５月０９日 １０:００現在、雲南省ではＳＡＲＳがまだ１例も出ておりませんが、医学観察対象となる者は３例あり、曲靖１例、玉渓１例と徳宏州１例となっています。

雲南省各地は、ＳＡＲＳに対し極めて厳密な監視、検査、調査体制を取っています。
空路、陸路とも検査班が設けられ、体温のチェックや、車輌の消毒を行っています。昆明等では観光客を受け入れない事はありませんが、必ず手続きを受ける様、要請されています。
まずは省旅遊局の許可を得る事が前提となります。
実際、渡航者が昆明に入った後、省防病センターにて血液も含める身体検査を全員受けます。
その後、問題なければ省防病センターより「健康証」が発行され、旅行の開始が可能となります。

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雲南省各地の動きは下記の通りです。
一部の観光地、ホテル、観光施設等は、既にストップ、閉鎖の状態になっていますので、お出かけの際はくれぐれもご注意ください。


■ 大理

耳海の遊覧船は全て運航停止。
鶏足山仏山は全面的に閉鎖。
三塔寺等の観光地では、省防病センターが発行する「健康証」があれば、入場見学が出来ますが、健康証が無いと入場は出来ません。


■ 麗江

玉龍花園酒店、観光酒店は既に営業停止。
官房大酒店は個人旅行客のみ受付。
他の３ツ星以下のホテル、旅館もほぼ営業停止しています。
政府の許可で営業中のホテルは４ツ星の森龍大酒店、３ツ星の黒白水大酒店となっております。


■ シーサンパンナ

熱帯植物園は閉園。まだ決定ではありませんが、主なホテルは営業停止の意思を表明しています。


■ 昆明

平常通りです。
石林を含める観光地、他の観光施設、ホテル等、いずれも平常通り営業しております。

地方の各地に入る前には、陸路・空路共、必ず検問検査所が設けられ、全ての人に体温のチェックを行っています。
熱のある人は直ちに隔離、そして返還されます。ツアーの場合はグループ全員が影響を受けます。

尚、以上の営業・運行停止、そして閉鎖の状態は５月２０日までとなっています。


以上、ご注意ください。