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【都市別安全情報(トラベルサポート)】- 中・東ヨーロッパ/中央アジア

ブダペスト [ Budapest ]

ハンガリー [ Republic of Hungary ]ハンガリーの国旗

都市別安全情報

一般情報一般情報

●一般情報

◆ タクシー
車体の上部に「TAXI」の表示、黄色のナンバープレートが付けられている。
メーターが付いている正規のタクシーであれば、まずまず安心して利用できる。町中で流しのタクシーも拾える。
タクシー会社によっては、流しのタクシーを拾うより電話で呼び出して利用する方が追加料金を安く設定していることもある。

〔料金のめやす〕※2021年2月現在
 初乗り 700フォリント
 追加料金 1kmあたり300フォリント、待機時間は1分あたり75フォリント
 22:00〜06:00の時間帯は、深夜割増となる。
 チップ要(10〜15%程度)
◎空港〜市内ホテル: 約7,200フォリント

〔代表的なタクシー会社〕
下記はブダペストの代表的なタクシー会社。
 * Fotaxi --- (06-1) 222-2222
 * Budapest Taxi --- TEL: (06-1) 777-7777
 * CITY TAXI --- TEL: (06-1) 211-1111
 * 6x6 Taxi --- TEL: (06-1) 666-6666
 * Zona Taxi --- TEL: (06-1) 365-5555
 * Taxi 2000 --- TEL: (06-1) 200-0000
 * Taxi 4 --- TEL: (06-1) 444-4444
〔共通〕
 電話受付時間: 24時間、無休
 英語: 可

◆ 特殊な交通規制等
* 車両は右側通行。
* 後部座席も含め、全席シートベルト着用義務。
* 12歳以下の子供は、フロントシートに座らせてはいけない。
* 市街地外では前照灯の点灯が定められている。
* 優先道路以外は、右折車両が優先。街中の運転では、一方通行や優先道路の標識がない交差点では、右側から来る車両に注意が必要。
* ロータリーでは、ロータリー内を走行する車両が優先。
* 政府が交通安全政策を推進しているものの、中には運転マナーの悪いドライバーもいるので、道路横断時等は十分に注意すること。
* 日本同様、運転中の携帯電話の使用には罰則がある。
* 市内には、車両乗入れ禁止地帯がある。(ブダ王宮へは、セール・カールマーン広場からのバス、デアーク広場から16番のバスやタクシーを除き、駐車には許可が必要)

◆ 公衆電話のかけ方
コイン式:10、20、50、100、200 フォリント、
テレホンカードの種類: 1,000、2,000、5,000の3種類。
ただし、携帯電話の普及により、公衆電話のテレホンカードの種類はほとんどなくなっています。
International calling cardを利用する場合は、カードに記載されている8桁の番号に電話をかけ、その後に相手の電話番号を入力する。カードへのチャージはT-Pontのショップの他にインターネットやOTP BankのATM、キオスクなどで行える。
※公衆電話は大通りや地下鉄の通路等に設置されていることが多いが、近年、携帯電話の普及に伴い設置数が減っている。
※市内通話は7桁の数字をそのままダイヤル、市外へは06+市外局番の後に相手先の電話番号7桁をダイヤルする。

◆ 旅行者立ち入り禁止区域
軍関連施設、国境地域へは立ち入らないこと。

◆ 写真撮影禁止・規制場所
軍関連施設、空港内等の撮影は禁止されている。
また博物館や美術館、教会の中には、写真撮影を禁止しているところもあるので、確認が必要。

◆ 歓楽街での注意点
* バーやクラブ、レストランの中には、観光客に対し高額請求をする店もあるので、注意が必要。
入口の前に料金を書いたメニューが表示されている店であれば、概ね問題ない。
地元の女性が声をかけお店に誘い、料金をぼったくるケースもあるので、誘われても決して付いて行かないこと。
* ヴァーツィ通り(Vaci utca)には、ぼったくり店が多いので、注意する。
* レストランやバー等では、スリ、置き引きに注意する。
* 路上でのひったくり、強盗などの被害に遭わぬよう、人通りの少ない道は避ける。(特に夜間)
* 妙に親切な人には注意する。

◆ 治安の悪い地域
* ブダペストの中心部(ダウンタウン)はまずまず安全だが、郊外はあまり治安がよくない。
特に8区と9区の環状通り外側の市街地は治安が良くないので、昼夜問わず立ち入らないほうがよい。
* 空港や駅、電車やバス車内、レストランやホテル等ではスリや置き引きが発生しているので、身の回りのものには十分に注意すること。
* スキンヘッドグループやジプシー集団、また身なりの悪い酔っ払いなどには、トラブルを避けるため昼間であっても近づかないほうが無難。

