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【都市別安全情報(トラベルサポート)】- オセアニア/ポリネシア

ポートモレスビー [ Port Moresby ]

パプアニューギニア [ Independent State of Papua New Guinea ]パプアニューギニアの国旗

都市別安全情報

一般情報一般情報

●一般情報

◆ タクシー
メーター制。時間と距離の併用。メーター装着が義務付けられているにもかかわらず、個人営業のタクシーはメーターの無いものがほとんどで、料金は交渉となる。土地勘のない旅行客には高額の料金を吹っ掛けることが多い。
車体の上にタクシーの表示がつけられている。
ポートモレスビーの空港や大きなホテルにはタクシーが待機していることが多いが、メーターの無い個人タクシーがほとんど。

★ 利用時の注意点
個人タクシーのほとんどは正規の車両登録・車検を行っていない。
違法営業であることから、交通検問で止められると、そこで乗客が降ろされることもある。
最も気を付けたいのは、タクシー運転手とグルになった強盗団に金品を強奪されるということで、実際に邦人が被害にあった事件も発生している。
上記の点からみても、安全上・治安面から旅行者は利用すべきでない。
旅行者は、信頼できる旅行会社等に予め専用車の手配を依頼しておくことが望ましい。

◆ 特殊な交通規制等
* 信号が少なく、ロータリー形式の交差点がほとんど。ロータリーでは右側から来た車が優先となる。
* ポートモレスビーでは、2015年辺りから急に信号が増えたが、信号のルールを知らない、あるいは無視をするドライバーが多く見受けられる。

◆ 公衆電話のかけ方
使用できるコイン: PNG.コイン、10TOEA、20KINA、1KINA。
カードの電話が増えつつある。売店・郵便局で販売。
1通話の基本料金=20TOEA
※近年、携帯電話の普及に伴い公衆電話の需要が少なくなり、公衆電話が容易に見つからない場合がある。

◆ 旅行者立ち入り禁止区域
セトルメント(不法居住地区)には、絶対に立ち入らないこと。
国境地域への立ち入りは、禁止されている。

◆ 写真撮影禁止・規制場所
お祭りなどの時を除き、空港や街中で民族衣装を着たパプアニューギニア人は、写真に対して金銭を要求することがある。無許可での撮影は金銭を巡るトラブルになる可能性があるので、現地在住の人間や警備員、ガイドなど、現地事情に詳しい人間に撮影の可否を聞くことが肝要。
また黒装束に身を包んだり、顔に泥を塗っている集団はお葬式の可能性があるので、写真撮影はトラブルになる可能性があるので要注意。

◆ 歓楽街での注意点
人混みの中では、昼間でもスリや引ったくりが多いので十分注意して行動を。一人歩きは極力避けるのが望ましい。
また夜間の出歩きは、絶対にしないこと。

◆ 治安の悪い地域
* 市内全域で注意が必要。日中であっても、徒歩での単独行動は避けること。
* 市内全域で現地人の多くいる所では注意が必要。ローカルマーケット、バスストップなどは要注意。
* 近年横断歩道に代わり歩道橋が市内各所に作られているが、歩道橋内で待ち伏せされて強奪する事件が頻発している。徒歩の場合は、歩道橋を使わないこと。
* ポートモレスビーのゴルフ場では、プレー中の強盗被害が続発しており、駐在員を中心とした邦人被害も後を絶たないので要注意。

◆ 注意すべき慣習等
許可なく撮影をしないこと。

◆ 一般人(旅行者を含む)に罰金が科せられるような条例等
* バーベキュー施設等の許可された場所を除き、公共の場での飲酒は禁止されている。
* 麻薬所持には厳罰が科せられるので、絶対にしないこと。
* ポルノへの規制は非常に厳しく日本の男性週刊誌でも違法とされ、場合によっては逮捕されることもあるので注意が必要。

◆ 日常会話におけるタブー等
特になし。常識の範囲内での言動を心がけていれば、問題ない。

◆ 警察の信頼度と日本人への対応
すべてに関してスローである。
人員不足のため、満足の行く対応をしてもらえないこともある。
中国人が賄賂でごまかすことが多いため、アジア人とみると金銭欲しさに言いがかりをつける警察官が見られる。
日本人に対する印象は概ねよいので、そのような場合は、日本人であることをはっきりと言い、それでも解決できない時は大使館へ電話をして助けを求めるのが望ましい。
なお、察官がさらに増長する危険性があるので、金銭を支払い解決することは避けること。

