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【都市別安全情報(トラベルサポート)】- オセアニア/ポリネシア

シドニー [ Sydney ]

オーストラリア [ Commonwealth of Australia ]オーストラリアの国旗

都市別安全情報

一般情報一般情報

●一般情報

◆ タクシー
メーター制。拾い方・乗り方は日本と同じ。シドニー市内であれば流しのタクシーも拾える。電話やアプリで予約。
チップは基本的に不要。

〔料金のめやす〕※2021年2月現在
 初乗り料金: 平日(月〜金曜 06:00〜22:00) --- AU$3.60、以降AU$2.19/kmが加算される。
 22時〜6時: 夜の初乗り料金AU$6.10、以降AU$2.63/kmが加算される。
 尚、電話等でタクシーを呼ぶ場合、予約料としてAU$2.50追加。待機時間AU94.4セント(1分毎)。
 荷物は25kgまで無料。それ以上の場合は、超過料金必要となる場合もある。
 シドニー空港のタクシー乗り場からの乗車はToll FeeとしてAU$4.10追加料金が掛かる。
 また、クレジットカードを利用する場合は5%のサービスチャージが発生する。
◎空港〜市内ホテル:$40.00〜$50.00

〔代表的なタクシー会社〕
* 13CABS (Taxis Combined Services) --- TEL: 132-227
* Silver Services --- TEL: 133-100
* Legion Cab Service --- TEL: 131-451

◆ 特殊な交通規制等
日本と同じ右ハンドル左側通行だが、右側優先。
信号等は日本と変わらないがラウンドアバウトという円形の交差点がある。
繁華街は交通渋滞が多く、マナーの悪いドライバーも多い。
平均的に路上では短気である。横断歩道でも歩行者用の信号が赤に変わる前に右折・左折してくる車に注意が必要。

◆ 公衆電話のかけ方
Telstra Smart Payphone
オーストラリアのコイン、テレフォンカードで支払い可能。
テレフォンカードの種類: 5AUドル、10AUドル、20AUドル
※テレフォンカード=Telstra Phone Card
1通話=50セント。(国内)
国際電話、携帯電話への電話の通話料は高いので、コインを多めに用意しておく。
※近年、携帯電話の普及に伴い公衆電話の需要が少なくなり、公衆電話が容易に見つからない場合がある。

◆ 旅行者立ち入り禁止区域
軍関連施設、搭乗券なしでの空港のセキュリティーゲート内等。

◆ 写真撮影禁止・規制場所
軍関連施設や空港等。その他、博物館、及び個人の所有地。
オペラハウス内でリハーサルやコンサート中の場所等。
礼拝中の教会や大聖堂内部(セントメアリー大聖堂等)。
尚、博物館や美術館内によっては、フラッシュを炊かなければ撮影が可能な場所もある。
※オペラハウスや大聖堂等、外での撮影はできます。

◆ 歓楽街での注意点
夜の裏通りの一人歩きはしない。見知らぬ人とのコンタクトは厳禁。
女性の一人歩きは避ける。
夜間はタクシーを利用する。
繁華街は酔客同士のトラブルが多く傷害事件へと発生する事も多いので、地元の泥酔者には近寄らないようにする。多額の現金や貴重品は持ち歩かない。
ショルダーバッグ等は車道と反対側に持つようにする。
レストラン、カフェ、バー、又はショッピングモールでは置き引きに気をつける。

◆ 治安の悪い地域
シドニーで一般に治安が悪いとされている地域は、シドニーCBD 内(キングスクロス地区、レッドファーンチック)、シティー中心 部からパラマッタに至る西部、シドニー南西部に集中しており、立ち入らないのが無難。
比較的治安の良いとされる地域でも、深夜営業のパブが多い繁華街では、週末の深夜帯には若者達による飲酒に絡んだ暴力事件が多発しており、州警 察も新聞等のメディアを通じて公序良俗に反する行動は厳に慎むよう注意を呼び掛けています。

