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【都市別安全情報(トラベルサポート)】- 南米

マナウス [ Manaus ]

ブラジル [ Federative Republic of Brazil ]ブラジルの国旗

都市別安全情報

一般情報一般情報

●一般情報

◆ タクシー
メーター制。
市内の一般タクシーは、流しのタクシーと市役所から乗り場が指定されたタクシーの2種類に分けられるが、料金は同じ。乗り場が指定されているタクシーの方が安全。
タクシーメーターに表示される数字が支払金額となる。
タクシーの運転手に目的地を明確に伝えるために、目的地の名称と住所を書いたメモを渡すことをお勧めする。

〔料金のめやす〕※2021年2月現在
 初乗り料金: 4.50レアル。距離及び時間により料金が追加される。
 夜間(22:00〜翌05:00)、土〜日曜・祝祭日、年末年始(12月、1月)は、割高料金が適用となる。
 なお、車が停止していてもメーターは進むので、渋滞の多い時間帯(07:00〜08:00/12:00〜13:00、18:00〜19:00)は避けるのが無難。マナウスの交通渋滞は年々悪化傾向にある。
◎空港〜市内ホテル: 約50レアル前後

〔代表的なタクシー会社〕
* アマゾナス・タクシー --- TEL: 092-3658-5888
* マナウス・タクシー --- TEL: 092-3236-4220
* トゥクシー・ラジオタクシー --- TEL: 092-2123-9090

なお、最近ではUber、99などの配車アプリが広く普及している。
言葉が話せなくても問題なく使え、タクシーよりも安価であり、24時間利用できるため、今では市民の間ではこれらアプリ利用が主流である。
支払いもクレジットカードに請求され、現金を持っていなくても利用できる利点がある。
ただし、評価が低い、経験が浅いドライバーもいるので、利用時には注意が必要。

◆ 特殊な交通規制等
交通規則を守らないドライバー、運転技術が未熟なドライバーが多く、ブラジル国内でも交通マナーが極めて悪い地域とされているので、道路を横断する時は十分注意する。
特に金曜の夜間から土曜の朝にかけての時間帯は飲酒運転をするドライバーが多く、事故に巻き込まれる可能性が高いので、常に周囲の車の動きに気を配ること。

◆ 公衆電話のかけ方
マナウス市内に公衆電話はほとんどない。

◆ 旅行者立ち入り禁止区域
連邦政府、州政府、市役所、警察、消防署が立入り禁止と定めた地区。
軍や警察関係の場所は注意を要する。

◆ 写真撮影禁止・規制場所
* 空港内の出入国管理、軍施設内外、警察署内等。
* 美術館、博物館は、ほとんど館内の写真撮影を禁止している。
* 貧民街(ファベーラ)での写真撮影は、危害を加えられる恐れがあるので避けること。

◆ 歓楽街での注意点
* 麻薬は買わない、使わない。妙に慣れ慣れしい連中は相手にしない。
* 服に泥や色水などをかけておいて親切に汚れを落とす素ぶりでひったくる手口に遭わないように注意する。

◆ 治安の悪い地域
* ファベーラと呼ばれる貧民窟、貧民街、及びその近隣地区が危険地帯で、ひったくりや置き引き等が頻繁に発生している。
〔特に注意が必要な場所〕
・市内では、セントロ地区の一部(セッテ・デ・セテンブロ通り、ジョアキンナブコ通りの市場寄り、港近くの時計塔周辺地域等)では、麻薬に関係するマフィアが活発な活動をしているので近づかないこと。
・セントロ地区の中でも特に港から旧市役所の建物に至る地域は、昼間でもひったくり等の犯罪被害に遭う可能性が高いので、この地区に近づく場合には特に周囲に気を配る必要がある。
・マナウス市郊外、特に市内北部、北東部周辺地域には、シダージノーバ、シダージ・ジ・デウス、サンタエテルビーナ、ジョルジテイシェイラ、ノーボアレイショなど、不法占拠で住み着いて出来た地区が多くあり、市内の強盗や殺人など麻薬絡みの犯罪の多くはこれらの地域で発生している。夜間はもとより昼間であっても一人では決して立ち入るべきでは無い。
・南部のエドカンド地区、及びそれに隣接するコロニア・オリベイラ・マッシャード地区、コンペンサ(マナウス西部地域)、ペトロポリス(マナウス南部地域)の両地区も比較的危険と言われており、不用意に近づかないこと。