◆ 鉄道・バス・飛行機等の発着時刻等の正確さ
飛行機は遅延や欠航が多いので余裕を持った行程が望まれる。
バスに時刻表はない。満席になったら出発する。
尚、パプアニューギニアに鉄道は走っていない。

◆ 日本語対応可能な窓口 (大使館・領事館、旅行会社・ツアーオペレーター以外)
ポートモレスビー日本人会はあるが、旅行者のための組織ではないので、旅行者は連絡しないこと。


【 禁制品 】
◆ 国外持ち出し禁止・規制品
極楽鳥、蝶類、昆虫、蘭等の動植物(当局の許可のあるものを除く)、戦時遺品、1960年以前に作られた民芸品。
砂金、金塊など(中央銀行の許可が必要)

◆ 現地通貨の持ち出し規制
20,000キナ相当額。それ以上に多額の外貨を現金で持ち出す場合には、税関に申告する必要がある。


【 電子タバコ関連情報 】
1) 入国時に電子タバコ/加熱式タバコの持ち込みは可能ですか?
〔回答〕
◎ 本体について
 持ち込み可能

◎ タバコの葉の部分について
 持ち込み可能

2) 制限や条件を無視して、また持ち込み不可にもかかわらず、電子タバコ/加熱式タバコを持ち込んでしまった場合、罰金や没収などのペナルティはありますか?
〔回答〕
 特になし。
 但し、税関職員、警察官、警備員などが恣意的に判断する可能性がありますので、注意が必要です。

3) その他、電子タバコ/加熱式タバコに関しての注意点等
〔回答〕
 現状、パプアニューギニアでは電子タバコに関する法律、規制が整備されていません。
 よって持ち込み制限や規制はありません。
 電子タバコを見たことが無い、知らない人がほとんどですので、公共の場での喫煙は紙巻きたばこと同様に考え、禁煙の場所では吸わないなど注意を心がけてください。

◆ タバコ事情(紙巻タバコ、電子/加熱式タバコ共)
ホテル、レストランなどは完全禁煙の施設が殆ど。その場合、外に喫煙コーナーを設けている施設もある。
一方、街中での喫煙は自由。
空港ターミナル外には喫煙コーナーがあり、それ以外の場所で喫煙をしたり、吸殻を所定の場所以外に捨てると警備員に咎められることがあるので注意。
煙草は輸入品で税率も高いことからかなり高価(1箱25〜30キナ=約850〜1000円)である


【 その他情報 】
◆ 両替・クレジットカード事情
現地通貨への両替は、ポートモレスビー・ジャクソンズ空港の両替所で行うのが便利。
また「ビジョン・シテイ」「ウオーターフロント」のショッピングモール内にも両替所がある。
一方、市内の銀行は常に混雑しており長時間並ぶ覚悟が必要。
ホテルはフロントで両替可能だが、治安上、多額の現金は置いていないので、主要な両替は前述の両替所で済ませておく方が良い。
ATMは銀行に併設のもの、空港、スーパーマーケットや主要ホテルにもあり、クレジットカードでのキャッシングが可能。

クレジットカードは、空港、殆どのホテル(一部のゲストハウスなどを除く)、スーパーマーケット、レストランなどで試用可。ただし最小利用額が決められている場合が多く(例:スーパーマーケットでは50キナ以上でクレジットカード利用可)、現地通貨の小銭は持っておく方が便利
全国的にVISAおよびMASTERが強く、AMEX/JCBなどは受け付けないことが多いので持参するカードには気を付けたい。

◆ 入国時の税関での注意
入国時の税関検査では、所持品の持ち込みに言いがかりをつけて、没収などをちらつかせながら、特別な配慮をする代償として金銭の支払いを強要する事件が多発している。
それらのケースのほとんどは悪質な税関職員による小遣い稼ぎで、本来であれば何も支払う必要がない場合が多い。
明らかな禁制品は別とすれば、通常旅行で持ち込む範囲で没収に至るものは殆ど無いことを念頭に置き、最悪の場合でも若干の税金を払うことで持ち込みが可能なので、毅然とした態度で挑み、支払う場合には税関の領収書を要求すること。

◆ 地方都市に行く際の注意
パプアニューギニアの地方都市では比較的治安が良く気が緩みがちですが、強盗などの事故もあります。絶えず十分な注意をしてください。
また、治安の良い地方都市から首都ポートモレスビーに戻った際には十分な注意をしてください。

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