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【都市別安全情報(トラベルサポート)】- 中・東ヨーロッパ/中央アジア

ウラジオストック [ Vladivostok ]

ロシア [ Russian Federation ]ロシアの国旗

都市別安全情報

一般情報一般情報

●一般情報

◆ タクシー
料金は交渉制、一部メーター制のタクシーもある。タクシーには、ボディに会社名と電話番号が記載されている。
タクシーは駅前、中央広場前には常駐する。流しのタクシーを捕まえるのは困難。ホテルのレセプションで予約してもらうのが良い。

〔料金のめやす〕※2021年2月現在
空港〜市内ホテル:約1500ルーブル
空港のタクシーカウンターで現金またはクレジットカードで支払う
車のナンバーが記載されたレシートを受取り、タクシー乗り場で該当車を探す。
市内からは現金で支払う。またはタクシーアプリを利用する。

〔代表的なタクシー会社〕
* Yandex Taxi --- TEL: 423-201-0000
* Maxim --- TEL: 423-288-8888
* PrimTaksi --- TEL: 423-255-5555

※白タク事情
白タクがはびこる社会なので、手を挙げていれば色々な車が停まる。拾い方は、道端で道路に手を斜め下に出して停める。目的地に付いてから料金を手渡す。
白タクの中には、車の屋根にタクシーの印を付けた車が停留所の近くに停車していることがある。
料金も割高で運転手も柄が悪いので、ロシア人でも急いでいる時くらいしか使わない。又、夜間は料金が3〜5割増しになる上、安全面からも利用しない方が良い。

◆ 特殊な交通規制等
道路事情が悪く、運転者のマナーに関してはかつてはよくなかったものの、近年運転手のモラルが向上しつつある。自動車優先の意識が強く、横断歩道を歩行中も車が止まってくれるケースは稀であった数年前と比べると、信号機のない横断歩道では日本以上にしっかりと一時停止が根付いてきている。
しかしながら、日本とは交通事情が異なることを意識し、注意して歩行すること。

◆ 公衆電話のかけ方
近年、携帯電話の普及に伴い、公衆電話は容易に見付からない状況となっている。

◆ 旅行者立ち入り禁止区域
軍事施設、国境地域へは立ち入らないこと。

◆ 写真撮影禁止・規制場所
軍事施設、空港内、橋梁等の撮影は禁止されている。警察官の撮影もやめた方がよい。

◆ 歓楽街での注意点
* レストランやバー、また市場等では、スリ、置き引きに注意する。
* 路上でのひったくり、強盗などの被害も多いことから、夜間の外出は極力避けるのが無難。外出する場合は複数人で出かけ、人通りの少ない道は避けること。
* 売春婦のバックにマフィアがついているので、関わらないようにする。
* 知らない人の家に行ったり、ホテルの部屋に招いたりしない。
* 妙に親切な人にも注意。

◆ 治安の悪い地域
以下の地域は、あまり治安がよくない。
* Russkaya 97 near river vtoraya rechka
* Viselkovaya str.
* Rudneva str.
* Nakhodkinskaya str.
* 1-st Tsentralnaya str.

その他、ウラジオストク駅(駅前、ホーム含む)、革命戦士広場、スベトランスカヤ通り、オケアンスキー大通りなど、観光客が多く立ち寄るような場所でも犯罪が多く発生しているので、注意する。
* スキンヘッドグループや若者の集団には近づかないほうが無難。

◆ 注意すべき慣習等
* ロシアでは往々にして水洗トイレの水量が少なく、トイレットペーパーが流れにくいので、使用した紙は備え付けのゴミ箱に捨てること。
* ミサなどの宗教儀式が行われている最中にロシア正教会の中に入る際は、必ず男性は帽子を脱ぎ、女性はスカーフ等で頭部を覆うこと。私語は慎むこと。

◆ 一般人(旅行者を含む)に罰金が科せられるような条例等
* 地下鉄、トロリーバス、バス、路面電車等の無賃乗車、交通違反。
* 警察官にパスポートやビザ等身分証明書の提示を求められることがあるが、携帯していない場合は警察に連行される恐れがあるので注意。
 ただし、盗難被害も多いので、パスポートの携行にあたっては、肌身に着けて所持するなど十分な注意が必要。
 尚、ロシア入国査証(ビザ)が貼付されているパスポートを紛失した場合、出国(帰国)するためには日本総領事館より「帰国のための渡航書」を発行してもらわなければならず、予定通り帰国できなくなることも多々発生している。現金等とは別にして取られにくい場所に身に付ける等、パスポートの管理には細心の注意を払うこと。

◆ 日常会話におけるタブー等
特になし。常識の範囲の言動・行動を心がけていれば問題はない。

◆ 警察の信頼度と日本人への対応
あまり良いとは言えない。
パスポート等の書類携帯不備を理由に現金を要求してくる不良警官もいるので、注意すること。
被害にあった場合は総領事館に連絡すること。

◆ 鉄道・バス・飛行機等の発着時刻等の正確さ
鉄道、及びバスに関しては、あまり正確ではない。
飛行機に関しては、天候に問題なければ、まずまず正確。

◆ 日本語対応可能な窓口 (大使館・領事館、旅行会社・ツアーオペレーター以外)
ウラジオストク日本センター、日本人会等の組織はあるが、いずれも旅行者のための組織ではないので、連絡しないこと。


【 禁制品 】
◆ 入出国時の注意
ロシアの入出国時の税関申告を巡ってトラブルが頻発しています。
申告が必要とされている品目(下記)の申告をしないまま簡易検査ライン(通称グリーンライン)を通過しようとして所持が発覚すると、没収、多額の罰金、刑事罰を科せられますので、ご注意ください。