◆ 注意すべき慣習等
* 日本とは異なりレストランなどの料金にはサービス料が含まれていない。そのため、タクシーやレストランなどには料金の10〜20%のチップを渡すのが習慣。すでに請求書にサービス料が計上されている場合はその限りではないが、ポーターに重い荷物を運んでもらったりした場合はチップを渡すのが習慣となっている。
* ショッピングセンターや観光客が集まるヴァーツィ通りやアンドラーシ通りのお店などを除き、個人経営店は基本的に土曜は13:00まで、日曜は営業していないことが多い。イースター、メーデー、クリスマス等の祝日は、ショッピングセンターを含む全ての商店が休業となります。(レストランやカフェは営業)

◆ 一般人(旅行者を含む)に罰金が科せられるような条例等
* 国籍を問わずハンガリー国内では、身分証明書(パスポート等)の携行が義務付けられている。不携帯は罰金の対象となり、過去実際に日本人学生が罰金を科せられたこともあるので注意が必要。
* 列車の切符は事前購入が原則。地方の無人駅では乗車してから車内で切符を購入するケースもあるが、事前購入可能にもかかわらず購入していない場合は不正乗車とみなされる可能性があり、車内で割増料金を請求されることがある。
* 外貨の両替は公式の両替商(銀行、両替商、ホテル等)以外は、認められていない。繁華街、鉄道駅周辺等を徘徊している闇両替は違法行為であり、両替に応じた旅行者も罰せられるので、絶対に行わない。
* 公共の建物内、ホテルやレストラン等といった閉鎖された場所での喫煙は禁じられている。
* 麻薬やドラッグの所持、売買、持ち込み等は、法律により禁止されている。

◆ 日常会話におけるタブー等
「ロマ」と呼ばれるジプシーの人や、ヨーロッパ最大のシナゴーグがあることからも推測されるようにユダヤ系の人も珍しくない。神経質になる必要はないが、日常会話において人種や宗教の話はできるだけ避ける方が無難。
その他は、常識をわきまえた言動を心がけていれば問題ない。

◆ 警察の信頼度と日本人への対応
信頼できる。 日本人というだけ対応が良いということはない。
尚、市内には、所持品検査を求める「ニセ警官」も出没している。偽物のIDを持っていることも多いので、遭遇した場合には大使館に連絡を求めるなど、毅然とした態度で接すること。

◆ 鉄道・バス・飛行機等の発着時刻等の正確さ
鉄道、及びバスに関しては、あまり正確ではない。予告無しに遅れることもある。
大きな都市を結ぶインターシティー以外では、出発時のアナウンスや次の駅を知らせる車内案内がない場合もあるので、乗り遅れたり下車駅を間違わないよう注意が必要。
飛行機に関しては、天候に問題なければ、まずまず正確。

◆ 日本語対応可能な窓口 (大使館・領事館、旅行会社・ツアーオペレーター以外)
JETRO、ハンガリー日本人会、日本人学校等の組織はあるが、旅行者のための組織はない。
これらの組織には、むやみに連絡しないこと。問題発生時には、まず最初に大使館へ連絡する。


【 禁制品 】
◆ 国外持ち出し禁止品
武器、麻薬等。ワシントン条約により持ち込みが規制されているものや、美術品、食品、個人用以外の薬など。

◆ 国外持ち出し規制品
文化的価値の有るもの、金 (純金、金貨、金の棒、金塊)、貴金属など。

◆ 現地通貨の持ち出し規制
10,000ユーロ以上に相当する現金、小切手等をEU域内から持ち出す場合には、事前に税関当局に申告する必要がある。


【 電子タバコ関連情報 】
1) 入国時に電子タバコ/加熱式タバコの持ち込みは可能ですか?
〔回答〕
◎ 本体について
 持ち込み可能。

◎ タバコの葉の部分について
 成人1人あたり、最大1カートン(200本)まで持ち込み可能。

2) 制限や条件を無視して、また持ち込み不可にもかかわらず、電子タバコ/加熱式タバコを持ち込んでしまった場合、罰金や没収などのペナルティはありますか?
〔回答〕
 200本を超える場合は申告・納税。
 申告なく持ち込みが発覚した場合は、没収に加え罰金(10,000〜15,000フォリント)が科される。

