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【都市別安全情報(トラベルサポート)】- 西ヨーロッパ

ナポリ [ Napoli ]

イタリア [ Republic of Italy ]イタリアの国旗

都市別安全情報

一般情報一般情報

●一般情報

◆ タクシー
メーター制。時間と距離を併用。拾い方・乗り方は日本と同じ。
流しのタクシーは少ないので、タクシー乗り場(「TAXI」の表示あり)から乗車、もしくはホテルなどで呼び出してもらうのがよい。タクシーはまずまず安心して利用できるが、空港や中央駅には外国人旅行者に声をかけてくる白タクもいるので、利用の際は十分な注意が必要。
〔料金のめやす〕※2021年2月現在
 平日最低料金 3.50ユーロ、日曜・祝祭日、夜間(22:00〜06:00) 6.50ユーロ
 加算料金: 0.05ユーロ/48m毎と8秒毎(時間と距離の併用)
◎空港〜市内中央駅周辺のホテル:約18ユーロ

〔代表的なタクシー会社〕
 * RADIO TAXI NAPOLI --- TEL: 081-8888
 * RADIO TAXI FREE --- TEL: 081-5515151
 * RADIO TAXI PARTENOPE --- TEL: 081-0101

◆ 特殊な交通規制等
旧市街には公共の車(市バス、タクシー)以外は入れない地区があるので注意が必要。乗用車はもちろん、観光バスも入れないところが多い。時間によって交通規制をするところもある。

◆ 公衆電話のかけ方
テレホンカード専用機がほとんど。コインが使用できる電話はない。
テレホンカード(1ユーロ、2.5ユーロ、5ユーロ、7.5ユーロ)は、バール、タバコ屋、新聞スタンドで販売している。
※携帯電話の普及に伴い公衆電話の需要が少なくなり、公衆電話が容易に見つからない。空港や中央駅には設置されている場合が多い。

◆ 旅行者立ち入り禁止区域
軍事施設への立ち入りは禁止されている。

◆ 写真撮影禁止・規制場所
軍関連施設や空港のイミグレーション等の撮影は不可。
モニュメントなど、「撮影禁止」(NO PHOTOS ALLOWED)の表示がある場所。
教会内やその他の場所で人物を入れて撮影をしない。特に子供の写真はNG。撮影したい場合は保護者に許可をとること。教会ではミサ中の撮影は厳禁。
教会や美術館では、撮影の可否、撮影が可能な場合のフラッシュ使用の可否について表示されているので、その表示に従うこと。

◆ 歓楽街での注意点
ぼったくりの店も中にはあるので、怪しい店には近づかない。路上での客引きなどに付いて行ったりしないこと。
その他、人前で大金を見せない。
麻薬、エイズなどには各自で防衛を。

◆ 治安の悪い地域
* 観光スポットやスパッカ・ナポリなどの下町に訪れる際、スリ、ひったくりが多いので要注意。
* 空港、駅、ホテル、レストラン等、不特定多数の人が集まる場所では、スリや置き引きに注意する。
 浮浪者風の人に取り囲まれ貴重品を盗まれる事件は、駅周辺、広場付近に集中。スリによる被害はバス、地下鉄、トラム車内に多い。
* 最近は一流ホテルのセーフティボックスでも盗難事件が増えており、あまり安全でなくなった。一番信用できるのは自分自身だと思ったほうがよい。
* オートバイによるひったくりも多発しているので、手荷物を持つ場合は身体の前で持つ、車道の側を歩かない、周辺には気を配って歩くなど、十分に注意する。

◆ 注意すべき慣習等
個人商店は昼(13:00〜15:30)と月曜の午前中は休みになるところがあるため注意。
カトリックの国のため、暴力は一切否定される。スリ、ひったくりを捕まえて暴力を振るったがゆえに逆に警察に逮捕された例もある。

◆ 一般人(旅行者を含む)に罰金が科せられるような条例等
* 交通規則違反、公共物・遺跡等の損傷。
* 鉄道、バスの無賃乗車に対し係員の抜き打ちチェックがある。切符を所持していても、刻印がないと無賃乗車とみなされるので、乗車前に駅のホームやバスの車内の刻印機で使用開始日時を刻印するのを忘れないこと。
 無賃乗車と判断された場合は、その場で罰金となる(50ユーロ程度)。持ち合わせが無く後日の支払いとなる場合は増額となる(100ユーロ程度)。係員の指示に素直に従わないと警察を呼ばれる。
* 2005年1月より公共施設屋内での全面的な禁煙を定める法律が施行され、レストラン、バール、オフィス等では禁煙。禁煙場所における喫煙は、罰金刑(200〜2000ユーロ)が科されるので注意が必要。

