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【都市別安全情報(トラベルサポート)】- 南米

リマ [ Lima ]

ペルー [ Republic of Peru ]ペルーの国旗

都市別安全情報

一般情報一般情報

●一般情報

◆ タクシー
リマ市内を走る流しのタクシーには正規と非正規があるが、多くは非正規のいわゆる白タク。
非正規タクシーは、安全面の問題から旅行者にはお勧めできない。
流しのタクシーの場合には、正規でも非正規でも乗車前に料金交渉する必要がある。
通常、5ツ星のホテルにはホテル専用タクシーが24時間待機しているが、4ツ星以下のホテルにはほとんど無い。
正規の無線タクシーは、距離によって料金が決まっている。電話で呼び出す際に料金を確認すること。

〔代表的なタクシー会社〕
* TAXI UNION(タクシー ウニオン) --- TEL: 01-265-1748
 支払方法: 運転手へ直接現金にて

* GREEN TAXI(グリーンタクシー) --- TEL: 01-484-4001、01-484-4475
※空港タクシー。リマ空港国際線出口にカウンターがあり、行き先の地区毎に料金が決まっている。

◆ 特殊な交通規制等
* 歩行者よりも車両優先のため、道路横断には注意する。
* リマの道路は大通りを除きほとんどが一方通行で、各道路の入り口の壁に標識がある。但し、標識は小さく見えにくいことが多いのでよく確認すること。
* 信号無視や、標識の整備されていない一方通行で逆走する等、ルールを無視した車が多いので注意すること。

◆ 公衆電話のかけ方
小銭が使用できる電話機の場合、かけ方は日本と同じ。
テレフォンカードも利用できるが、かけ方は日本と違い、カードに書かれている番号に電話し利用する。
公衆電話用のテレフォンカードは、キオスクや商店で買える。
街中に「LOCUTORIO(ロクトリオ)」と呼ばれる、格安電話ブースもある。
※近年、携帯電話の普及に伴い公衆電話の需要が少なくなり、公衆電話が容易に見つからない場合がある。

◆ 旅行者立ち入り禁止区域
非常事態宣言地域には、絶対に立ち入らないこと。その他軍関連施設や国境地域への立ち入りも禁止。
デモが行われている地域にも、興味本位で近づかないこと。

◆ 写真撮影禁止・規制場所
政府関係施設、軍関連施設、警察施設、空港のイミグレーションなどは、撮影が禁止されている。
博物館内等は事前に許可を得る必要あり。

◆ 歓楽街での注意点
知らない人親切に声をかけられてもついて行かない。
スリや置き引きが多いので、空港、バスターミナル、駅など多くの人が集まる場所や、市内の人混みなどでは手荷物に十分注意する。

◆ 治安の悪い地域
リマ中心街のサン・ミゲル、プエブロ・リブレ、マグダレナ、ヘスス・マリア、リンセ、サン・イシドロ、ミラ・フローレス、スルキジョ、サン・ボルハ、サンチャゴ・デ・スルコの各区、「プエブロ・ホベン」と呼ばれる貧民街地域、リマック地区等貧困地域(サン・クリストバルの丘周辺等)など。
人気のない路地裏や深夜・早朝のバスターミナル、夜間営業の飲食店等の他、旧市街やミラ・フローレス区ラルコマール(ショッピングモール)周辺及び海岸沿い等では、強盗に注意する。

◆ 注意すべき慣習等
特になし。常識の範囲で行動していれば問題ない。

◆ 一般人(旅行者を含む)に罰金が科せられるような条例等
* 禁煙エリアでの喫煙。
* 携帯電話で会話をしながらの運転。
* 麻薬の取り締まりは特に厳重に行っており、麻薬(コカイン、ヘロイン、マリファナ等)の所持、売買、使用等を行った者は、最高で終身刑の懲役及び罰金が科せられます。

