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【都市別安全情報(トラベルサポート)】- 中・東ヨーロッパ/中央アジア

ソフィア [ Sofia ]

ブルガリア [ Republic of Bulgaria ]ブルガリアの国旗

都市別安全情報

一般情報一般情報

●一般情報

◆ タクシー
メーター制。車体は黄色または緑色。
日本と同様に手を上げて止める。ソフィアの中心街であれば、どこでも流しのタクシーを拾うことができる。
タクシー乗車時に行先を告げる際、およその料金を事前に確認すること。
ブルガリアの法律により、正規のタクシーにはフロントガラス、後部ドアのガラス、助手席ダッシュボード上に料金表が貼られている。車体に「OKタクシー」、「ユーロマーク」が表示されているタクシー、または緑色で全てトヨタのハイブリッドカーを使用している「グリーンタクシー」等が比較的安心して利用できる。
タクシーの運転手は大半がブルガリア語しか話せない。
優しく親切な人が多いので、お釣りの端数はチップと渡すとよい。

〔料金のめやす〕※2021年2月現在
* メーター制の場合
 初乗り料金: 日中約2.19レヴァ、夜間約2.49レヴァ
* 空港タクシー (空港から市内まで)
 20〜25レヴァ程度。
 中には、50レヴァを要求するようなタクシーもあるので、利用の際は十分に注意すること。

〔代表的なタクシー会社〕
* OK Supertrans AD --- TEL: 02-973-2121
* YELLOW (Yellow 333 Taxi) --- TEL: 02-91119
* 1EURO --- TEL: 02-80700
* GREEN TAXI --- TEL: 02-810-810

〔利用時の注意〕
中にはメーターが壊れている車もあるため、乗車後にメーターが作動しないようなら、速やかに降りて他のタクシーを探すのが良い。
ぼったくりタクシーも多いので注意が必要(特に空港や中央駅)。運転手が声をかけてくるようなタクシーは利用しないこと。空港ならば、タクシー予約カウンターで手配してもらうのが安全。
街には偽タクシーも多いので注意すること。たとえばOKタクシーとよく似たロゴが描いてあるタクシーなどがある。車に表示されている電話番語と料金がタクシー会社のwebサイトの情報と同一ではない場合は、偽タクシーと思われる。
ぼったくり被害を避けるため、直接タクシー会社に電話、またはモバイルアプリで手配することを勧める。

◆ 特殊な交通規制等
車両は右側通行。運転マナーは向上していますが、日本とは交通事情が異なることを意識し、十分注意すること。
歩行中も、横断歩道や信号のある交差点でも、左右を確認してから横断してください。

◆ 公衆電話のかけ方
携帯電話の普及に伴い、公衆電話は街中にはありません。

◆ 旅行者立ち入り禁止区域
軍関連施設などの立ち入り禁止区域。
国境管理を強化しているため、国境地域にも立ち入らないのが無難。

◆ 写真撮影禁止・規制場所
軍関連施設、空港のイミグレーションなどの撮影は禁止されている。
多くの教会・僧院内部も撮影が禁止されているところが多いので、注意が必要。(有料で撮影可能な場所もあります。)
現地の人や商店・スーパーマーケットを撮影する場合は、予め許可を得てから撮影すること。
カメラを向けた被写体の後ろなどに、ロマ人(ジプシー)が入った場合は撮影を止め、カメラを下に向けてください。お金を要求される場合があります。

◆ 歓楽街での注意点
* ソフィア市内中心部にあるストリップ・バーの中には「ぼったくりバー」も多い。有名ホテル内のストリップ・バーであってもぼったくり被害が出ていることから、この手のお店には入らないほうが無難。くれぐれも呼び込みには付いて行かないこと。
* スリや置き引き、ひったくりなどには十分気をつける。
* 特に夜間は、人通りの少ない場所は歩かない。一人での行動はさらに気をつけること。
* 親しげに声をかけてくる人には付いて行かないこと。しつこく話しかけて来る場合は、迷わず最寄りの店に避難して、店の人間に事情を説明してください。
* 偽タクシーの客引きに注意すること。

◆ 治安の悪い地域
* ソフィア市内西部および北部全域は、治安が良くないので立ち入らないこと。
* アレクサンダル・ネフスキー大聖堂、聖ソフィア寺院などの観光スポット周辺には、旅行者を狙ったジプシーが多数いるので注意が必要。
* ソフィア市内中心部(シェラトン・ホテル、ツム百貨店、ハリ商店街を結ぶ地下通路、スヴェタ・ネデーリャ広場、マリア・ルイザ通り、ヴィトシャ大通り)や国立文化宮殿(NDK)周辺、ソフィア中央駅、中央バスターミナルといった場所では、旅行者を狙ったひったくり事件も多数発生しているので、十分注意する。
 暴力的な犯罪は非常にまれであるが、スリなどの被害が多いため常に警官が巡回をしている。
* トラム・地下鉄に乗車時には、バックパック・リュックサックは背中ではなく前にかけて持つこと。

