---

【都市別安全情報(トラベルサポート)】- 東南アジア

ペナン [ Penang ]

マレーシア [ Malaysia ]マレーシアの国旗

都市別渡航先速報

マレーシア / スマトラ島沖地震による影響について

掲載日時:2004年12月27日

情報提供:株式会社 旅工房

インドネシア西部のスマトラ島沖で発生した地震、及び大規模津波の影響について、マレーシアから入りました情報をお知らせいたします。

【ペナン島】
ペナン島の各リゾートはビーチが広く、ホテルの建物とビーチの間にも広い庭がある造りになっているために、建物自体が影響を受けている報告はありません。
押し寄せた波の影響でビーチにはごみが溜まっており、各ホテルではビーチのごみを集めるなどの対応をしています。
全てのビーチサイドのホテルの営業状況、スイミングプールに問題はなく、ビーチ、海水は多少汚れている為、ビーチは清掃作業が行われています。
ホテル内ではお客様は普通に過ごされ、プールで泳いでいるお客様もいらっしゃいます。

◆ベイビュービーチリゾート
スイミングプールに海水が入った為、清掃作業が行われ、その影響により1、2日スイミングプールを閉鎖する予定です。

◆オリエンタルシーフードレストラン
ビーチフロントにあったために影響を受け、約1ヶ月間メンテナンスと改装の為、クローズとなります。

◆ガーニードライブ(屋台街)
海水が及んだ事によりゴミが集まった為、ペナンの清掃局による清掃作業が行われています。

その他ホテル、又、観光場所への問題はございません。
ペナン大橋は昨日建設省の調査に基づき、橋脚、橋梁等を確認しましたが、一切の問題は無いと発表されました。


【ランカウイ島】

◆ペランギホテル、カサ・デマール(3ツ星)
チェックインが不可能になっています。今後メンテナンスに伴い、約1ヶ月間クローズする予定です。

◆ベルジャヤランカウイ
ビーチフロントの数部屋建物に被害があったものの、他のカテゴリー(山側)には影響はなく、また敷地も広大な為通常通り営業しています。ホテルのロビーも高い位置にある為に、問題はございません。
ホテルによると、ビーチは清掃の為に2、3日間使用不可となり、マリンスポーツ&アクティビティはお勧めできない状況です。
これ以外の全ファシリティは、通常通りの営業となっています。

◆シェラトンランカウイ
お部屋、コーヒーハウス、スイミングプールには影響がありませんでしたが、海に面したキャプテングリルレストランのみ影響があった為、このレストランのみクローズとなります(ホテルは通常通り営業、お部屋、コーヒーハウスも問題ありません)。


【その他のビーチリゾート】

◆パンコールラウリゾート
影響なし

◆パンコールアイランドビーチリゾート
影響なし (ホテルからは全ての宿泊者、従業員は安全との報告が出されています)

これら2つのホテルは震源地と直線で結ばれていないので、津波は来ていません。但し、通常より波が高くなったもようです。
パンコールアイランドビーチリゾートの担当者によると、12月26日午後1:30頃に波が高くなり、直ちに一切のビーチアクティビティが取りやめられましたが、その後再開しております。

◆スイスガーデンダマイラオ(ルムッ)
影響なし

◆ポートディクソン アビリオン水上コテージリゾート
影響なし

◆マラッカ海岸
影響なし

◆コタキナバル
影響なし

◆ジョホールバル
影響なし


【その他】
マレー鉄道、その他のマレー半島の都市は全く影響はありません。
ティオマン島、レダン島、ランテンガ島、プルフンティアン島などは、半島東海岸である為に、地震、津波による影響は全くありません。


【マレーシアの国際空港】
クアラルンプール国際空港、ランカウイ空港、ペナン空港など、全ての国際線、国内線の空港は通常通りとなっています。


マレーシアは元から地震が発生しない地盤である為に、地震を感じることはまずありません。
今回の地震はクアラルンプールから何百キロ以上も離れているスマトラ島沖が震源となっており、同地では震度を記録することはありません。
ただし今回はマグニチュードが大きく、クアラルンプールに住んでいる高層階(15階など)の住人の中には、揺れを感じで驚いた人もいると新聞で報道されています。
地震が発生することのない国の中で、初めてこの微々たる揺れを高層階で察知したことが話題になっています。


また新しい情報が入りましたらご報告いたします。