---

【都市別安全情報(トラベルサポート)】- 西ヨーロッパ

エジンバラ [ Edinburgh ]

イギリス [ United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland (UK) ]イギリスの国旗

都市別安全情報

一般情報一般情報

●一般情報

◆ タクシー
ロンドンと同様、黒塗りのオースチンと空港タクシーの2種類があり、屋根の上にTaxiの表示がある。
いずれもメーター制で料金はほぼ同じ。運転手はよく道を知っており、乗車時に運転手に行き先を口頭で伝えると共に、住所などが記載されたもの見せると確実。

〔料金のめやす〕※2021年2月現在
* 初乗り料金:
 3.00ポンド(月〜金曜 06:00〜18:00、最初の516mもしくは105秒まで)。
* 加算料金:
 以降、168m(走行距離が1,860mを超えると195m毎)、もしくは36秒毎に0.25ポンド加算。
* その他追加料金:
 夜間・早朝(18:00〜06:00)や土・日曜・祝祭日は追加料金あり。
◎空港〜市内ホテル: 約25〜30ポンド (所要時間 30〜45分) 

※運転手へのチップは10%が目安だが、端数を切り上げて渡すのが一般的。
 例えば料金が2ポンド80ペンスであれば、チップを含めて3ポンドを支払えば十分。

〔代表的なタクシー会社〕
* City Cabs (Edinburgh) Ltd --- TEL: 0131-228-1211
* Central Taxis --- TEL: 0131-229-2468

※タクシー料金は、エジンバラ市のウェブサイトにて確認できる。
 https://www.edinburgh.gov.uk/public-transport/taxi-fares-edinburgh

◆ 特殊な交通規制等
駐車禁止: 黄色2本線(終日駐車禁止)、黄色一本線(規制時間が標識に書かれている)
ラウンドアバウト: ロータリー形式の交差点で信号がない場合は、車は時計回りに走りながら左折、直進、右折する。
エジンバラ市内のプリンセス通りは、バス・タクシーのみ通行可能。(一般車は通行禁止)

◆ 公衆電話のかけ方
近年、携帯電話の普及に伴い公衆電話の需要が少なくなり、公衆電話を見かけることはほとんどなくなった。
町中には、観光客向けに電話ボックスのみ(電話機なし)を残しているものも数多くある。

◆ 旅行者立ち入り禁止区域
軍関連施設、王室関係諸施設への立ち入りは禁止されている。

◆ 写真撮影禁止・規制場所
軍関連施設や空港のイミグレーションは撮影が禁止されている。
美術館・博物館の館内、スーパーやデパートその他の店舗内は、規制されている場所もある。
脚立を使用しての撮影はプロ商業写真および歩行者の妨げとみなされ、許可が必要な区域が多いため注意が必要。
自撮り棒などを使用しての撮影も注意されることもある。

◆ 歓楽街での注意点
* 麻薬には絶対に手を出さない。
* 夜間には特にパブやバー、クラブの周辺に未認可の白タクが出没することがあるが、決して乗らないこと。
* パブやバーではサッカーのサポーター・シャツを着用しての入場を禁止している店が多いので注意。また、エジンバラだけではなく、英国内でのサッカーの試合があった夜は、泥酔したサポーター達の喧嘩や暴動が起こる可能性があるので、その日にはあまり深夜まで出歩かないことをお勧めする。
* 多くのレストランやナイトクラブでは服装をチェックされるので、事前にドレスコードを確認しておくこと。ジーンズ姿、リュックを所持、スニーカーなどのカジュアル過ぎる服装は、断られる可能性が高い。

◆ 治安の悪い地域
町中では夜のLOTHIAN ROAD、LEITH WALKなど。夜間に外出する際は十分に注意すること。
エジンバラ城付近など、観光客が集まる地域は、観光客を狙ったスリや置き引きが多く発生しているので注意が必要。