◆ 注意すべき慣習等
ブルガリア人は、肯定・否定の際の首の振り方が日本人とは異なる。
「はい」のときは首を横に、「いいえ」のときは首を縦に振るので間違えないように。

◆ 一般人(旅行者を含む)に罰金が科せられるような条例等
* 公共交通機関、役所、病院、ホールといったような公共の場所での喫煙は禁止されている。(罰金の対象)
* 公認カジノや宝くじ、サッカーなどのスポーツくじを除き、賭博は禁止されている。
* 麻薬を始めとする薬物には絶対に手を出さないこと。

◆ 日常会話におけるタブー等
ブルガリア人は、民族としての高いプライドを持っている人が多いので、言動には注意する。
少数民族(トルコ人、ロマ人など)の話題は避ける。

◆ 警察の信頼度と日本人への対応
以前はあまり信頼できないと言われていたが、だいぶ改善され、警察は外国人観光客を大切にしています。
警察官からパスポートの提示を求められる場合があるので、パスポート(もしくはコピー)は常に携帯しておくこと。また、市内には「ニセ警官」も出没しているので注意が必要。怪しいと思った場合には大使館に連絡を求めるなど、毅然とした態度で接すること。

◆ 鉄道・バス・飛行機等の発着時刻等の正確さ
ほとんどの公共交通機関は予定通りに到着する。ただし、交通量の多い時間帯には遅れが生じる。
日本のような時間厳守は期待しない方が良い。

◆ 日本語対応可能な窓口 (大使館・領事館、旅行会社・ツアーオペレーター以外)
ソフィア日本人会、ソフィア日本語補習校などの組織はあるが、旅行者のための組織はない。
これらの組織には、むやみに連絡しないこと。問題発生時には、まず大使館へ連絡する。


【 禁制品 】
◆ 国外持ち出し禁止品
銃器類や麻薬類、ワシントン条約により持ち込みが規制されているものや、美術品、食品、個人用以外の薬など。

◆ 国外持ち出し規制品
* 金塊、金貨、白金は37グラムまで。
* 金製品および白金製品は60グラムまで。
* 銀および銀製品は300グラムまで。
上記範囲であれば、申告なしに持ち込み・持ち出しが可能。
上記を超える場合は、入国時に税関で申告しておくこと。

◆ 現地通貨の持ち出し規制
10,000ユーロ以上に相当する現金、小切手等をEU域内から持ち出す場合には、事前に税関当局に申告する必要がある。


【 電子タバコ関連情報 】
1) 入国時に電子タバコ/加熱式タバコの持ち込みは可能ですか?
〔回答〕
◎ 本体について
 持ち込み可能。

◎ タバコの葉の部分について
 持ち込み可能。

2) 制限や条件を無視して、また持ち込み不可にもかかわらず、電子タバコ/加熱式タバコを持ち込んでしまった場合、罰金や没収などのペナルティはありますか?
〔回答〕


3) その他、電子タバコ/加熱式タバコに関しての注意点等
〔回答〕
 レストランやバーには喫煙所があり、そこで喫煙することができます。

◆ タバコ事情(紙巻タバコ、電子/加熱式タバコ共)
ホテルやレストランなど屋内の公共の場では、紙巻きタバコの喫煙は禁止されています。
電子タバコは屋内で使用可能です。
また、レストランには喫煙所があり、そこで食事や飲み物が提供される場合もあります。


【 その他 】
◎ 日本円から現地通貨への両替について
日本円からブルガリアレヴァへの両替は、ソフィアの主要ショッピングモール、セルディカセンター、パラダイスセンター、モールオブソフィア、ザ・モールの4箇所にある「Tavex社」で可能です。
一部の銀行でも日本円の両替を行っています。
両替時は、受け取った現地通貨の金額と両替レシートを、財布やバッグに入れる前に必ずその場で確認すること。
路上での両替は絶対に利用しないでください。
また、両替直後にスリの被害に遭う可能性もあるので、路上で現金を確認するような不用意な行為はしないこと。

ソフィアなど主要都市のレストラン、バー、カフェ、ショップ、美術館等では、クレジットカード(VISA、MasterCard)が使用できますが、小さな町や村では例外もあるので、ある程度の現金は持っていた方が良い。
ATM利用時は、順番待ちの次の人が離れているか、周囲に様子を伺っている人がいないか等を確認する。

◎ 釣り銭の注意
ブルガリアでは、名の知れた会社や店であっても、店員による釣り銭のごまかしが横行しています。
特に高額紙幣を使用する際は、必ずその場でお釣りを確認すること。

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