---

【都市別安全情報(トラベルサポート)】- 南米

サンパウロ [ Sao Paulo ]

ブラジル [ Federative Republic of Brazil ]ブラジルの国旗

都市別安全情報

一般情報一般情報

●一般情報

◆ タクシー
メーター制。タクシーメーターに表示される数字が、支払金額となる。
市内の一般タクシーは、流しのタクシーと市役所から乗り場が指定されたタクシーの2種類に分けられる。料金は同じだが、乗り場指定のタクシーの方が安全。
空港タクシーやラジオタクシー(無線タクシー)は、料金は割高だが比較的信頼できる。
タクシーの運転手に目的地を明確に伝えるために、目的地の名称と住所を書いたメモを渡すことをお勧めする。
※Nikkey Palace Hotel前のタクシー乗り場では日本語が通じる。(住所: Rua Galvão Bueno, 425 - Liberdade)

〔料金のめやす〕※2021年2月現在
 初乗り料金:一般タクシー 4.50R$、ラジオタクシー 6.75R$
 日曜・祝祭日と平日の20:00〜翌朝06:00は、通常料金の20%割増(既にメーターが割増料金になっている)。
◎空港〜市内中心部(パウリスタ通り周辺): 約85R$(料金20%割増時間帯は約110R$)

〔代表的なタクシー会社〕
* LIGUE TAXI --- TEL: 011-2101-3030
* COOPERTAXI --- TEL: 011-2095-6000 / 011-3511-1919
※ブラジルでは個人タクシーが多い。

◆ 特殊な交通規制等
* 一方通行の道路が非常に多い。
* バス専用道路がある。
* 自転車専用道路がある。
* 道路を横断する時は車両が優先されているので、危険である。
* 信号機が故障していることがある。

◆ 公衆電話のかけ方
テレフォンカード(テレカ)が使える。テレカは日本と同様に度数式で、かけ方も同じ。
1単位で約3分使用。
テレカはバンカと呼ばれる露店(キオスク)等で販売されている。20、30、40、50、60、75単位の6種類あるが、販売価格はバンカの主人が決める。
※近年、携帯電話の普及に伴い公衆電話の需要が少なくなり、公衆電話が容易に見つからない場合がある。また、公衆電話が故障していて利用できないこともある。

◆ 旅行者立ち入り禁止区域
連邦政府、州政府、市役所、警察、消防署が立入り禁止と定めた地区。
軍や警察関係の場所は注意を要する。

◆ 写真撮影禁止・規制場所
* 空港内の出入国管理、軍施設内外、警察署内等。
* 美術館、博物館は、ほとんど館内の写真撮影を禁止している。
* 外国人が奥地のインディオ保護区に立ち入り、インディオの撮影等を行うためには、事前にインディオ保護院(FUNAI)の許可が必要。
* 貧民街(ファベーラ)での写真撮影は、危害を受ける恐れがあるので避けること。

◆ 歓楽街での注意点
* 麻薬は買わない、使わない。妙に慣れ慣れしい連中は相手にしない。
* 服に泥や色水などをかけておいて、親切に汚れを落とす素ぶりでひったくる手口に遭わないように注意。

◆ 治安の悪い地域
* ファベーラと呼ばれる貧民窟、貧民街、及びその近隣地区が危険地帯で、ひったくりや置き引き等が頻繁に発生している。
〔特に注意が必要な場所〕
 ・市内: セ(Sé)地区、ラパ(Lapa)地区、ジャバクアラ(Jabaquara)地区
 ・大都市圏: ジアデーマ市、サント・アンドレ市、サン・ベルナルド・ド・カンポ市等のABC地区
 ・郊外: カンピーナス市が最も危険であるとされている。
 ファベーラはもちろんのこと、これらの地域にはできる限り近寄らないこと。
* バスターミナルや中央駅等も危険であり、日本と比較して安全な場所といえる所はない。
* 特に夜間の外出はどの地域であっても危険なので、現地オペレーターやガイドの指示に従うことをお勧めします。

◆ 注意すべき慣習等
* 指を丸くするOKサインは性的な意味になるので、決してしないこと。
* 宗教的なタブーとしては、教会等では慎ましく、決して大声で話さない。ミサ等で写真を撮らない。
 教会には、ノースリーブ、ホットパンツ等で訪問しない。
* 日曜・祭日は完全休業。官庁関係は無論、薬局等もごく一部しかオープンしていない。
 大手スーパー等も休業しているので、買物には注意を要する。
* 夜の一人歩きは危ないので絶対に避けること。

◆ 一般人(旅行者を含む)に罰金が科せられるような条例等
ブラジルでは外国人法により、観光目的の旅行者はパスポート(オリジナル)の携帯が義務付けられている。
かつて観光旅行者を装った密入国者を検挙する目的で、連邦警察がリオデジャネイロ市内で外国人を対象に取締りを行い、旅券を携帯していなかった旅行者が多数検挙されている例もあるので、注意すること。