◆ 注意すべき慣習等
* 英国人にとって食事中のゲップ、スープや麺をすする音、また鼻をすする行為は見苦しく失礼とみなされるので注意する。
* サッカー観戦後、チームカラーのユニフォーム等を着用したまま競技場の外や街中を歩かないこと。対戦相手チームのファンの標的になる可能性がある。
* 列をつくるのが好きな国民なので、列に割り込まないようにすること。
* 公共の場で大声で話すことは、イギリス人にとってマナーが悪いとされている。
* 市内の公衆トイレは通常無料だが有料トイレも増えている。道に設置してある公衆トイレのブースは有料。
* ドアを開けて入場する際に後続者がいる場合は、その人達のためにドアを押さえてあげるのがマナー。
* エジンバラの中心地の路上には大道芸人が多く、彼らのパフォーマンスを見たり聞いたり写真を撮る場合は、お金をあげる習慣になっている。目安は50ペンスから1ポンドくらい。
* 相手に向かって中指を立てるのはもちろん、相手に手の甲を向けてピースをするのは相手を侮辱する意味を持つので注意が必要。

◆ 一般人(旅行者を含む)に罰金が科せられるような条例等
公共の建物内、公共交通機関内は禁煙法により禁煙。

◆ 日常会話におけるタブー等
スコットランド人は、自分たちの元々の国に誇りを持っているので、スコットランドでは「イギリス」「英国」を表す言葉として「ENGLISH」「ENGLAND」ではなく、「UK」「BRITISH」「BRITAIN」を使うこと。
その他は特になし。人種、性、宗教等の差別的発言は控える等の常識の範囲内の言動を心がけていれば問題ない。

◆ 警察の信頼度と日本人への対応
信頼できる。日本人への対応も普通。日本の警察と同じ程度。

◆ 鉄道・バス・飛行機等の発着時刻等の正確さ
天候等によって飛行機の発着は乱れる。バスの発着時間はあまりあてにならない。運休もよくある。
鉄道は比較的正確だが、ローカル線の場合、突然運休になることがある。
週末の路線工事の影響などで、週末のダイヤは変更になることが多いので注意。

◆ 日本語対応可能な窓口 (大使館・領事館、旅行会社・ツアーオペレーター以外)
なし


【 禁制品 】
◆ 国外持ち出し禁止品
鉄砲、刀剣、わいせつ物、麻薬など。

◆ 国外持ち出し規制品
法的には特になし。国宝級の美術品等には要注意。

◆ 現地通貨の持ち出し規制
英国から1万ポンド以上の現金を持ち出す場合には申告が必要。申告しない場合には、罰金が科されることもある。


【 電子タバコ関連情報 】
1) 入国時に電子タバコ/加熱式タバコの持ち込みは可能ですか?
〔回答〕
◎ 本体について
 持ち込み可能 (本人使用のためのもの1個のみ)

◎ タバコの葉の部分について
 持ち込み可能 (本人使用のためのものに限る)

2) 制限や条件を無視して、また持ち込み不可にもかかわらず、電子タバコ/加熱式タバコを持ち込んでしまった場合、罰金や没収などのペナルティはありますか?
〔回答〕
個人使用目的以上と看做された際には没収される。

3) その他、電子タバコ/加熱式タバコに関しての注意点等
〔回答〕
2021年1月現在、英国は電子タバコの持ち込みが可能です。
ただし今後、様々な法律が変更になる可能性もあるので注意が必要です。
電子タバコの航空機内での使用、本体・予備バッテリーの機内での充電は禁止されています。
電子タバコの多くが「リチウムイオン電池」を使用しており、機内で発火・爆発する恐れがあることから、持ち込みは手荷物のみとなり、スーツケースなどの受託手荷物に入れることは禁止されています。
利用する航空会社によっても条件が異なり、また随時条件が改訂されているため、常に最新情報を確認しておく必要があります。