◆ 注意すべき慣習等
キリスト教徒が大半であるが、特に宗教的タブーはなし。

◆ 一般人(旅行者を含む)に罰金が科せられるような条例等
空港内、公園、公共の施設での屋内での喫煙。路上に吸殻を捨てた場合罰金となります。
公園等の公共場所での飲酒。
運転時のスピード違反や信号無視。
ヘイトスピーチ(オーストラリアには反ヘイトスピーチ法がある)。

◆ 日常会話におけるタブー等
第二次世界大戦の話はタブー。
宗教、人種差別、政治批判、ヘイトスピーチ等の話。
日本の調査捕鯨やイルカ漁等の環境問題。豪州では環境問題に関心が高く、抗議活動をしている団体も多い。

◆ 警察の信頼度と日本人への対応
日本人への対応はよい。
泥棒被害に遭った際に、現場までの到着に遅いと感じることがあるかもしれない。

◆ 鉄道・バス・飛行機等の発着時刻等の正確さ
概ね発着時刻表通りに運行。
時々は何らかの事情により遅延することもある。

◆ 日本語対応可能な窓口 (大使館・領事館、旅行会社・ツアーオペレーター以外)
JETRO、CLAIR、シドニー日本商工会議所、シドニー日本人会など、多数の日系団体・組織があるが、旅行者のための組織はない。
尚、これらの組織には、むやみに連絡しないこと。
窓口ではないが、無料の日本語情報誌や新聞はある。


【 禁制品 】
◆ 国外持ち出し禁止・規制品
ワシントン条約において指定された動物及び検疫を受けてない植物、コアラ等のオーストラリア固有の動物、昆虫。
自身で使用する医薬品に関しては、英文の処方箋、または医師からの診断書を準備しておいた方がよい。
持ち込み可能な医薬品の量は最大3ヵ月の服用分まで。

◆ 現地通貨の持ち出し規制
10,000オーストラリアドル以上に相当する現金(日本円、AU$、他の流通貨幣を含む)を持ち込む(又は持ち出す)場合は、到着(出発)時に申告が必要。


【 電子タバコ関連情報 】
1) 入国時に電子タバコ/加熱式タバコの持ち込みは可能ですか?
〔回答〕
◎本体について
 2020年6月にe-cigarettes(ニコチンを含む電子タバコ、加熱式タバコ)の国内での使用、持ち込み、販売が禁止されました。2021年10月1日以降は、オンライン等での輸入に関しても、国内での法律と同様の内容が適用されることになります。
 オーストラリアでは電子タバコは、禁煙の手段として利用されているため、オーストラリアの医師の診断書がなければ、基本的に禁止されています。 

◎タバコの葉の部分について
 タバコの持ち込みの制限は、どんなタバコでも開封している1箱と25gまで。
 年齢制限18歳以上。

2) 制限や条件を無視して、また持ち込み不可にもかかわらず、電子タバコ/加熱式タバコを持ち込んでしまった場合、罰金や没収などのペナルティはありますか?
〔回答〕
 持ち込みに応じた税金と罰金。

3) その他、電子タバコ/加熱式タバコに関しての注意点等
〔回答〕
 紙巻きタバコの喫煙と同じ喫煙場所の規制・制限を受けます。

◆タバコ事情(紙巻タバコ、電子/加熱式タバコ共)
 オーストラリアでは全室内、住宅地、公園、ビーチ等の公共の場所は禁煙となっている。


【 その他情報 】
◆ オーストラリア国内への動植物、食べ物の持ち込みについて
オーストラリアは動植物、食べ物の持ち込みに対してかなり厳しい。
入国時持ち込み禁止物品の申告を怠った場合、最高AU$2,664.00ドルの罰金、罰則が科されます。
虚偽の申告をした時は、場合によっては査証(ビザ)の取り消しおよび入国を拒否されることもあります。

※在日オーストラリア大使館サイトに、持込みに関しての注意事項が日本語で記載されている。
・FAQ: 検疫について
https://japan.embassy.gov.au/tkyojapanese/faq_quarantine.html
・オーストラリアへの持込に関し注意して頂きたいこと
https://japan.embassy.gov.au/tkyojapanese/quarantine_jp.html#caution

