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【都市別安全情報(トラベルサポート)】- 南米

サンチアゴ [ Santiago ]

チリ [ Republic of Chile ]チリの国旗

都市別安全情報

一般情報一般情報

●一般情報

◆ タクシー
一般的なタクシーは、黒い車体に黄色い屋根のセダン車。
ほぼ全てのタクシーがメーター制であり、料金交渉の必要は無い。一般的に信頼性は高いが、乗車の際は必ずメーターがあるか、メーターが作動しているか等を確認すること。
稀に、観光客を狙って改造したメーターを使用するタクシーもいるため、目的地までおおよその相場は予め確認しておいたほうが良い。
タクシーと同じ車体で屋根の上に行き先表示のある車は、乗り合いタクシー(Colectivo/コレクティーボ)で決められた巡回ルート以外には行かないので注意すること。

〔料金のめやす〕※2021年2月現在
初乗り料金: 300ペソから。以降200m毎に130ペソが加算される。
その他、深夜料金などの割増料金あり。 チップは不要。
◎空港〜市内ホテル:旧市街のホテルまで約25US$、新市街のホテルまで約30〜35US$。

〔代表的なタクシー会社〕
サンティアゴ市内には、各区毎に「RADIO TAXI」と呼ばれるタクシー会社が数多くある。
利用する地区毎に会社が異なる。
下記は、空港に登録しているラジオタクシー。
 * Taxi Oficial --- TEL: 02-2886-8122
 * Taxi Vip(Trans Vip) --- TEL: 02-2677-3000
 * Radio Movil Tur Bus --- TEL: 02-2913-8800

〔その他注意事項〕
夜間の女性一人でのタクシー使用は、あまり勧められない。
外国人旅行者を対象に目的地まで遠回りしたり、料金の支払い時に渡した紙幣のすり替えなどの事案が発生しているので十分な注意が必要。タクシーを利用時は、釣り銭が要らないようにしておくのが望ましい。
また、空港では悪質な無許可タクシーによる被害が近年増加しているので注意すること。

◆ 特殊な交通規制等
* 旧市街の大通りを除く市内道路はほとんどが一方通行となっているが、出勤・退社の時間帯に合わせて進行方向が変わる道路もあるので注意が必要である。
* 主要な大通りにはバス専用レーンが設けられている。大気汚染が深刻化する冬季には、公害問題解決の一策として車のナンバー末尾による走行制限が行われるので注意。
* 道路を横断する場合は、必ず横断歩道内を渡ること。横断歩道以外を渡って事故に遭った場合は運転者保護により歩行者が悪くなり、歩行者が重傷を負っても、車両側の損害賠償まで請求される場合があるので注意する。
* 片手運転や携帯電話を使用しながらの運転は禁止されている。
* 全席シートベルトの着用が義務付けられている。

◆ 公衆電話のかけ方
携帯電話の普及に伴い、公衆電話の数が減少している。
あったとしても機器が古く故障しているものも多いため、あまり勧められない。
携帯電話を持っていない場合には、インターネット・カフェ内の通話センター(Centro de Llamados)の固定電話の利用が望ましい。
使用する前に、店員に通話先(国内・国外・携帯電話)を伝えると、国番号等のかけ方を教えてくれる。

◆ 旅行者立ち入り禁止区域
軍関連施設、国境地域など。
北部アタカマ地方の砂漠地帯の高速道路脇には、埋設された地雷が残されていることがあるので、標識がある場所には絶対に立ち入らないこと。

◆ 写真撮影禁止・規制場所
空港内の一部(出入国管理エリア等)、軍施設内外、警察署内、港、橋、トンネル等。
特に軍事施設内部や警邏中の警官等の撮影は、固く禁じられているので注意すること。

◆ 歓楽街での注意点
* サンティアゴの歓楽街「Bellavista地区」、「Suecia地区」は、パブ街となっているが、麻薬等を売買している店舗があるので、十分注意すること。パブなどで薬物を混入させ、昏倒したところで所持品を奪う犯罪も増加しているため、知らない人から飲み物を勧められても不用意に飲まないこと。
* 飲食店でのクレジットカードの使用に際しても、盗難やスキミング被害などに十分注意すること。
* 全般的に夜間の軽犯罪が増加傾向にあり、旅行者の一人歩きは避けたほうが良い。

