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【都市別安全情報(トラベルサポート)】- 西ヨーロッパ

ヘルシンキ [ Helsinki ]

フィンランド [ Republic of Finland ]フィンランドの国旗

都市別安全情報

一般情報一般情報

●一般情報

◆ タクシー
メーター制。TAXIスタンドやホテルから乗車するか、電話で呼ぶ。
流しは一般的ではない。白タクもあるので要注意。
電話で呼ぶと、タクシーの屋根に表示されているタクシーナンバーを言われるので、そのナンバーのタクシーに乗ること。(白タクにはナンバーは無い。)
シートベルト着用が義務付けられている。(但し、妊婦等は除く)

〔料金のめやす〕※2021年2月現在
 初乗り料金: 約3.90ユーロ〜(平日 06:00〜20:00)、土曜・教会祝日または祝前日は約6.90ユーロ〜
 その後1km毎に加算される(加算額は乗車人数によって変わる)。
 深夜、週末等は割増し料金。
 予約時は 約6.90ユーロ〜の追加料金がかかる。
 待機料金が発生した場合は別途加算される。
 チップの必要はなし。カードによる支払い可能。
◎空港〜市内ホテル: 片道約40〜70ユーロ

※タクシー会社、地域、乗車人数によって料金は異なる。
〔代表的なタクシー会社〕
* TAKSI HELSINKI --- TEL: 0100-0700
* LAHITAKSI --- TEL: 0100-7300
* AIRPORT TAXI --- TEL: 0600-555-555

◆ 特殊な交通規制等
* 乗用車は後部座席でもシートベルトの着用が義務付けられている。違反が見つかれば罰金が科せられる。
* 昼間でもヘッドライトを点灯して走行する。
* 12月1日から3月31日まではスノータイヤの使用が義務付けられており、未使用だと罰金が科せられる。

◆ 公衆電話のかけ方
ヘルシンキ市内においては、公衆電話はほとんど無い。

◆ 旅行者立ち入り禁止区域
軍関連施設および国境地域へは、立ち入らないこと。
私有地の無断立入禁止。

◆ 写真撮影禁止・規制場所
* 軍関連施設、国境地域、空港のイミグレーションなどの写真撮影は禁止されている。
* 美術館や博物館等では、展示物によって禁止となる場合がある。また、デパートやマリメッコ等の有名ブティックでは、店内撮影を禁止しているところもあるので、撮影時には事前に確認する必要がある。
* 児童、未成年者を撮影するには保護者の許可が必要となる。高齢者施設等でも必ず撮影許可を得ること。
* ドローンによる飛行、およびその撮影が禁止されている区域がある。最新情報を確認すること。

◆ 歓楽街での注意点
ヘルシンキに歓楽街と呼ばれる場所はない。

◆ 治安の悪い地域
特にはないが、スリや置き引きが増えている。公共交通機関内、マーケット広場、中央駅、ショッピングセンター、ホテルのロビーやレストランでは特に注意が必要。
フィンランドで身に危険が及ぶ犯罪に遭遇することはまれ。

◆ 注意すべき慣習等
* レディーファーストを心がける。
* 麺をすすって音をたてて食べることは行儀が悪いとされている。
* フィンランド人は、客人をサウナに招待することを好む。
その他は特になし。常識の範囲の言動行動を心がけていれば問題ない。

◆ 一般人(旅行者を含む)に罰金が科せられるような条例等
赤信号で道路を横断したとき、自動車に乗っていてシートベルトをしていないとき、運転者がハンズフリーを使わずに携帯電話を使用しているとき等。
駐車違反はよく見つかり、罰金が科せられる。
切符を購入せず路面電車や地下鉄等の公共交通機関に乗車し、検札官に見つかった時は、罰金80ユーロ(2021年2月現在)が科せられる。

◆ 日常会話におけるタブー等
フィンランド人は友好的で温厚な民族。
特に禁じられている話題はない。常識の範囲の言動を心がけていれば問題ない。

◆ 警察の信頼度と日本人への対応
誠実で信頼がおける。日本人に対して友好的に対応してもらえる。
過去には、警察を装って偽札のチェックと称して所持金やパスポートを要求しお金やパスポートが狙われたことがあった。警察は路上や人ごみの中で所持金やパスポートを取り上げることはないため、万一このような場面に出くわしたら警察署に出向いて見せるか、デパートや大手のブティック等で周囲に立会人を置いて見せるのが望ましい。