◆ 日常会話におけるタブー等
政治や宗教に関する会話は避けるのが無難。その他は特になし。
常識的な言動を心がけていれば、問題ない。

◆ 警察の信頼度と日本人への対応
全体として市警察への信頼度は低い。
警察官が検問と称して自動車のトランクを開けさせることがあるが、その際に麻薬等を置かれ、見逃す代わりに金品を要求されるケースがあるので注意が必要。

◆ 鉄道・バス・飛行機等の発着時刻等の正確さ
最近は改善されているが、故障や天候などでの遅延はよく起こる。

◆ 日本語対応可能な窓口 (大使館・領事館、旅行会社・ツアーオペレーター以外)
JETRO(日本貿易振興機構)、JICA(国際協力機構)、日秘商工会議所、ペルー日系人協会、日本人学校といった組織はあるが、旅行者のための組織はない。
尚、これらの組織には、むやみに連絡しないこと。


【 禁制品 】
◆ 国外持ち出し禁止・規制品
ワシントン条約に規定されている自然動植物を許可無く採取し、持ち出すことは禁じられています。
なお、土産物店で販売されている「チョウの標本」や岩塩・水晶など岩石の置物も空港で没収される事例が報告されています。

◆ 現地通貨の持ち出し規制
* 外貨の持ち込みはUS$10,000以上は申告が必要である上の、申告しても理由によっては没収される場合があるので、多額の現金の持ち込みはできるだけ避けるのが賢明です。
* 現金の持ち出しについての制限は明記されていませんが、持ち込み制限の趣旨を鑑みるとUS$5,000相当以上の持ち出しは避けたほうが良いと思われます。


【 電子タバコ関連情報 】
1) 入国時に電子タバコ/加熱式タバコの持ち込みは可能ですか?
〔回答〕
◎ 本体について
 持ち込み可能

◎ タバコの葉の部分について
 持ち込み可能

2) 制限や条件を無視して、また持ち込み不可にもかかわらず、電子タバコ/加熱式タバコを持ち込んでしまった場合、罰金や没収などのペナルティはありますか?
〔回答〕
 USD$200〜$250の罰金が科せられます。

3) その他、電子タバコ/加熱式タバコに関しての注意点等
〔回答〕
 電子タバコに特定した法令は制定されていない。
 喫煙に関しての規制は「紙巻たばこ」と同様。


【 その他情報 】
★ 入国処理の電子化について
リマ空港では、2016年12月より入国手続きが電子化され、入国カードの記載・提出が不要になりました。
各ホテルでは、パスポートの提出のみで「旅行者」と認定されます。

★ 身分証明書の携帯について
リマ市内の「アセンタミエントス・ウマノス(asentamientos humanos)」または「プエブロ・ホベン(pueblo joven)」と呼ばれる貧民街地域、犯罪者の多く集まるメルカード(市場)やいかがわしいホテル等では、警察による臨検が行われます。市内でも治安対策の観点から警察による検問等があり、その際、身分証明書などを携帯していないと拘留されることもあるので注意が必要です。ただし、旅券の携行にあたっては盗難に十分注意すること。

★ 犯罪被害予防のための心構え (在ペルー日本大使館発出情報)
1) 華美な服装や装飾品を避け、できるだけ目立たないようにする。
2) 自家用車やタクシーを利用する際は必ずドアをロックし、手荷物は外から見えないようトランクや足下に隠すこと。また、信号で停車した際には、周囲の状況に十分注意する。
3) 単独行動、人通りの少ない通りや夜間の通行は極力避ける。
4) レストランでの食事の際は、貴重品は手元から離さない。また、ホテルの部屋など鍵のかかる場所であっても貴重品は携行するよう心掛ける。
5) 長距離バス等を使用する際、特に就寝する可能性が高いときは、貴重品を体から離さないよう心がける。
〔参照〕https://www.pe.emb-japan.go.jp/itpr_ja/hojinhigai.html

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