◆ ロシア入国時
* 全体価格が65,000ルーブル以上の物品、又は、総重量が35キロ以上の物品。
 (但し、最初の入国日より1ヵ月以内に再入国する場合は免税にならないので申告要)
* 外貨、及びルーブル貨、国内外の有価証券及びトラベラーズチェックの合計金額がUS$10,000相当以上
* 一人当たり250g以上のキャビア (ロシア経済発展省のライセンス要)
* 一人当たり(21歳以上)3リッター以上のアルコール、50本以上の葉巻、100本以上の細い葉巻、200本以上のタバコ、0.25kg以下のタバコの葉。
 (同じ種類のものを持ち込む場合は、葉巻 100本、紙巻タバコ 200本、タバコの葉0.5kgまで)
* 武器及び弾薬
* 無線電子機器 (ロシア国家通信監督局の許可が必要な無線電話器、無線装置、人工衛星による無線通信等)。
 但し、一時的に持ち込むものは除く。
* あらゆる種類のチョウザメ、及びその製品 (ロシア経済発展省のライセンス要)
※外国人は、ロシア領土においてその一時滞在期間中個人的な使用に供するための物品を関税を支払わずに一時的に持ち込むことができる。(自動車を除く)
 但し、一定期間が経過しても上記の物品がロシア連邦税関の領域から持ち出されない場合、その物品に対し関税及び税金が課せられる。

◆ ロシア出国時
* US$10,000相当以上の現金 (外貨あるいはルーブル貨の合計)
 尚、US$10,000相当以上の現金は、申告書記入だけでなくロシアへの持ち込みを証明する税関申告書が必要。
* 有価証券 (ロシア連邦に持ち込んだ有価証券を除く。この場合は持ち込みを証明する税関申告書が必要)
* US$10,000相当以上のトラベラーズチェック (他の持ち出し物品の価値に関係ない)
* US$25,000相当以上の貴金属及び宝石類。ただし、一時的に持ち出す細工品、生活用品およびそのくずは例外とする。
* あらゆる形態の貴金属及び宝石類。但し一時的に持ち出す細工品、生活用品及びそのくずは例外とする。
* 武器、弾薬及び爆発物
* 麻薬・麻酔剤及び向精神薬とその類似物
* 文化財 (50年以上前に作成された楽器、絵画、彫刻、イコン、古コイン、勲章、メダル、切手等は、文化省の証明書あるいはその物品の持ち込みを証明する税関申告書が必要)
* 有毒物質及び人体に強く作用する薬 (催眠薬、鎮痛剤等)
* 放射性物質
* 絶滅の危機にある野生動植物、その一部及びそれらから生成された製品。
* 250グラム以上のキャビア (ロシア経済発展省のライセンスが必要)。
 但し、日本帰国に際してはワシントン条約により125グラムまでの持ち込みが許可されている。
* あらゆる種類のチョウザメ及びその製品 (ロシア経済発展省のライセンスが必要)
* 一台あるいは複数台のラジオ送・受信機からなる技術機械又は補助機械。
 (周波数9khz以上の無線電話器、無線装置、無線航法・確定装置、ケーブルテレビ装置等)
* 国家機密にあたる、又はファシズム、人類・民族・宗教的反感をよぶ、又はポルノ的な出版物、映画、写真及びビデオ資料。
* 生産・商用活動向けの物品で、その合計額がUS$10,000相当以上。

★ 入国、出国のいずれの税関申告書も2枚作成する。申請許可後、スタンプを押された1枚の申告書を渡されるので、自分で保管する。


【 電子タバコ関連情報 】
1) 入国時に電子タバコ/加熱式タバコの持ち込みは可能ですか?
〔回答〕
◎ 本体について
 持ち込み可能。

◎ タバコの葉の部分について
 紙巻タバコ同様、200本まで持ち込み可能。

2) 制限や条件を無視して、また持ち込み不可にもかかわらず、電子タバコ/加熱式タバコを持ち込んでしまった場合、罰金や没収などのペナルティはありますか?
〔回答〕
 超過分は没収となる。

3) その他、電子タバコ/加熱式タバコに関しての注意点等
〔回答〕
 紙巻タバコ同様、レストラン、ホテル、空港、鉄道駅などの公共の場所においては、電子タバコ・加熱式タバコであっても法律で禁煙と定められている。

◆ タバコ事情(紙巻タバコ、電子/加熱式タバコ共)
紙巻タバコ、電子タバコ共に公共の場所、建物内での喫煙は禁じられている。
ホテル、レストラン内での喫煙不可(電子タバコも同様)。
屋外は喫煙可。屋外や中庭の喫煙所で喫煙が許可されている。


【 その他情報 】
* 日本円から現地通貨への両替について
空港、市内両替所、銀行で両替可能だが、日本円を取り扱っていない両替所が多いので、渡航前に日本でルーブルに両替するか、USDまたはEURを持参することが望ましい。
クレジットカードはVISAまたはMASTERのみ使える場所が多い。
銀行内、高級ホテル内などにキャッシング可能なATMはあるが数少ない。
市内にVISAカード対応と書かれたATMもあるが、ロシアのDEBITカードしか利用できない機械もある。

* ウラジオストクでは、不法滞在外国人の取締りが強化され、内務局による摘発が活発に行われています。
街頭で査証の提示を要求される場合も多く、所持していなかった場合、身柄を一時拘束されて警察署へ連行されることもあるので、ご注意ください。

* 日本のマムシに似た毒ヘビの被害も報告されており、河原や森林を歩く際には注意が必要です。

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