◆ 鉄道・バス・飛行機等の発着時刻等の正確さ
かなり正確であるが、稀にストライキ等によって運行状況に乱れが生じることがある。

◆ 日本語対応可能な窓口 (大使館・領事館、旅行会社・ツアーオペレーター以外)
フィンランド在住の日本人のための組織(日本人会や日本人学校等)はあるが、旅行者のための組織はない。
尚、これらの組織には、むやみに連絡しないこと。


【 禁制品 】
◆ 国外持ち出し禁止品
爆発物、危険発火物、毒物、放射性物質、強磁小物、酸素ガスボンベ等。

◆ 国外持ち出し規制品
マッチ・ライター、車椅子に使用されている蓄電池、武器・弾薬、ドライアイス、絶滅に瀕している動植物、50年以上の美術品等。
※フィンランドの関係省庁や国に認可されている美術館・博物館が発行する「輸出許可証」が必要なものがある。
 例えば50年以上前の美術品、又は美術品に相当する文化的、歴史的財産。
 又年代に関係なくフィンランドの歴史、歴史上の人物にかかわる重要なコレクション(切手、コイン、メダル)等。

◆ 現地通貨の持ち出し規制
無制限。
尚、EU圏入出国時に10,000ユーロ以上の現金(外貨・証券等を含む)を所持している場合は税関への申告が必要。


【 電子タバコ関連情報 】
1) 入国時に電子タバコ/加熱式タバコの持ち込みは可能ですか?
〔回答〕
◎ 本体について
 個人で使用する場合のみ、持ち込み可能です。

◎ タバコの葉の部分について
 個人で使用する場合のみ、持ち込み可能です。
 但し、250g以上のタバコの葉、ニコチンの濃度が20mg/ml以上の液体は持ち込めません。

2) 制限や条件を無視して、また持ち込み不可にもかかわらず、電子タバコ/加熱式タバコを持ち込んでしまった場合、罰金や没収などのペナルティはありますか?
〔回答〕
 没収および罰金となります。
 罰金額は、状況により異なります。
 悪質と判断された場合、逮捕・拘留される場合もあります。

3) その他、電子タバコ/加熱式タバコに関しての注意点等
〔回答〕
 電子タバコ、紙巻きタバコ共に、
 ・レストランや公共の場所、公共交通機関、路上での喫煙は禁止されています。
  (ただし指定された場所は除く)
 ・学校などの教育施設では、屋内・屋外共に喫煙は禁止されています。
 ・18歳以下の喫煙・タバコ類の購入、持ち込みは禁止されています。


【 その他情報 】
◆ 日本円から現地通貨への両替について
 フィンランドを含めた北欧諸国はカード社会の為、現金は必要最低限の所持に抑えるのが望ましい。
 両替の際、レート、手数料は最新情報を確認すること。
 パスポートなどの身分証明書を提示すること。
 両替場所周辺での盗難が発生しているので注意すること。
 地元銀行では口座を持っている顧客のみの両替を受け付けている。

〔便利な両替場所〕 
* FOREX BANK RAILWAY STATION (ヘルシンキ中央駅構内)
 TEL: 094-171-017
 住所: Rautatieasema Asemahalli, 00100, Helsinki
 受付時間: 月〜土曜 10:30〜18:00
 TEL: 094-171-053(カスタマーサービス)
 受付時間: 月〜金曜 09:30〜17:00

* CHANGE GROUP (ヘルシンキヴァンター国際空港内)
 TEL: 09-6940-621

※ヘルシンキ市内に点在するATMで、クレジットカードによるキャッシングが可能。
 手数料がかかる場合もある。
 ATM周辺での盗難が発生しているので注意すること。
 暗証番号入力時には周囲や背後から覗かれないように注意すること。

◆ 近年、フィンランドにあこがれ、当地に住んで仕事がしたいという人が増えていますが、観光ビザで入国してもフィンランドに住んで働くことは不可能です。
働くにはワーキングビザの取得が不可欠ですし、取得は簡単ではありません。
このような希望がある人は日本出国前に事前に十分な調査が必要です。

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