※現地オペレーターやガイドの指示に従うことをお勧めします。
 特に夜間の外出はどの地域であっても危険なので、ご注意ください。

◆ 注意すべき慣習等
* 指を丸くするOKサインは性的な意味になるので、決してしないこと。
* 宗教的なタブーとしては、教会等では慎ましく、決して大声で話さない。ミサ等で写真を撮らない。
 教会には、ノースリーブ、ホットパンツ等で訪問しない。 
* 現在では、ダウンタウンの商店街等は日曜日は一斉に休みとなり閑散とする一方で、スーパーは終日通常営業、ショッピングセンターも午後3時から通常営業をしている。
* 連邦警察には半ズボンやサンダル履きで行かないこと。(入室を拒否されるので注意する)
* 夜の一人歩きは危ないので絶対に避けること。

◆ 一般人(旅行者を含む)に罰金が科せられるような条例等
ブラジルでは外国人法により、観光目的の旅行者はパスポート(オリジナル)の携帯が義務付けられている。
かつて観光旅行者を装った密入国者を検挙する目的で、連邦警察がリオデジャネイロ市内で外国人を対象に取締りを行い、旅券を携帯していなかった旅行者が多数検挙されている例もあるので、注意すること。

◆ 日常会話におけるタブー等
一般的な会話においてタブーは少ないが、倫理的な話、宗教的な話等は比較的敬遠される。
全般的にはのんびりと穏やかだが、例えばサッカー等でエキサイトすると運転時はスピード狂に変わるような国民性なので、注意が必要。

◆ 警察の信頼度と日本人への対応
全体として市警察や軍警察への信頼性は低い。日本人としての特別対応はなく一般市民同様の扱いを受ける。

◆ 鉄道・バス・飛行機等の発着時刻等の正確さ
飛行機、及び長距離バスの発着時間は、比較的正確。
市内バスには、定められた発着時間(時刻表)等は存在しない。
鉄道施設はない。

◆ 日本語対応可能な窓口 (大使館・領事館、旅行会社・ツアーオペレーター以外)
西部アマゾニア日伯協会等の日系組織・団体はあるが、旅行者のための組織ではないので、連絡しないこと。


【 禁制品 】
◆ 国外持ち出し禁止・規制品
麻薬、武器等。その他、法律上禁止されている動植物等。

◆ 現地通貨の持ち出し規制
外貨の持ち込みは、無制限だが、R$10000相当額以上は入国時の国税局への申告が必要。多額の現金を無申告で持ち込んで見つかると、その出所を証明するまで税関で足止めを食う可能性がある。
又、出国時もR$10000相当額以上の持ち出しは国税局への申告が必要である。


【 電子タバコ関連情報 】
1) 入国時に電子タバコ/加熱式タバコの持ち込みは可能ですか?
〔回答〕
◎ 本体について
 持ち込み不可。

◎ タバコの葉の部分について
 持ち込み不可。

2) 制限や条件を無視して、また持ち込み不可にもかかわらず、電子タバコ/加熱式タバコを持ち込んでしまった場合、罰金や没収などのペナルティはありますか?
〔回答〕
 没収となる。

3) その他、電子タバコ/加熱式タバコに関しての注意点等
〔回答〕
 ブラジルでは電子タバコが禁止されています。

◆ タバコ事情について(紙巻タバコ、電子/加熱式タバコ共)
ホテル、レストラン等の公共の場所での喫煙は禁止されている。
ホテルでも喫煙室のあるホテルは稀である。


【 その他情報 】
◎ その他旅行者へのアドバイス
* アマゾナスショッピングセンター、マナウアラショッピングセンター、ミレニアムショッピングセンターには両替所があり、日本円をレアルに換金可能。
* スーパーや小規模店でもクレジットカード決済が広く普及しており、少額でもクレジットカード(又はデビットカード)での決済が普通である。VISA、MasterCard以外の国際クレジットカードは通用しない場所が多いので注意。
* 海外旅行保険には必ず日本で加入すること。ケガ、病気、その他のトラブルに遭遇した場合に備えて、必ず保険に加入の上、カードや保険情報小冊子を忘れずに持参のこと。
* バスは路線が複雑な上、バス内における窃盗・強盗事件が多発しているので、利用は極力避けるのが賢明。
* マナウスでは天然資源の保護のため特に厳しい管理体制をとっており、不用意に動植物を持ち出そうとして空港等で当局に身柄を拘束されるケースが増加しています。
 動植物の採取、国外への移送に関しては、必ず事前に「ブラジル環境再生可能天然資源院」(IBAMA)の許可を得る必要があります。

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