台湾 / 台湾における治安情報
掲載日時:0000年00月00日
情報提供:外務省 海外安全相談センター
台湾は、比較的治安の良いところと言われていますが、日本に比べると治安は悪いと言わざるを得ません。
犯行時間帯をみると、強盗、強姦、恐喝及び暴力事犯などの凶悪事件は、午前0時から午前2時、空き巣などの侵入盗は午前7時から午前9時に最も多く発生しています。また、子供の送迎やゴミ出しなどで家を空けた隙に被害に遭う傾向があるというデータもあり、注意が必要です。
誘拐事件については、2004年に80件が認知されており、幼い子供が被害に遭うケースが多く、そのほとんどが身代金目的によるものです。なお、ここ数年は日本人の被害者はありません。
■ 日本人の被害例
現在、台湾には、約1万6千人の日本人滞在者がいるほか、毎年100万人近くの日本人渡航者が訪れており、毎年平均120件前後、事件や事故に遭遇しています。
■ 犯罪被害危険地域
警政署の犯罪統計によると、2005年上半期の地域別犯罪発生件数は、台北県が全体の約18.1%と最も高く、次いで、台北市、桃園県、台中市、高雄市の順番になっていますが、認知件数を人口比で比較すると、台中市の比率が最も高く、次いで、嘉義市、桃園県、新竹市、高雄市の順番になっています。
■ 屋外犯罪対策
屋外犯罪には、路上強盗、恐喝、ひったくり、スリ、置き引きのほか暴行、傷害などのいわゆる粗暴犯があります。これらの犯罪を100%予防することはできませんが、被害に遭う危険性を最小限にするためにも、「外出時、周囲への警戒を怠らない」、「危険地域、危険時間帯に外出しない」ことが大原則であり、次の犯罪を予期した行動をとることが効果的な予防策になります。
* 外出する時は、目立たない服装及び携帯品にするよう心がける。
* 歩道を歩く時は、携帯品を道路側に持たないようにし、混雑した場所では前に抱えるようにする
台北市内では、特記すべき危険地域はありませんが、夜間照明がない場所や人気のない場所には気をつける必要があります。夜市などの観光客が多く訪れる場所は、観光客を狙った「ひったくり」や「スリ」に注意が必要です。また、タクシー運転手による犯罪事件は減少傾向にありますが、利用の際は、車体や行灯にナンバーが表示されているかを確認して、できる限り安全なタクシー車輌を選ぶことを心掛けてください。(通常、台湾のタクシーにはいわゆる「タクシーナンバー」が車体等に表示されていますが、たまに、これらを表示させていないタクシーもあります。これらのタクシーは、外見上は通常のタクシー(黄色)と同一で、実際に無登録かどうかは不明ですが、一般にタクシーを選ぶ場合、タクシーナンバーが表示されているタクシーを選ぶ方がより安心です。)なお、日本人の被害事例には、林森北路(飲食店が密集する台北市内の繁華街)から帰宅途中に暴行を受けたケースがあります。
■ 緊急時の連絡先
* 警察: TEL 110
* 消防・救急車: TEL 119
* 交流協会
〔台北事務所〕
住所: 台北市慶城街28号 / TEL: (02)2713-8000(代表)、(0937)043-408(執務時間外の緊急連絡用)
〔高雄事務所〕
住所: 高雄市苓雅区和平一路87号 9F / TEL: (07)771-4008
※このページ内の情報は、外務省「海外安全ホームページ」より引用しております。
犯行時間帯をみると、強盗、強姦、恐喝及び暴力事犯などの凶悪事件は、午前0時から午前2時、空き巣などの侵入盗は午前7時から午前9時に最も多く発生しています。また、子供の送迎やゴミ出しなどで家を空けた隙に被害に遭う傾向があるというデータもあり、注意が必要です。
誘拐事件については、2004年に80件が認知されており、幼い子供が被害に遭うケースが多く、そのほとんどが身代金目的によるものです。なお、ここ数年は日本人の被害者はありません。
■ 日本人の被害例
現在、台湾には、約1万6千人の日本人滞在者がいるほか、毎年100万人近くの日本人渡航者が訪れており、毎年平均120件前後、事件や事故に遭遇しています。
■ 犯罪被害危険地域
警政署の犯罪統計によると、2005年上半期の地域別犯罪発生件数は、台北県が全体の約18.1%と最も高く、次いで、台北市、桃園県、台中市、高雄市の順番になっていますが、認知件数を人口比で比較すると、台中市の比率が最も高く、次いで、嘉義市、桃園県、新竹市、高雄市の順番になっています。
■ 屋外犯罪対策
屋外犯罪には、路上強盗、恐喝、ひったくり、スリ、置き引きのほか暴行、傷害などのいわゆる粗暴犯があります。これらの犯罪を100%予防することはできませんが、被害に遭う危険性を最小限にするためにも、「外出時、周囲への警戒を怠らない」、「危険地域、危険時間帯に外出しない」ことが大原則であり、次の犯罪を予期した行動をとることが効果的な予防策になります。
* 外出する時は、目立たない服装及び携帯品にするよう心がける。
* 歩道を歩く時は、携帯品を道路側に持たないようにし、混雑した場所では前に抱えるようにする
台北市内では、特記すべき危険地域はありませんが、夜間照明がない場所や人気のない場所には気をつける必要があります。夜市などの観光客が多く訪れる場所は、観光客を狙った「ひったくり」や「スリ」に注意が必要です。また、タクシー運転手による犯罪事件は減少傾向にありますが、利用の際は、車体や行灯にナンバーが表示されているかを確認して、できる限り安全なタクシー車輌を選ぶことを心掛けてください。(通常、台湾のタクシーにはいわゆる「タクシーナンバー」が車体等に表示されていますが、たまに、これらを表示させていないタクシーもあります。これらのタクシーは、外見上は通常のタクシー(黄色)と同一で、実際に無登録かどうかは不明ですが、一般にタクシーを選ぶ場合、タクシーナンバーが表示されているタクシーを選ぶ方がより安心です。)なお、日本人の被害事例には、林森北路(飲食店が密集する台北市内の繁華街)から帰宅途中に暴行を受けたケースがあります。
■ 緊急時の連絡先
* 警察: TEL 110
* 消防・救急車: TEL 119
* 交流協会
〔台北事務所〕
住所: 台北市慶城街28号 / TEL: (02)2713-8000(代表)、(0937)043-408(執務時間外の緊急連絡用)
〔高雄事務所〕
住所: 高雄市苓雅区和平一路87号 9F / TEL: (07)771-4008
※このページ内の情報は、外務省「海外安全ホームページ」より引用しております。
- ●外務省提供
- ●観光庁提供
- ●厚生労働省 検疫所情報
- ●国土交通省航空局 提供