◆ 日常会話におけるタブー等
特になし。常識の範囲での言動・行動を心がけていれば問題ない。

◆ 警察の信頼度と日本人への対応
イタリア国民と同じ様に、分け隔てなく日本人に接する。トラブル発生時は頼れる存在。
※ニセ警官に要注意。
私服で偽札や違法薬物の捜査等と称するニセ警官が所持品検査を装い、パスポートや財布等の提示を求め、現金やクレジットカード盗む事件も多数発生しているので、十分注意すること。
警察署に連行するので車に乗るように言われても、大声で警官を呼ぶなどして逃れること。
本物の警察官が、路上で一般旅行者に財布の提示を求めることはまずないので、提示を求められた場合は「ホテルにある」と言ってかわすこと(ニセ警官なら深追いしないはず)。
ただし、警察官がパスポートの提示を求めることはある(滞在中は、身分証明書としてのパスポート所持が必要)。

◆ 鉄道・バス・飛行機等の発着時刻等の正確さ
遅延することが多々あり、ストライキによって欠航・運休の場合もあるので、注意が必要。

◆ 日本語対応可能な窓口
なし


【 禁制品 】
◆ 国外持ち出し禁止品
麻薬、古美術品(絵画50年以上、家具100年以上)で文化財保護管理局輸出課の許可のないもの、銃器(許可を受けていないもの)、刃物等。

◆ 国外持ち出し規制品
古美術品、銃器、ワシントン条約に関するもの。

◆ 現地通貨の持ち出し規制
10,000ユーロ相当額以上の通貨や小切手、その他の有価証券。
入国時に外貨の申請をし、イタリア国内で両替をした領収書を持っていれば持ち出しも可。多額の外貨を持ち込む際には、入国時に申請するのが原則。
もし出国時に多額の外貨所持が見つかった場合、申告書がないと一時没収される。過去に1、2度そのようなケースがあった。


【 電子タバコ関連情報 】
1) 入国時に電子タバコ/加熱式タバコの持ち込みは可能ですか?
〔回答〕
◎ 本体について
電子タバコ/加熱式タバコ、電子葉巻、電子パイプの持ち込みは可能。受託手荷物は不可、機内持ち込みとなる。

◎ タバコの葉の部分について
持ち込みは可能。受託手荷物及び機内持ち込み、どちらも可能。

2) 制限や条件を無視して、また持ち込み不可にもかかわらず、電子タバコ/加熱式タバコを持ち込んでしまった場合、罰金や没収などのペナルティはありますか?
電子タバコ本体の個数制限に関しては、原則として自ら使用するものに限る。タバコの葉の免税の範囲は200本、制限超えの持ち込みは罰金または没収対象。

3) その他、電子タバコ/加熱式タバコに関しての注意点等
航空機内での喫煙、また電子タバコ本体や予備バッテリーを機内で充電することは厳禁。電子タバコはモバイルバッテリーなどと同じ扱いのため、空港のチェックイン時に預け荷物には入れず、必ず手荷物として飛行機に持ち込まなければならない。化粧室内を含む全席での喫煙および火気使用は、火災につながる恐れがあり、感知器が作動した場合、引き返しや近くの空港への緊急着陸などの重大な事態に至ることもある。

◆ タバコ事情(紙巻タバコ、電子/加熱式タバコ共)
レストランやホテル等、公共施設屋内は紙巻タバコ、電子タバコ共に禁煙(レストラン・バーで喫煙ルームを用意しているところを除く)。中庭やテラスなど、屋外での喫煙は認められており、レストランの外席には灰皿が用意されているところが多い。タクシーや列車等にも喫煙席や喫煙ルームはない。


【 その他情報 】
◆ 日本円から現地通貨への両替・キャッシュレス決済等について
駅・空港・街中の両替所での両替が可能。ただし、コミッション(手数料)が不明確、高額であることも多々あるので、日本のクレジットカードでのキャッシングがお勧め。
クレジットカードの【コンタクトレス】機能は、ほぼ何処でも利用可能だが、Apple Pay/Google Pay/Line Payなどに対応している店舗は殆どない。

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