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台湾 / 水族館に泊まろう in 「國立海洋生物博物館」

掲載日時:2012年05月02日

情報提供:エス・エム・アイ・トラベル・ジャパン株式会社

台湾南部、屏東県にある台湾内でも大きなスケールの水族館「國立海洋生物博物館」をご紹介いたします。

館内は「珊瑚王国館」、「台湾水域館」、「世界水域館」の3つのテーマに分けられています。
珊瑚王国館のメインはトンネル水槽。泳ぐ魚たちを下から見上げることができます。また、この館ではシロイルカの「ベルーガ」が飼育されています。
「台湾水域館」のメインは大水槽で、ここにはジンベイザメが飼育されています。
「世界水域館」では、寒い地域に住むアザラシやペンギンなどが飼育されています。
この他、時間によって、餌付けが見られたりと様々なイベントも行われています。

そしてここ國立海洋生物博物館では、事前に予約さえすれば館内に宿泊体験が出来るのです。(但し、予約は常に混雑しています)
当日は、入口で「宿泊体験予約者です」と伝え宿泊者用ストラップを受け取り、時間になったら、宿泊者集合場所に集まります。(時間までは水族館の見学が可能)
最初は全員で紹介ビデオを見たり注意事項等の説明があり、その後、グループに分けられ、水族館バックヤードツアーへ出かけます。(案内は全て中国語でした)
このバックヤードツアーでは海辺へ出て珊瑚や貝殻を見学できるほか、水族館で餌付け体験もできるのです。バックヤードツアーの後は、夕食があったり自由参加のDIY教室もありました。
そして夕食後に水族館の夜のツアーへ。やはり昼の水族館とは違い、夜の水族館はとても神秘的です。

夜のツアーが終わると、就寝準備の時間です。
予約した順に布団を受け取り、場所取りへ。予約が遅いといい場所は確保できない可能性大ですが、それでも水族館の夜の姿は一見の価値ありです。
水槽の魚たちも休むため、夜になると水槽の電気が消されます。
そして朝は、まだお客さんが入る前の静かな水族館を見学することもできます。

日本でも最近、宿泊できる水族館が増えては来ましたが、小学生向けで親子での参加を条件にしているところが多いのも事実です。
年齢問わず、貴重な体験ができる場所は、そう多くないはず。みなさんもご興味があれば是非体験してみてください。


※國立海洋生物博物館
 場所: 屏東縣車城郷後灣村後灣路2號
 詳細: URL http://www.nmmba.gov.tw/ (中文、英語)
〔台北からのアクセス〕
* 飛行機
 台北から高雄へは、立栄航空、復興航空、華信航空が運航。
 高雄からは、屏東客運バス、中南客運バスが運行する「海洋生物博物館」行きのバスに乗車。

* 鉄道:
 高雄駅下車。
 高雄駅からは、墾丁、鵝鑾鼻の行きの中南客運バスに乗り換え「恆春バス停」下車。
 ここから屏東客運橘線に乗り換え、海洋生物博物館下車。

ジンベイザメが泳ぐ水槽のバックヤードジンベイザメが泳ぐ水槽のバックヤード

クラゲへの餌やりクラゲへの餌やり

就寝場所のようす就寝場所のようす