◆ 治安の悪い地域
セントロ(サンティアゴ中心部)では、スリ、ひったくりが発生している。夜間の一人歩きは避けること。
また、サンティアゴ郊外の貧民街は危険なので、近付かないこと。
毎年5月1日(メーデー)、9月11日(国民解放の日)には、サンティアゴ旧市街やサンティアゴ郊外の貧民地区にて過去の軍事政権に対するデモが行われるが、デモには近づかないこと。
その他、サッカーの代表チームの国際試合がある日は、試合終了後、旧市街などの一部地域でファンが暴徒化することもあるので注意すること。

◆ 注意すべき慣習等
* レディーファーストを尊重する。
* チップの習慣あり(食事: 10%程度、ポーター: US$1/荷物1つ、等)。

◆ 一般人(旅行者を含む)に罰金が科せられるような条例等
* レストラン等、禁煙地区での喫煙。
* 夜、飲酒の際に酒瓶等を持ち酔って公道を千鳥足で歩いていると警察に連行され、事情聴取を受けたり何時間か勾留されることもあるので注意する。
* 滞在中は、パスポート等の身分証明書の携帯が義務付けられている。
* イースター島のモアイ像や遺跡等に傷をつけたりすると、懲役刑に処せられることもあるので、絶対にしないこと。

◆ 日常会話におけるタブー等
軍事政権時代(1970〜80年代)は日常会話における制限があったが、現在は一般的な会話においてタブーはほとんど無い。
常識をわきまえていれば問題ないが、政治的内容を含む会話は避けたほうが良い。

◆ 警察の信頼度と日本人への対応
警察の信頼度は高い。日本人への偏見は全般的に存在せず、反対に特別扱いも無い。
一般市民同様である。

◆ 鉄道・バス・飛行機等の発着時刻等の正確さ
長距離バス、航空機の発着時間はほぼ正確である。市内バスには定められた時刻表は存在しない。
鉄道については、短距離路線は比較的時刻表通りに運行されるが、長距離路線の定時運行はまれである。

◆ 日本語対応可能な窓口 (大使館・領事館、旅行会社・ツアーオペレーター以外)
JICA(国際協力機構)、日智商工会議所、チリ日本人会、サンティアゴ日本人学校等の組織・団体はあるが、旅行者のための組織はない。
尚、これらの組織には、むやみに連絡しないこと。


【 禁制品 】
◆ 国外持ち出し禁止品
麻薬、武器等。その他、ワシントン条約にて規制されている品。

◆ 国外持ち出し規制品
生の果物及び乾燥させた果物、生肉類・加工肉類、木材及び木材加工品、植物や種子(その他球根類、根茎類、穀物類、豆類等は不可。コーヒーや シリアルなど製品化されたものは可能)、はちみつ・蝋及び蜂や蜂に関連する製品(ロイヤルゼリー、プロポリス等も不可)、動物・鳥類(事前手続きが必要)。
その他、特殊機材(撮影機材、大型機材等)を持ち込む場合、は予め税関の申告が必要。

陸路・空路ともにチリ入国時には申告用の書類が配られるので、心配な品物については、隠さずに申告し、係員に判断してもらうとよい。(虚偽の申告をした場合は、罰金が科せられるので注意。)

◆ 現地通貨の持ち出し規制
特になし。


【 電子タバコ関連情報 】
1) 入国時に電子タバコ/加熱式タバコの持ち込みは可能ですか?
〔回答〕
◎ 本体について
 個人で使用する分については可能です。

◎ タバコの葉の部分について
 個人で使用する分については可能です。

2) 制限や条件を無視して、また持ち込み不可にもかかわらず、電子タバコ/加熱式タバコを持ち込んでしまった場合、罰金や没収などのペナルティはありますか?
〔回答〕
 チリ国内への電子タバコの持ち込み関しては、まだ正式な法律が制定されていません(2021年2月現在)。

3) その他、電子タバコ/加熱式タバコに関しての注意点等
〔回答〕
 本体とカートリッジを中身の見えやすい袋にひとまとめにして、必ず機内持ち込み手荷物のほうに入れておくこと。念のため、税関等で質問された時のために、取扱説明書等も携帯しておくのが望ましい。
 喫煙場所や年齢制限(チリでは満18歳で成人とみなされる)等に関しては、通常のタバコと同じ扱いになるので、注意。

◆ タバコ事情について(紙巻タバコ、電子/加熱式タバコ共)
現在、チリではすべての公共施設・商業施設、および交通機関内での喫煙が禁止されている。
喫煙する場合は、空港ロビーの入り口やホテル玄関などに設置されている屋外の喫煙所を利用すること。

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