◆ Tourist Refund Scheme - 旅行者払戻制度
旅行者はオーストラリア国内で購入した物品のGST(Goods and Services Tax: 消費税)やWET(Wine Equalization Tax: ワインの酒税)の払戻しを請求することができる。
消費税の払い戻しの手続きはシドニー国際空港内の出国審査を通過後、TRS税払い戻しカウンターにて手続きをする。
払い戻しを受ける方法については、下記サイトに説明されている。
https://www.homeaffairs.gov.au/trav/ente/tour (英語)
オンラインからの申請も可能。
https://trs.border.gov.au/

◆ 電話通訳サービス TIS (Translating and Interpreting Service)
 TEL: 131-450
〔内容〕
 政府が行っている電話通訳サービス。毎日24時間対応。
 基本的に緊急電話、政府関係機関、医療等と生活に必要な機関への電話サービスが無料。

◆ 郵便局の営業時間
月〜金曜 09:00〜17:00、土曜 09:30〜13:00
オーストラリア・ポスト https://auspost.com.au/
※土曜日の営業は、支店によって異なるので事前に確認が必要。
下記サイトにて郊外の名前で最寄りの郵便局とその営業時間が確認できる。
https://auspost.com.au/locate/

◆ ビーチでの注意事項
* 遊泳区間が定められており、黄色と赤の旗の間でのみ泳ぐこと。(ライフセーバー巡回場所)
* 日差しが強い為に、日焼け止めクリーム、帽子、サングラスは必需品。
* 脱水状態を防ぐために、必ず飲料水を持参すること。
* 喫煙、ゴミのポイ捨ては禁じられています。
* 日没後にビーチを歩かない。
* クラゲに注意。シドニー湾内にはサメが発生したケースもあり、ライフセーバー等の注意をよく聞く。
* アルコールを飲みすぎない。

◆日本円から現地通貨への両替について
空港、ホテル、シドニー市内であれば、外貨両替ブースが至るところに設置されているので両替可能。
ただし、24時間営業ではない所が多い為、なるべく日中に済ませておくことが必要です。
(手数料、換算レートは比較的割高の所が多く、日本で換金する方が安価な場合もあります。)

◆ クレジットカードについて
店頭によるクレジットカード決済は、特にVISA、MasterCardであれば、ほぼ全ての店舗やレストランにおいて利用可能です。AMEX、JCBは普及率がかなり低く、利用できないケースも多々あります。
店頭にてクレジットカード利用の際、購入価格が$100を超えた場合、セキュリティー上の理由からサインのみでなく暗証番号入力を必ず求められます。

ATMの設置数は日本と同じくらい普及しており、クレジットカードでのキャッシングが可能です。ご自身のカードが利用できるかどうかに関してはATMにロゴが表示されているのでご利用の前に確認してください。キャッシング利用には手数料($2〜$3程度)も発生します。

◎クレジットカードのスキミングに対する警戒
1. ATMにカードを差し込む前に、カード差し込み口周辺に取り付けられている不審なプレート等がないか確認する。
2. 暗証番号を打ち込むキーパットは、カメラで録画されている可能性があるので、PINを打ち込む際には、キーパットを隠して入力する。
3. ATM周辺に不審な装置が取り付けられているのに気がついた場合は、クライムストッパーズへ連絡する。
 http://www.crimestoppers.com.au/

◆ 観光バス内での飲食について
観光バス内は、原則飲食禁止となっており、日本のようにバス内にドリンクホルダーもありません。
飲み物や食べ物をバスに持ち込んだとしても、車内では飲食できません。

◆ 山火事(Bush Fire)
オーストラリアでは2019年からの山火事の被害が2020年2月まで深刻化しました。
夏季(11月〜2月頃)に郊外へ行く際は事前に下記のサイトで山火事の最新情報を確認した方がよい。
https://www.livetraffic.com (英語)
https://www.rfs.nsw.gov.au/fire-information/fires-near-me (英語)

◆ テロから身を守る
オーストラリアは比較的治安の良い国とされているが、外出中は、常に自分の周囲に注意を払い、人の態度や目、手の動きを観察する癖をつけた方がよい。実際に襲撃に遭遇した場合は、カバン等身の回りの物で自分の身を守るように心がける。

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