◆ 日常会話におけるタブー等
一般的な会話においてタブーは少ないが、倫理的な話、宗教的な話等は比較的敬遠される。
全般的にはのんびりと穏やかだが、サッカーの試合等でエキサイトすると急に人が変わったように荒くなったりすることも多い国民性なので、注意が必要。

◆ 警察の信頼度と日本人への対応
全体として市警察への信頼性は低い。日本人としての特別対応はなく一般市民同様である。

◆ 鉄道・バス・飛行機等の発着時刻等の正確さ
鉄道施設はかなり遅れているため、発着時間は不正確。
市内バスには、定められた発着時間は存在しない。ほとんどのバス停は、緑・青または赤の棒が立っているだけで、そこに止まるバスの行き先も時刻表も表示されていない。
長距離バスの発着時間・飛行機は、比較的正確。

◆ 日本語対応可能な窓口 (大使館・領事館、旅行会社・ツアーオペレーター以外)
JETROサンパウロセンター、ブラジル日本商工会議所、日伯文化連盟、ブラジル日本語センター等の日系組織・団体は多数あるが、何れも旅行者のための組織ではないので、むやみに連絡しないこと。

【 禁制品 】
◆ 国外持ち出し禁止・規制品
麻薬、武器等。その他、法律上禁止されている動植物等。

◆ 現地通貨の持ち出し規制
外貨の持ち込みは、現金、トラベラーズ・チェックとも無制限だが、入国時の申告が必要。
現金、トラベラーズ・チェックを問わず、1万USドル相当額以上は規制がある。又、持ち出し額が持ち込み額を上回ることはできない。


【 電子タバコ関連情報 】
1) 入国時に電子タバコ/加熱式タバコの持ち込みは可能ですか?
〔回答〕
◎ 本体について
 持ち込み不可。

◎ タバコの葉の部分について
 持ち込み不可。

2) 制限や条件を無視して、また持ち込み不可にもかかわらず、電子タバコ/加熱式タバコを持ち込んでしまった場合、罰金や没収などのペナルティはありますか?
〔回答〕
 没収となる。

3) その他、電子タバコ/加熱式タバコに関しての注意点等
〔回答〕
 ブラジルでは電子タバコが禁止されています。

◆ タバコ事情について(紙巻タバコ、電子/加熱式タバコ共)
ホテル、レストラン、ショッピングモールなどの屋内は禁煙。
屋外でも禁煙の公園等もありますのでご注意ください。


【 その他情報 】
◆ その他旅行者へのアドバイス
* 必ずレアル現金を用意すること。細かい支払いへの対応として必要。店舗によっては釣り銭不足により、100レアルや50レアル紙幣での支払いを受け付けない場合もある。
* 空港やショッピングモール内にある外貨両替ショップ等で両替が可能だか、日本円の取り扱い有無については事前に確認した方が良い。外貨両替ショップを出る時は周囲に注意すること。
* VISA、MasterCard以外の国際クレジットカードは通用しない場所が多いので注意。
* 海外旅行保険には必ず日本で加入すること。ケガ、病気、その他のトラブルに遭遇した場合に備えて、必ず保険に加入の上、カードや保険情報小冊子を忘れずに持参のこと。
* バスは複雑な路線経路になっており、又、バス内における窃盗・強盗事件が多発しているので、利用は極力避けるのが賢明。
* 地下鉄ではスリや強盗事件が散見されるので、利用時には注意が必要。
* 人通りが多い場所でのスリに注意。レストランや飲食店でもバッグを椅子に掛けず、抱えるか目が届くところに置く。

◆ サンパウロ日本国総領事館からのお知らせ
サンパウロでは、各種犯罪が市内全域で昼夜を問わず発生しています。また邦人を被害者とする事件も多発していますので、外出時には特に次の点にご注意ください。
* 常に緊張感を持ち、周囲に視線を配る。
* 外出時は人目をひくような腕時計、ネックレス等はなるべく身につけない。
* 歩きスマホをしない。
* ハンドバック等を持ち歩くときは、胸のところで抱える。
* 強盗に遭った際、差し出すための財布を用意しておく。
* 夜間の外出には十分注意し、1人での外出はなるべく避ける。
* 身分証明書、クレジットカード等は財布とは別に携帯する。
* 強盗被害に遭った場合、絶対に抵抗、逃走せず、相手の指示に従う。
* 道路を横断する時は信号が青でも十分注意する。(ブラジルでは車優先)
〔参照〕https://www.sp.br.emb-japan.go.jp/itpr_ja/info_sp_jp.html#bouhan

別の国・都市の情報を見る

国名・都市名から探す
  • エリアを選択すると国が選択できます

  • 国を選択すると都市が選択できます