなり、公衆電話が容易に見つからない場合がある。
◆ 旅行者立ち入り禁止区域
軍関連施設、政府関係官庁等。
「カサ・パルティクラル」と呼ばれる民宿は、キューバ政府から許可を得た施設でなければ外国人を宿泊させることはできないため、民宿に宿泊する場合には許可を得ている施設かどうかを事前に確認すること。(一般のホテルについては、特に問題なし)
◆ 写真撮影禁止・規制場所
軍関連施設、政府関係施設(警察・消防署を含む)、ショッピング店内、駅、空港施設内、港湾施設内。
主要幹線道路や橋脚等の中には、撮影が禁止されている場所もあるので注意する。
◆ 歓楽街での注意点
観光客は街頭等を自由に歩くことができ、また写真撮影等も問題ない。
但し、置き引き、スリ、ひったくり等の窃盗犯罪が多いので注意すること。
又、偽物の葉巻などを売りつけられないように注意する。
◆ 治安の悪い地域
セントロハバナ地区。特に夜間の一人歩きはできるだけ避ける。
◆ 注意すべき慣習等
社会主義国であることを念頭に置いて行動すること。
社会主義体制維持のため革命防衛委員会(CDR)という隣組組織があり、相互に監視するシステムがとられている。各人の行動は常に監視状態にあると考えた方がよく、滞在中に軽率な行動を取らないようにくれぐれも注意すること。
◆ 一般人(旅行者を含む)に罰金が科せられるような条例等
外国人の政治活動及び出版は、キューバ政府の許可が必要。
また、国益に反する行為(不正両替、ヤミ取引、禁制品売買等)や反革命的行為、公序良俗に反する行為(売春、賭博等)は、厳しく規制されている。
◆ 日常会話におけるタブー等
特になし。常識の範囲内の言動を心がけていれば問題ない。
◆ 警察の信頼度と日本人への対応
陽気で親切。まあ信頼してよい。
◆ 鉄道・バス・飛行機等の発着時刻等の正確さ
* 鉄道: ほとんど定刻には発車されない。
* バス(VIAZUL): ほぼ定刻に発車。
* 飛行機
国内線: 何らかの理由により時刻が乱れるときは、かなり長時間の遅延も見られる。
国際線: ほぼ定刻。
◆ 日本語対応可能な窓口 (大使館・領事館、旅行会社・ツアーオペレーター以外)
なし
【 禁制品 】
◆ 国内持ち込み禁止・規制品
麻薬類、果物、生鮮食料品、酪農製品や生皮、家電製品(湯沸しポットやDVDプレーヤーなど)、その他。
◆ 現地通貨の持ち込み規制
US$5,000以上の通貨を持ち込む際は、申告が必要。
◆ 国外持ち出し禁止・規制品
* 葉巻: 50本以内は規制なし。50本以上持ち出す際は、正規国営葉巻販売店発行の領収書の提示が必要。
→空港で荷物をチェックインした後も、税関からのアナウンスには十分注意が必要。
(特に葉巻を持ち出す方は、要注意)
* 本: 50年以上前にキューバで発行された本、またはポスターなどの印刷物は持ち出し規制対象品。
* 美術作品: 絵画などは販売元から出される規定の書類(収入印紙含む)の提示が必要。
◆ 現地通貨の持ち出し規制
キューバペソ(CUP)は、持ち出し禁止。
【 電子タバコ関連情報 】
1) 入国時に電子タバコ/加熱式タバコの持ち込みは可能ですか?
〔回答〕
◎ 本体について
明確な規定なし
◎ タバコの葉の部分について
明確な規定なし
2) その他、電子タバコ/加熱式タバコに関しての注意点等
キューバ国内では、「電子タバコ」は販売されておりません。
一般的な認知度は、非常に低いのが現状です。
紙巻タバコとの区別はあまりなく、禁煙ゾーンで電子タバコで煙をふかしている場合、禁煙ゾーンなので吸わないでください、といわれるのが容易に想像されます。
【 その他情報 】
◆ キューバの通貨について
* 以前は兌換ペソ(CUC)とキューバペソ(CUP)の2種類の通貨が流通していましたが、2021年1月1日より兌換ペソは廃止されました。キューバ国内において米ドルをキューバペソ(CUP)へ両替する際に10%の課徴金を徴収されますが、ほぼすべての両替所で両替することができます。他の主要な通貨(ユーロ、カナダドル等)には課徴金は課せられません。
日本円も両替可能ですが、両替できる場所は限られています。
* ヤミ両替は利用者側も違反となり、もし被害にあったとしても警察は被害届を受け付けてくれないので絶対に利用しないこと。
* 出国時に余ってしまった現地通貨CUPを再び外貨へ両替する場合は、空港の両替所のみで可能。
一人上限300USD相当までが許可される。ただし取り扱い件数の少ない日本円のストックはほぼないので、米ドル、カナダドル、ユーロなどへの両替となる可能性が高い。その際には本人のIDと搭乗券の提示が必要。
◆ クレジットカードについて
* キューバ国内で使用可能なクレジットカードは、ビザまたはマスターカードのみ、かつ米国の金融機関以外で決済されるカードに限られているので注意が必要。
日本国内で発行されたカードであっても、米国系銀行が決済銀行となっている場合には使用できないので十分に注意すること。
* 2021年からの通過統一に際し、外貨をMLC(Moneda Libremente Convertible)と表示する。その基軸は米ドル。輸入商品が主な扱い商品のスーパーマーケット(Mercado MLC)や、生活必需品以外(靴・洋服・化粧品・家具などの輸入品)を扱うショップ、ホテル、ホテル内のレストラン、ホテル内の土産物店などでは、支払いがクレジットカードのみとなっている。
◆ その他注意事項
* 現金のみならず、デジタルカメラや携帯電話などのひったくりも多いので、注意する。
* 滞在中は、パスポートのコピー等を携帯するのが望ましい。
- ●外務省提供
- ●観光庁提供
- ●厚生労働省 検疫所情報
- ●国土交通省航空局 提供