3) その他、電子タバコ/加熱式タバコに関しての注意点等
〔回答〕
 航空機内への持ち込みに際しては、航空会社の規定に従うこと。
 ハンガリーでは、電子タバコはニコチンもしくはニコチンを含む製品(=医薬品)として規制されています。
喫煙者であっても、電子タバコの存在や口から出される水蒸気についてまで把握している人は少なく、法律による明確な規定もありません。無用なトラブルを避ける意味からも、電子タバコに関しても喫煙所以外での喫煙はおやめください。
◎参考: https://www.ogyei.gov.hu/electronic_cigarettes/

◆ タバコ事情(紙巻タバコ、電子/加熱式タバコ共)
* 公共の建物は、全面禁煙です。喫煙室がある場合を除き、屋内ではタバコを吸うことができません。
 (医療施設、公教育機関、職場、飲食店、ショッピングセンター、劇場、映画館など)
* 公共の乗り物の駅や停留所は、全面禁煙です。気にせず喫煙されている方もよく見かけますが、違反者には罰金が科されます。
* オープンテラスでは基本的に喫煙できますが、店舗によっては禁煙の場合もあります。
* お店の外の入口付近では、喫煙可能です。
* ハンガリーではタバコ購入時に「身分証明書」の提示が義務付けられています。
 顔写真付きのものでなければ受け付けないお店もあるようですので、ご注意ください。


【 その他情報 】
◎日本円から現地通貨への両替について
日本円から現地通貨(フォリント)への両替は、銀行、両替商、ホテル等にて可能。手数料は場所によって異なります。特に空港や鉄道駅にある両替キオスクは手数料が高いので、大きな金額の場合は銀行または市内の両替所での両替をお勧めします。
また、外貨の両替は公式の両替商(銀行、両替商、ホテル等)以外は認められていません。繁華街、鉄道駅周辺等を徘徊している闇両替は違法行為であり、両替に応じた旅行者も罰せられるので、絶対に行わないこと。

◎ 現地通貨で支払う際のご注意 (現金の場合)
2009年をもって1Ft、2Ft 硬貨が廃止されました。
これに伴い金額の端数の処理は、以下の通りとなりますので、ご注意ください。
 端数が 1〜2Ftの場合 --- 0に切り捨て (例: 322Ft → 320Ftとなる )
 端数が 3〜7Ftの場合 --- 5Ftに切り上げ/切り捨て (例: 323Ft → 325Ft、327Ft → 325Ftとなる )
 端数が 8〜9Ftの場合 --- 0に切り上げ (例: 328Ft → 330Ftとなる )

◎キャッシュレス決済事情
旅行者が利用可能なキャッシュレス決済には、Apple Pay、PayPal、Moneytou(ハンガリーで開発された決済手段)があります。クレジットカードやキャッシュレス決済はかなり普及していますが、まだまだ現金でしか払えないサービスもあります。

◎ ATM利用時のご注意
夜間に建物内にあるATMを利用する場合、入口付近に取り付けられている機械に銀行カードをスライドさせなければ入口のドアは開きません。しかしながら、この機械が偽物だったり特殊な細工がされていたりして、カード情報が盗まれるケースが発生し、日本人もこれによりカードが不正使用されたことがあったので、利用の際は注意が必要です。
クレジットカード利用の際も同様に、スキミング被害に遭わぬよう常に目の前でカードの決済手続きをしてもらう習慣をつけるとよいでしょう。

◎ 自動販売機利用時のご注意
日本の自動販売機と異なり、海外の自動販売機はお金を入れたのに品物が出てこない、返金ボタンを押してもお金も出てこない等、トラブルが非常に多くみられます。
高額紙幣は自動販売機で使用しないことをお勧めいたします。

◎ ハンガリー政府観光局による観光客用ホットライン
 TEL: (06-1)438-8080
 電話受付時間: 24時間
 英語: 可 (日本語不可)
※滞在先、レストランや観光名所の案内など観光に関するアドバイスがメイン。

◎ ハンガリーの治安について
基本的な安全対策をしていれば、ハンガリーは安全な国です。スリや置引きは、目星を付けてから行動します。予め周囲に気を配って、対策をしましょう。

◎ ニセ警官に注意!
本物の警官は制服のみ、または制服と私服の組になって行動していて、私服警官(捜査官)が職務質問をすることはありません。ニセ警官は相手にしないで、人の多い場所へすぐに逃げましょう。早足程度でも、無視してさっさと逃げれば大丈夫です。

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