◆タバコ事情(紙巻タバコ、電子/加熱式タバコ共)
ホテル・レストラン等の公共の場所で、屋内での喫煙は一切禁止。
ホテルの部屋なども大半が禁煙。
屋外でも歩きタバコは罰金対象となるエリアもあるので、喫煙前に要確認。


★ その他情報
◎日本円から現地通貨への両替について
両替は空港や街中の両替所、銀行の他に、郵便局やホテルなどで対応可能なところもある。
両替の際に再両替のための手数料が課金されたり、手数料無料などレートは両替商によりバラバラである。
両替時に必ず受け取った額面をその場で確認すること。
ATMからキャッシングをする場合、クレジットカードの種類のより手数料が課金されることがある。
ATM利用時は暗証番号などを他者に見られないように注意が必要。

◎ 紙幣について
スコットランドでは「BANK OF ENGLAND」のポンド紙幣以外に、3銀行がそれぞれ発行している5、10、20、50、100ポンド紙幣がある(1銀行のみ1ポンドも発行)。
イギリス国内だけでしか使用できず、海外へ持ち出した場合、他国の通貨には換金できない。
ロンドン等のデパートではこの紙幣を使用できるが、イギリス国内でもスコットランドから人があまり訪れない地域では使用できないことがあるので注意が必要。

◎レストラン等にて
* レストランのテーブルに用意してある水差しに入っているのは水道水。添乗員さんの中によくスコットランドの水はイングランドと同じ硬水だと案内する方が多いが、スコットランドのほとんどは軟水。
飲み物の注文時に「ウォーター、プリーズ」と言うと、通常はミネラルウォーターのことを指し、炭酸入り(スパーウリングウォーター)か炭酸なし(スティルウォーター)かを尋ねられる。ミネラルウォーターはジュース類よりも高い場合もある。水道水が欲しい場合は「タップウォーター、プリーズ」と言う。
* チップは総額の10%が目安。請求額にサービス料が含まれている場合もあるので、支払う前に確認が必要。
* パブなどのカウンターで飲み物を直接購入した場合は、チップは支払う必要はない。
* 英国内では、朝食時に冷たい料理と温かい料理には皿を使い分け、他国のように一つの更に冷たい料理と温かい料理を一緒に盛らないので注意。
* スコットランドや北イングランドのホテルでは、必ずと言っていいほど黒い丸い厚切りのものが朝食時に出て来るが、これは「ブラック・プディング」といって豚の血、麦、たまねぎなどが入ったソーセージ。
* ポテト・チップスは「クリスプス」、フレンチ・フライは「チップス」と呼ぶ。

◎ホテル内にて
* ホテルの室内のミニ・バーの付近に置いてあるポテト・チップスやナッツ類は、冷蔵庫の中の飲み物同様有料の場合が多いので注意が必要。ミニ・バーによっては飲み物を取り出したら自動的に計算されるものもあるので、飲まない場合はボトルなどを持ち上げないこと。
* ホテルのフロントは枕銭を作るための小銭は用意していない。もし初日に小銭がなければ無理して置く必要はない。
* 英国内のホテルのエレベーターは、日本のように大きく早くないので、時間がかかる。
* 英国内のエレベーターでは、日本で言うところの1階を地上階の「グランド・フロアー」と呼び、0またはGと表示する。日本で言う2階が1階、3階が2階、地下はBまたはLGと表示する。
* 英国のコンセントは差込口の横にスイッチがあり、このスイッチをオンにして電源を入れてから使用する。
* 英国の夏は日本の北海道のように過ごしやすいため、一般家庭にはエアコンはほとんどない。
 エアコンがないホテルも多く、暑い日が続くと稀に寝苦しいことがあるが、長くても年に1週間ほど。

別の国・都市の情報を見る

国名・都市名から探す
  • エリアを選択すると国が選択できます

  • 国を選択すると都市が選択できます